[ 2代目ネコ駅長、天国へ 福島・会津鉄道 ] 福島県会津地方を走る会津鉄道の芦ノ牧温泉駅
(会津若松市)で、乗客の出迎えや駅の巡回をするネコ駅長として親しまれた「らぶ」が5日、死んだ。
初代の「ばす」の後を継ぎ2015年、「二代目名誉駅長」に就任。8歳の雄で、人間に換算すると
48歳だった。会津鉄道によると、5日午後1時ごろ、飼い主の小林美智子駅長(64)宅で
息を引き取った。8月6日に慢性腎臓病が判明していた。その後は出勤せず療養していたが、
小林さんが仕事に向かうと、2階の窓からさみしそうに駅の方向を見つめていたという。
今夏公開の映画「にゃん旅鉄道」にも出演していた。会津鉄道は今後、芦ノ牧温泉駅で
「お別れの会」を開く予定。小林さんは「ありがとうの一言」と話しているという。(産経 2022/10/5 19:33)