[ 新井貴浩監督“再生工場”稼働 ]　広島の新井貴浩監督が２日、ベテランの田中広輔内野手に
向けて“再生工場”を稼働させた。フリー打撃で３３歳に熱視線を送った指揮官。打撃練習後には、
視察に訪れていた元阪神、ロッテの鳥谷敬氏と、ともに４０代まで一線で活躍した２人で
約１０分間、時折身ぶり手ぶりも交えながら打撃ケージ横で会話を交わした。「アドバイスというか
股関節の使い方を。新たにこうした方がいいよと言ったわけではない。年齢を重ねてくると、
股関節が動かなくなってくるから。それは広輔も分かっているし、トリ（鳥谷）と
自分が思っていることと広輔が思っていることは一緒。彼が取り組んでいることに
『いいんじゃないの？』と」リーグ３連覇時にリードオフマンとして打線を支えたが、
昨季はプロ最少の出場４１試合にとどまった。「まだ（今年）３４でしょ？全然出来ると思う。
彼にも期待しているし、初日、今日とスイング、ノックの動きを見ても、しっかりとやってきたなと分かる。
彼が今年に懸ける思いが伝わってくる。優勝を経験してない選手が多い。彼の復活によって
数字で測れない影響がある」田中自身、立場は自覚している。「もう、やるしかないんで。
今までチームのこと、周りを見ながら、というのはもちろん続けなきゃいけないことですけど、
そんなこと言っている場合じゃない。まずはしっかり自分のことをやりたい」指揮官の期待に応えるべく、
覚悟を持ってキャンプを駆け抜ける。（報知 2023年2月2日 19時39分）

鳥谷さん、広島のキャンプに来たんや。

以上。