[ 差出人不明の年賀状、大量に誤送付 ] スマートフォンから年賀状を作成・送付できる
「スマホで年賀状」を運営するCONNECTIT社(渋谷区)は1月4日、顧客から受注して
発送した年賀状の一部で、差出人欄に誤って同社の広告を印刷してしまい、
誰から送られたか分からない状態で届けてしまったと発表し、謝罪した。
対象者は、配送先を含めると「数十万人を超える」という。注文者には返金し、
年賀状を再作成して詫び状とともに改めて送付するとしている。対象は、
年賀状を直接相手に届ける「直接投函」を選び、2022年10月3日から2023年1月1日午後1時19分までに
注文したユーザーの一部。年賀状を自宅に配送した顧客は対象外。原因はシステムの不具合。
もともと差出人に広告を印刷する仕様の「じぶん宛年賀状」(直接投函を選んだユーザーが、
保存用に自分あてにも年賀状を送る機能)を実装したところ、自分以外に送る年賀状にも
広告を印刷してしまったという。「じぶん宛年賀状」を利用していないユーザーの一部にも
影響が及んだとしている。該当の注文を特定し、1月中旬以降、注文者に順次返金する他、
年賀状を再作成し、1月10日〜11日にかけて送付する。詫び状も別送する。(産経 2023/1/5 14:00)