2023年01月13日(金)続編

[ 「ぐんまちゃん」アニメ続編 ] 群馬県制作アニメ「ぐんまちゃん」の続編となるシーズン2の
放送について、県は12日、4月から群馬テレビなど3局で開始すると発表した。
各局の具体的な放送開始日や放送時間は決まり次第、アニメの公式ホームページなどで公表する。
制作陣、キャスト、作品テーマなどはシーズン1を引き継ぐ。1話約7分を3話ずつの
番組構成も変わらない。全13回の予定。放送局は地上波がシーズン1の8局から
2局になった一方、衛星放送「BSフジ」が新たに加わった。県によると、BS放送は
全国約4500万世帯が視聴可能。山本一太知事は12日の定例会見で「BSフジは全国ネット。
見ることができる世帯は増えたと思う」と強調した。(上毛新聞 1/13 11:00)

【放送局】群馬テレビ、TOKYO MX、BSフジ

まぁある程度好評だったんで続編の可能性も考えてはいたけど群馬県が予算を出してくれるかどうかは
また別の問題だったんで。続編やりますよと発表したという事は群馬県の出資に目処が立ったという事。

テレビアニメは1話(24分)作るのに平均1000万円。そういう世界。

……。

1:制作陣、キャスト、作品テーマなどはシーズン1を引き継ぐ

つまり監督、脚本は引き続き本郷みつるさんが務められるという事か。
非常に手堅い作品を作ってくるという印象。それと同時に苦慮している姿も透けて見えた。
ぐんまちゃんは群馬県というお固い自治体のキャラクターなのであまり過剰には動かせない。
結局「ぐんまちゃんのお友だち」やら「ぐんまちゃんの親戚」やらと言ったキャラクターを作って
そっちの方を動かし、ぐんまちゃんがそっちについていくという形式を取る事に相成った。

既にシーズン1でぐんまちゃんのお友だちは顔見せしているのでシーズン2では
紹介なしで動かしやすい一方、新しいお友だちがいないとやっぱり視聴者は飽きてくる。

2:公営競技をどう扱うか。

埴輪競輪、埴輪ボートレース。シーズン1ではそれらを題材にしたがオートレースはまだ扱ってない。
ひらがなぐんまと漢字の群馬は違う世界だから出て来なくても不思議ないと言われたらそれまでだが
競輪やってボートやって高崎競馬は廃止になったから仕方がないとして群馬県内の公営競技なら
オートレースはまだやってないよなぁー?となる。

4月から放送開始だから2月から本格的にはじまる走路改修も終わった後だろ。

ギャンカスを描くのではなく公営競技を通した人間模様(ひらがなぐんまの世界なら「ポニー模様?」)、
あるいは埴輪模様を描く事で含蓄のあるお話に仕立て上げる事。

3:たぶん遊びはないと思うよ。

4月放送開始という事は「機動戦士ガンダム 水星の魔女(2期)」と被る。
まぁ「ハニワマーキュリー」とか出してきてぐんまちゃんと喋らせるなんていう事は出来ないだろうね。
シーズン1とは作風をガラリと変えるぐらいの大それた事が出来れば話題にはなるがまぁ難しい。
基本的には「シーズン1の延長線上」でお話の内容を考えた方が無難。過度な期待はできない。

「手堅いなぁ〜」「手堅いなぁ〜」「群馬県が予算をつけてる作品でそんな大冒険は出来ないよねぇ〜」

みたいな内容に終始するものと思っている。

以上。

2023年01月13日(金)13時48分05秒