2022年09月29日(木)旅行

全国旅行支援とかJR東日本パスとか県民割とか秋の乗り放題パスとか週末パスが踊りだすこの頃。

難しく考えるから混乱する。そんなに難しく考える必要はないよ。

まず最初に考えるのは「安くなるから旅行しよう」といった金額面でばかり考えるのはやめる事。
こんな支援なんてどうせ今のうちだけ。いずれは消えてなくなる代物。

割引される事に慣れたら本来の価格が高く感じて旅行に出かける事がおっくうになる。
割引された環境にどっぷりと漬かり続ける事はしない事。

「安くなるから行くのではなく行きたい場所があるから行く事」をきちんと頭に植えておく事。
「金は払ったるからプロなトコ見せんかい!」とした意識の方が上手く行く。

プロ野球、プロボウラー、プロゴルファー。

世の中には「プロ」と名のつく肩書きを有している人が結構いる。
旅館やホテルに関してもその施設の運営のプロ、あるいは料理のプロといったプロが絡んでいるはず。

プロらしくない働きをする様な人物が多数蠢いているホテルはノーサンキュー。

「金は払ったるからプロなモノ見せんかい!」

それが旅行の合言葉。安いから行くとするな。価格ばかりにこだわるな。

……。

「秋の乗り放題パス」は関東圏の住民には今回は縁がなさそう。

その購入費用を他の切符に回した方が結果的には満足度が高くなりそうな展開になる。

「全国旅行支援」は平日旅行者向けのそれに仕立て上げられている。
「全国旅行支援」宿泊費が4割引き、クーポンは平日が3000円分で休日は1000円分。

7500円の宿泊費を元に平日と休日を比較する。

県民:7500円の2500円引きで5000円。2000円分のクーポンで実質3000円。
平日:7500円の3000円引きで4500円。3000円分のクーポンで実質1000円。

県民割よりも全国旅行支援の平日適用の方が宿泊費は安くなる。

休日:7500円の3000円引きで4500円。1000円分のクーポンで実質3500円。

全国旅行支援の休日適用だと現在の県民割よりも渋くなる。

ただし交通費に関して、休日だと「週末パス」や「休日おでかけパス」の様な切符が充実している。

なので「宿泊費+交通費」の合計費用で比較した方が無難。

全国旅行支援は公共交通機関を絡めた旅行で最大8000円引き、それ以外は最大5000円引き。

宿泊費ではなく「交通費」を圧縮出来る特徴がある。
交通費を圧縮したい旅行なら全国旅行支援の方が無難。

都市間を往復で移動する、あるいは移動した都市の先までちょこっと移動して周遊して楽しむ。
そうした形の旅行であれば全国旅行支援の方が無難。

鉄道(切符)と宿泊施設をひとまとめにして販売している旅行会社のパックツアー。

候補1:北陸新幹線で上越妙高よりも先の区間へ。
候補2:東海道新幹線で東京を出発して静岡県内へ。

全国旅行支援は旅行費用40%引き(上限金額8000円まで)なので2万円の企画で元が取れる。

それ以上だと味が薄くなる。

旅行会社による商品の場合、JRへの乗車票は乗車時に駅で受け取りをする必要がある商品もある。
窓口が混雑する事も考えられるので乗車時間に余裕を持って駅に到着しておいた方がいい。

JR東日本パスはJR東日本管内と一部の私鉄が3日間連続で乗り放題になる企画乗車券。
週末パスの範囲になっているくりこま高原よりも北、主に青森、秋田、岩手発着の計画に向いている。

ただし全国旅行支援の実施が発表され、平日優遇である事が判明したので
平日の指定席も含めて人気列車の指定が埋まっていく。もはや満席の便も珍しくない。

例えばはやぶさ1号なんて期間中はもうほぼ満席が当たり前状態。
その満席を作り出した多数の乗客がどこへ行くかと言われたらきっちりと新青森まで乗っていく事でしょう。

場合によっては青森市を回避する必要がある。

JR東日本パスは都市間の往復が主の旅行商品では出来ない地域を周遊する使い方の方が無難。
JR東日本パスはそれでも平日利用で周遊する使い方の方が無難。

……。

週末パスは週末の日帰り旅行を2日間連続で行う行程で真価を発揮する。

週末パスならしなの鉄道に乗れるけどJR東日本パスだとしなの鉄道に乗れない。
週末パスでもJR東日本パスでも北越急行(ほくほく線)には乗れる。

JR線以外の一部私鉄も乗れる。その一部私鉄に乗るのか乗らないのかで選択肢が変わる。
週末パスの発売は有効期間開始日の「前日まで」なので注意。

週末パスで宿泊を伴う旅行をしようとすると宿泊費が高騰する傾向になる。

……。

いつどの商品を使って足を運ぶのか。

10月1日(土)、2日(日)は週末パスで日帰り旅行を2連発してみたい所。

しかし2日(日)は

「スプリンターズステークスが」「機動戦士ガンダム 水星の魔女(の第1話)が」「凱旋門賞が」

みたいな感じで大変。

「えちごツーデーパス」の様な周遊型の乗車券とそこまでの(そこからの)切符を購入しての日帰り旅行。

それを1日(土)に行って2日(日)は休むのが無難な線か。

8日(土)から10日(月・祝)までの間は僅かな期間のみ延長された「県民割」を用いる旅行がよさそうか。

宿泊費用は高くなるが「全国旅行支援(休日)」よりは安くなる事がある。

10月11日(火)〜13日(木)までの「JR東日本パスの期間ではないけれど全国旅行支援の期間」に該る
平日で全国旅行支援を適用した都市間往復のいわゆる「パックツアー」による平日ずらし旅が実行できる。

JR東日本「管外」に出るならこの時期か。

10月14日(金)からはJR東日本パスが適用可能。JR東日本パスは期間内の連続する3日間が有効期間。

10月14日(金)から16日(日)までの3日間は非常に混雑するだろうね。

10月17日(月)からの適用による平日利用が比較的無難な線か。

10月14日(金)は鉄道の日なのでそれ絡みの地域イベントに参加するのが無難な行動か。

JR東日本パスの期間が終了したら全国旅行支援が再度の主役を張る。
JR東日本パスと全国旅行支援を組み合わせた格安旅なんて「みんな考える事は一緒」。

そこはお勧めする事が出来ない。

……。

それと最後になったが旅が重なる場合は旅費もやっぱり掛かるので
場合によってはクレジットカード利用枠の上限を上げておく事をお忘れなく。

以上。

2022年09月29日(木)18時13分09秒