【小山→高崎】2画面同時再生で徹底検証!「新幹線」は「両毛線」よりどれだけ速い!?(しろはんど)
1:新幹線の料金が高いので現実的ではない。
2:大宮駅で「東北新幹線→上越もしくは北陸新幹線」の乗り換えが待たされない様にする必要がある。
3:小山ともなれば宇都宮方面への移動も然る事ながら久喜、大宮方面への移動の需要の方が大きい。
群馬県と栃木県の往来が盛んなのは太田市−足利市の辺りだけ。小山市まで来ると
隣県への移動はむしろ茨城県古河市、結城市、筑西市の方が需要としては大きい。
それと「端から端への移動」に限定されるとは限らない。
前橋市への移動需要も含めるとこの経路は使っちゃう金額の割にはそこまで有効ではない物になる。
小山→前橋(両毛線)と小山→(大宮)→(高崎)→前橋で後者は高崎→前橋間の移動で時間が追加される。
前者は「高崎→前橋」の移動が存在しない分所要時間も短くなり料金も安くなる。
両毛線として走らせている高崎−小山の区間は
端から端まで「だけ」の需要のみが存在している区間ではない。
群馬県内では県庁所在地の前橋市、人口20万人を越える伊勢崎市を結ぶ鉄路の大動脈。
栃木県内ではローカル色が強くなるがそれでも足利市、佐野市、栃木市を結んでいる動脈路線。
桐生市をどう考えるか?なんだが桐生市は鉄道の主要駅が分散しすぎている。
東京都内に出るなら「りょうもう」だろうなぁ…。
西桐生、桐生、新桐生。各社の主要駅が分散しているのは面白みはあるが弱点でもある。
なので「(両毛線は)桐生市を結んでいる」は正解ではあるが現実的にはやや弱い話。
まぁそういう事で。
(●▲●)「鉄オタは高崎駅だけで考えがち」
高崎への一極集中が進めば高崎市民は苦労を強いられ前橋市民は影こそ薄いが
実は割と住みやすい前橋市が出来上がってほくそ笑む事になる。
……。
小山−(新幹線)−大宮(約30分)、大宮での待たされ時間(約10分)、
大宮−(新幹線)−高崎(約25分〜30分)
小山−(新幹線)−高崎で最大約70分と考えた場合、両毛線で約70分は
単線区間の待たされ時間が存在し、しかもその幅が大きいので一概には言えないが桐生駅付近。
小山(08:02)−大宮(08:19) ※なすの266号(土曜・休日は運休)
大宮(08:29)−高崎(09:00) ※たにがわ403号
小山(08:01)−桐生(09:01)
1:大宮での乗換待ち時間が何分掛かるか?によって左右される。
2:両毛線の(特に栃木県内での)交換待ち時間が何分掛かるか?によって左右される。
……。
桐生から先を引っ張ってくると所要時間はあまり変化しないんだわ。
大宮(08:29)−高崎(09:00) ※たにがわ403号
高崎(09:07)−前橋(09:22)−伊勢崎(09:36) ※伊勢崎行き
小山(08:01)−桐生(09:01)−伊勢崎(09:19)−前橋(09:34)
前橋だと所要時間はあまり変わらない(料金面を考えたら新幹線という選択肢は薄くなる)。
伊勢崎だと実は普通に両毛線に乗り続けていた方が速くなる。
(●▲●)「鉄オタは高崎駅だけで考えがち」
高崎駅周辺のタワマンに住みたいか?と言われたら食品の買い出しに難儀する。
イオンスタイル高崎くらいしか現実的な選択肢がないが物価高も相まってか全体的に高い。
ベイシアやフレッセイやとりせんやヤオコーやベルクと言った選択肢も群馬県内ならありえる中で
わざわざイオンスタイルぅ?の様な印象になるので優先順位としては低くなる。
(●▲●)「高崎駅がそんなに偉いのか」
渋川や沼田といった北部に該るであろう地域も含めて群馬県内の各地各所が
経済的にも住む場所としての魅力もより増した状態を作り上げていかない事には
群馬県全体の発展はない。
以上。