[ 首相、米原子力空母を視察 ] 岸田文雄首相は6日、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を
拠点とする原子力空母ロナルド・レーガンに乗艦した。北朝鮮や中国をにらみ、日米同盟の
抑止力をアピールする狙い。視察中、中国の空母に関して意見交換する場面があり、
関心の高さをうかがわせた。関係者によると、日本の首相が米空母を訪れるのは
平成27年の安倍晋三元首相以来で2回目。岸田首相は説明を受けながら艦内を視察し、
戦闘機の操縦席にも座った。中国の新型空母「福建」が話題になり、首相は装備された
艦載機発進用の電磁式カタパルト(射出機)を中国がうまく活用できるかと質問。
運用可能な船員が育っていないだろうとの米側の答えに「機械だけではなく、
技術や人の能力が求められるということだ」と納得した様子だった。(産経 2022/11/6 22:51)