鉄道開業150年記念 JR東日本パスとかいう旅の手慣れに挑戦状を叩きつけてくるかの様な記念企画。
・購入は使用開始の3日前まで。「えきねっと(Web)」限定発売。えきねっとのアプリからでは買えない。
実施期間は2022年10月14日から2022年10月27日まで。
最終発売日は2022年10月22日(2022年10月25日〜2022年10月27日ご利用分)。
最終利用開始日は2022年10月25日(2022年10月25日〜2022年10月27日ご利用分)。
そこから「旅行に出かけられない日」をどんどん引いていく。
1:10月20日〜23日まで前橋競輪で第31回GI寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントが開催。
2:10月28日は群馬県民の日。その日活動する為に前日の10月27日には群馬にいたい。
3:期間中の土日は15日と16日。それと22日と23日。後者は前橋競輪の昼間開催と重複する。
4:10月19日〜23日まで浜松オートでGIスピード王決定戦。前橋競輪と思いっきり重複している。
・休みを取れるなら平日に利用した方がいい。
当たり前だけどやっぱり土日が含まれる期間になると混雑するわ。
土日を回避して使う(使える)なら「17、18、19」か「24、25、26」。
指定席は乗車当日の1ヶ月前から取れるので逆算して例えば10月24日に乗車するなら
1ヶ月前の9月24日の午前10時以降に申し込みを行う事が可能。
・連続する3日間有効。2日目以降の行程は短めに、かつ簡単にした方が身体に優しくなる。
3日間ずーっと朝から夜まで乗りっぱなし動きっぱなしなんてまず無理。
どこかで身体を休ませる行程を設けた方がいい。
初日はある程度きつきつの行程だけど2日目以降は割とスカスカじゃね?ぐらいが丁度いい。
・時間帯を意識した行程を組んだ方が無難。
商業施設の開店時間は大体朝10時。スーパーマーケットは……午前9時?
宿泊施設に早めに到着して寝泊まりを行い、次の日の朝7時ぐらいにはもう列車に乗って3時間程度。
そうやって朝早くから揺られて目的地に朝10時頃に到着する行程。
あるいは宿泊施設に夜遅くに到着して寝泊まりを行い、次の日の朝10時前ぐらいに宿泊施設を出て
その宿泊施設の近くにある商業施設の開店に合わせてその施設を利用する行程。
どちらにするのか。寝つきやすい時間帯も含めて時間帯を意識した行程を組む方が無難。
・持ち物はある程度多めにしておいた方が安心する。
たくさんの荷物が運べる様になる布製の丈夫で大きい手さげ袋を持っていきたくなる。
・持ち物を少なくする工夫も検討する。
現地でのお土産はその場で宅配を依頼する方が持ち運びが楽になる。
宅配を依頼する場合、料金が割引になるサービスを利用する事で宅配料金が安くなる場合がある。
・分かっているとは思うけど東北地方って大きいよ。
東北地方は広いので移動距離が長くなる。その分所要時間も長くなる。
大宮−新青森で速達型の「はやぶさ」を使っても片道3時間。
その間何をする?寝る?本を読む?景色を見る?予め決めておいた方がいい。
・北東北3県の「第2、第3の都市」を知っていると行程が楽になる。
大都市や県名と県庁所在地の市の名前が一致する所は供給も多いが需要も多くなる。
大都市への単純な往復であればパック旅行でも売られている。
パック旅行ではあんまり売られていない都市への移動。
その県の最大都市ではなく経済的に第2、第3の都市を知っていると行程と宿泊予約が楽になる。
青森県:八戸市(中心地域は本八戸駅周辺)
岩手県:北上市(中心地域は北上駅周辺)
秋田県:横手市(中心地域は横手駅周辺)
山形県:鶴岡市(中心地域は鶴岡駅周辺)
宮城県:大崎市(中心地域は古川駅周辺)
福島県:郡山市(中心地域は郡山駅周辺)
・東北新幹線「はやぶさ」は盛岡−新青森の区間で特定特急券が使える。
全車指定席の新幹線ではあるが空席があればそこに座れる特急券を利用する事が可能。
・秋田新幹線「こまち」は秋田−盛岡の区間で特定特急券が使える。
全車指定席の新幹線ではあるが空席があればそこに座れる特急券を利用する事が可能。
・山形新幹線「つばさ」は新庄−福島の区間で特定特急券が使える。
全車指定席の新幹線ではあるが空席があればそこに座れる特急券を利用する事が可能。
・いなほの罠には気を付けた方がいい。
日本海側を走る特急「いなほ」。秋田から新潟までを走る列車は1日3本しかない。
後は「新潟→酒田」「酒田→新潟」と途中の酒田駅を発着駅とする列車が4本程度なだけ。
秋田から新潟まで「いなほ」を使っても3時間40分程度掛かる。「移動に1日の大半を費やす事」になる。
途中の羽後本荘や酒田、鶴岡といった駅には申し訳ないがその区間を利用する事には消極的になる。
・秋田県の罠には気を付けた方がいい。
秋田駅は大曲駅から秋田新幹線を利用しても片道30分程度。
羽後本荘駅から特急「いなほ」を利用しても片道30分程度。
秋田県の県庁所在地であり、秋田県下最大の都市でもある秋田市は意外と遠い。
もういっそ羽田空港から飛行機で秋田空港へ飛んだ方がいいんじゃあ…と思わせる様な場所に存在。
秋田県内の主要都市を知っていると秋田県内の移動が楽になる。
横手市(よこてし):横手やきそばやかまくらが有名。それと「隣り合っている2軒のイオン」。
仙北市(せんぼくし):角館や田沢湖といった地域はこの辺り。
・なんだかんだで東横インやアパホテルといった大手ホテルチェーンの宿泊にハズレは少ない。
これは読んで字のごとく。
・指定席を予め取るなら「帰り」よりも「行き」で取った方がいい。
行程なんて狂ったり遅れたり早まったりするのが当たり前。帰りの指定を先に取ってしまうと
その時間に間にあう様にしないといけない…!みたいな形で急ぎ足の傾向に陥ってしまう。
……。
【別紙】「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」を利用したモデルコース
以上の表題でJR東日本自身が行程の提案をかけていた。
内容を拝読する。「あー。それもありですね」。
……。
何駅から出発し、何に重きを置き、何をしたら楽しいと感じるのか。
人それぞれなので「これが最適な行程です」なんて出せないし出さない。
手慣れの人たちのお手並み拝見。
以上。