[ 松戸最終日7レースで1人しかゴールできず ] 7日に行われた松戸競輪の最終日7レースは、
出場した7人のうち5人が落車棄権、1人が失格。1人しかゴールできなかったため、
発売された2車複、2車単、3連複、3連単、ワイドの全車券が不成立により全額返還となった。
残り2周で田口勇介(秋田)−大塚英伸(静岡)−須藤誠(千葉)が先行すると、残り1周半の
打鐘で藤井侑吾(愛知)−山本巨樹(大阪)が反撃。田口と藤井の主導権争いとなり、
最終1角で田口が外へ斜行(失格)して藤井と共に落車。直後の大塚、山本がそれに乗り上げ、
さらに須藤、白岩大介(埼玉)も避け切れずに次々と落車した。唯一、事故を大きく外へ避けた
河合佑弥(東京)だけが、そのまま独りで走り切って1着でゴールした。競輪では落車しても
再乗してゴールすれば完走と認められるため、大量落車が発生しても
1人しかゴールしないケースは極めて稀。(デイリー 2023.02.07)