[ 長野久義選手 移籍のお知らせ ] 本日、広島東洋カープ 長野久義選手(37歳)の
読売ジャイアンツへの移籍が合意に達しましたのでお知らせいたします。(広島東洋カープ 2022.11.02)
[ 広島東洋カープとのトレード合意について ] 読売巨人軍は、野球協約第105条に基づき、
広島東洋カープ所属の長野久義選手(37歳、右右)のトレード移籍について、同球団と合意しました。
週明けにも正式な移籍手続きを行います。(読売巨人軍 2022.11.02)
[ 去り際も配慮忘れず 涙の長野久義 ] 広島、巨人両球団は2日、長野久義外野手(37)の
巨人への移籍が合意に達したと正式発表した。長野はこの日、マツダスタジアムへ訪れ、
関係者らへ挨拶した。その後、報道陣への取材ではチームやファンへの思いを問われて、
涙を流して感謝。「送別会は受け付けません」と、チームメートへの配慮を忘れない
長野らしさ全開の対応となった。長野は19年1月、巨人がFAで獲得した丸佳浩の人的補償で
広島に移籍。4年間を広島で過ごしたが、5年ぶりとなる古巣への電撃復帰が決まった。
長野の一問一答は以下。
−心境は。
「球団間で話しあっていただいて、僕の将来のことを考えていただいた結果だと思います」
−野球人生において広島での4年間は
「そうですね、やっぱり最初の不安というのが、一から人間関係を構築するという、
それが一番最初は不安だったんですけど、気がつけば4年間で、倍の信頼できる仲間たちが
できたのが一番よかったと思います」
−カープファンも温かく迎えていた、声援をどう感じていた。
「本当に家族のように迎え入れてくれたので、いいときもわるいときも常に声をかけていただいて、
本当にこの4年間で…。本当に、ありがたかったですね」
−今オーナーと話して、どういう話を。
「頑張ってくれ、と。とりあえずここの施設も12月いっぱい使っていいという風にいっていただいて、
しっかり体を鍛えて、向こうにいくときにびっくりさせてやれと言われました」
−広島で得たものは。
「本当に素晴らしい球団関係者の方たち、チームメート、ファンの皆さんに会えたことが
一番僕の財産になったと思います」
−思い出の試合は。
「思い出の試合ですか、思い出の試合は特にないですね…。いやいや、最初のマツダスタジアムで最初に、、。
あれ僕代打で出ましたっけ、初出場?絶対に?全然違ったら恥ずかしいからやめてくださいよ(笑)
そうですね、一番最初の試合ですかね、デーゲームの」
−広島との対戦はイメージできるか
「楽しみな対戦になりますし、またマツダスタジアムに戻ってこられるようにしっかりと頑張りたいと思います」
−若手へのメッセージを
「いい若い選手はいっぱいいるので、このままみんな明るくやってほしいと思いますし。
送別会は受け付けていないので。それだけは書いておいてください。
また本当にグラウンドで会えることを楽しみにしています」
−FA権を保有していたが
「全然考えていなかったです。スポーツ紙も不明と書いていたので、そのままだと思います」
−来季に向けて
「カープとジャイアンツと優勝争いできるように頑張りたいと思います。
オーナーは「カープ戦、打つなよ」と。お手柔らかにお願いしますと伝えました」
−カープファンへ
「カープファンのみなさん、4年間ご声援ありがとうございました。
由宇にまで応援に来てくださった方もいらっしゃったので…。そうですね…」
−ひとりひとりのファンの声援が?励みになった?
「そうですね」(泣いて沈黙)(デイリー 2022.11.02)