[ 障害者施設の入所者虐待、容疑で職員ら逮捕 ] 岡山県内の障害者施設2カ所で入所者に虐待したとして、
岡山県警は17日、暴行の疑いで施設職員だった太田道紹容疑者(70)=同県津山市小田中=と、
職員の清原みゆき容疑者(66)=津山市中原=を逮捕した。太田容疑者の逮捕容疑は
昨年10月21日午後7時ごろ、津山市内の社会福祉法人「津山社会福祉事業会」が運営する
障害児入所施設で、男子高校生の左足首をつかんで引きずる暴行を加えた疑い。
清原容疑者の逮捕容疑は昨年11月11日午後1時半ごろ、法人が運営する別の障害者支援施設で、
入所者の40代女性の足を数回殴った疑い。県警によると、いずれも容疑を認めている。
県からの情報提供や施設関係者からの相談で発覚。同法人では一昨年にも当時の職員2人が入所者らに
暴行したとして逮捕、起訴された。法人の担当者は「虐待行為が繰り返されたことについて、利用者と
ご家族には深くおわびする。根絶に向けて強い気持ちで取り組む」とコメントした。(産経 2023/1/17 13:11)