今回の計画を行動に移す数日前から乗り換え案内と格闘。「最適な乗り換え経路はどういう順序?」
そうした形でうんうんと唸る様な難産の状態。
東京ビッグサイトへの経路はある程度確立した感もあるが幕張メッセへの経路はどういう内容にする?
幕張メッセの最寄り駅の海浜幕張への経路。
あれこれ考えて結局まとまったのが当日の朝とかいう体たらく。
1:行きと帰りで経路を違うものにするしかなかった。
2:東武野田線の性格が難産の遠因となってしまった。
当日の朝は普通に寝坊したので当初の予定より遅れての出発と相成った。
昨日から開催が始まっている東京ゲームショウ2022。今回は3年ぶりのリアル開催が復活した。
木曜日はビジネスデー。金曜日は午前中こそビジネスデーではあるものの14時から一般公開開始。
14時からの一般公開開始には「16日の午後券(1300円)」を購入すれば入場可能。
土曜日と日曜日は台風が接近するという情報を耳にしている上に
土曜日と日曜日の混雑は金曜日の比ではないかもしれない。
色々と考えると結局金曜日に済ませておいた方がいいのかな。
そういう印象になったので金曜日の出発。
安く済ませるなら東武鉄道の株主優待乗車券。
複数枚を持って出発。今回の遠征はいつもとは若干異なる荷物の集合体を背にして出発。
駅に到着したら早速株主優待乗車券を片手に乗車。
延々と電車に乗り続けて館林。館林で普通の久喜行きに乗車。終点の久喜に到着。
次の急行中央林間行きまでは時間があるのでその間に改装工事中の駅ナカのスタバを見学。
以前よりも店舗の面積を増やしてきたね。以前は1区画。改装後は2区画。
「レジと座席の両方がある元からの区画」とは別に「座席のみの区画」を工事で作ろうとしている。
内装工事は殆ど終了。外側に「STARBUCKS」の英字を取り付ける工事。
あるいはシールを外壁に張って大きさを合わせて切り取っていく作業。
「実録!スターバックスはこうして造られる!」の様な半ば社会科見学状態。
出発時刻が迫っているので乗車する。
っていうかまさかの半蔵門線の新車に久喜から乗って移動するとは思っていなかった。
半蔵門線の新車に乗車した事はあるが「久喜から」乗るのは今回が初めて。
半蔵門線の新車の18000系で久喜を出発。
さてこの後どうするか。
そこが悩みどころだった箇所のひとつ。
結局は春日部で下車。
乗り換えを1分でやってみようと思ったが案の定失敗。
まぁそれは失敗すると思ってやっておりました。無理のない範囲で小走りで階段を駆け上がって
通路を抜けて階段を降りて野田線の(何がアーバンパークラインじゃ)ホームに降りてみました。
あと10秒あれば間にあったね。いや、あと5秒くらいかな?
どちらにしてもこれは失敗すると分かっていて試しにやってみた感じの体たらく。
春日部駅の野田線のホームには「とーぶらーめん」があるので食べてから行けばいいじゃん。
伊勢崎線の上り電車と野田線の乗り換えってあんまり考慮されていない。
基本的には相性がよくない事が殆ど。
正直どうにかしてほしいわね。春日部駅の高架駅化が完成したら少しは改善するのかしら。
食券を購入して提出してほどなくしてラーメンが完成。頂きますと手を合わせてパクパクと食べる。
この後の時刻表を見ると先にやってくる各駅停車柏行きよりもその次の急行船橋行きの方が早い。
後の電車の方が早く着く。
各駅停車柏行きをチラッと見やってから再度ラーメンに箸を伸ばす。
急行船橋行きがやってくる2分前くらいにラーメンをスープまで完食。ごちそうさまでした。
やってきたオンボロの8000系に乗車。伊勢崎線の8000系よりもボロいの大丈夫?
野田線は早く全線複線化した上で新車を導入して最高速度も平均速度も向上させた状態で
急行もバンバン走らせてJR武蔵野線のいいライバルになってほしい訳ですが。
大宮、岩槻、春日部、清水公園、野田市、運河、流山おおたかの森、柏、高柳、新鎌ヶ谷、船橋。
「ぼくの考えた野田線の急行電車の停車駅」。
清水公園は東武鉄道が駅周辺に大規模な宅地を展開している事を考えたら急行の停車駅にした方がいいでしょう。
「早く複線化しろ東武ーっ!間に合わなくなっても知らんぞーっ!」
そんな印象を乗せながらひたすら船橋方面へと突き進む。そんな車内。
東武の車内で時たま目立つロヂャースの車内広告。
車内広告に描かれている女の子は「原島ろぢゃミ」。ロヂャースを運営している北辰商事の社員さんが描いている。
店内ポップでは爆乳に描かれているので目立つ状況だが車内広告だと目立たない様に描かれている。
あるいは車内広告なので修正が入っているか。
でもよく出来ている広告だよね。描いている人のこだわりが垣間見える。
っていうか急行とはいうけど柏では5分ぐらい停車するよね。
柏駅の構造を考えたら仕方がないのかもしれないがこの長時間停車を経験してしまうと
柏駅を一度爆破して新しく造り直す事で停車時間を短くしてもらいたくもなる訳で。
そんな要望は千葉県と柏市が「柏駅ビッグバン」とか言い出して周辺の商業施設も含めての
大規模な建て替え事業に着手するぐらいでもしない限り実現はまぁ無理でしょうね。
「早く再開発しろ熊谷(知事)ーっ!間に合わなくなっても知らんぞーっ!」
結局の所景気をよくしていくのはインフラへの投資。
投資の結果構築されたインフラを水源の様な状態としてそこから街が発展していく事になる。
つくばエクスプレスが開業して現在の流山おおたかの森駅の周辺にはマンションがニョキニョキと生えてきた。
もうね、「近年造られた人工的な街並み感覚」がバリバリなのよ。あの辺りは。
景気を回復させたいならインフラへの投資。
そんな事を考えている人を少なくとも1名乗せた電車が柏駅を出発してようやく急行らしい飛ばし方を繰り広げる。
やがて東武百貨店に吸い込まれる様にして終点の船橋駅に到着。
問題なのはここから。
難産と称するぐらいに色々な経路を考えては消し考えては消し、それぞれの経路に存在している長所と短所。
どの経路を選んでも短所は存在しているので最終的には「リスクの小さい短所」を有する乗り換えを採用。
結局の所は西船橋(駅)経由の南船橋方面に行く電車を乗り継いで海浜幕張に向かう経路に決定。
船橋→西船橋→南船橋→海浜幕張
これで片道220円。
その乗り換えのどこが短所なのか。
「西船橋から南船橋へ」「あるいはその逆」に進む電車の本数はそんなに多くない。それが短所。
1時間に3本ぐらいしか走っていない。自分の使う時間帯はそんな感じ。
それでも1時間に1本や2本しか走らない事が当たり前の地域からしてみたら贅沢な本数ですが。
船橋駅でJRの切符を購入し改札を通って黄色い電車の停まるホームに到着。
間違えて千葉方面の電車に乗らない様に注意。乗るのは三鷹方面。都内の方に向かう電車。
黄色い電車に乗って一駅で西船橋。長いエスカレーターの行列に付いて進みながら階を上がり
割と長い通路を通って武蔵野線の西船橋駅に到着。割と若年層多くない?これみんなゲームショウへの人?
賑やかな西船橋駅に南船橋行きの電車が滑り込む。
南船橋止まりの電車で降りたら東京方面から来た京葉線の電車に乗り換えて海浜幕張に向かう事になる。
西船橋で割と混雑率の高い南船橋行きに乗車。次は終点南船橋。1駅で終点の南船橋に到着。
窓から見えるイケアの近くに船橋オートがない…。三井ロジスティクスパークなんとかの倉庫…倉庫……。
「船橋オートレース場が廃止になっていなかったら青山周平は今でも船橋所属の選手だったと思うよ」
南船橋に到着。ホームで待っていると快速の蘇我行きが到着。
快速電車なので新習志野は通過。逆にいうと南船橋からの区間だと新習志野しか通過しない。
新習志野を通過。ミスターマックスとスーパーベルクスを車内で見送りながら海浜幕張方面へと向かう。
「スーパーマーケットの『ベルクス』と『ベルク』は違う会社のスーパーマーケットです」
海浜幕張に到着。大勢の乗客が吐き出される様にして下車する。やっぱり大半が東京ゲームショウへの来場客。
14時からの一般公開に合わせて我先に我先にと海浜幕張駅の南口、幕張メッセがある方へと向かっていく。
まぁ自分はまずは北口に行くんですが。
理由?「まだチケットを買ってないから」。
楽天チケットのサイトをスマホで開いて「東京ゲームショウ2022」のページから購入手続きを踏んで購入完了。
チケットはセブンイレブンで受け取れる状態になるそうで。
海浜幕張駅の近くのセブンイレブンは北口にある。なので北口に足を運んだ。
セブンイレブンに入店してスマホの画面に表示したバーコードを店員さんに読み取ってもらって発券。
発券してもらったチケットを大事にしまいこむ。これがないと入場できない。
しまいこんでから反対側の出口に移動。そこから幕張メッセまで徒歩で移動。
会場近くのにぎやかさ、人の波。本当にリアル開催が帰ってきたんだなと実感する。
入場口となっているテントに到着。テントではチケットの確認と検温、その後検温済みのリストバンドを付けてもらう。
それから駐車場?らしき場所をうねうねと歩いて最後には横8列になって並んで開場を待つ場所に到着。
「手荷物検査をするのでかばんを開けておいてください」との内容。
かばんの一部を開けておく。
14時になったので入場開始。前の行列が進んでいかないと自分のいる付近の行列も前には進まない。
14時ちょっとすぎになってようやく自分のいる付近の行列が前に進み始めた。
手荷物検査を実施してもらい、会場周辺の建屋の側(そば)を周回するかの様に半ば崩れた行列として歩く。
ある程度歩いてようやく入場列。チケットの回収を行っている所でチケットを回収してもらってようやく入場を果たした。
「本当に久しぶりにやって来たなぁ…」
ある程度肩の荷が降りた感じの印象さえも受けながらようやっと幕張メッセの内部へと入場。
とは言え特段やりたいゲームがある訳でもないのですが。
正確には「遊んでみたいゲームはあるけど『60分待ち』とか言われている中でやりたいとは思わないわ〜」状態。
これでもまだ短い方で、土曜日もしくは日曜日になったらますます待ち時間は長くなるんだろうなぁ。
やっぱり試遊台を増やして会期も増やして1週間ぐらいやって供給量を増やしていくしかないと思うよ。
……。
ホール1のC(中央)から入場。すると最初に目立つのはASUSのブース。「ROG」ブランドでパソコン類を展開。
自分はゲーミングパソコンにはあんまり食指が伸びないのでスルー傾向。
次にその近くにある「インディーゲームコーナー」に向かう。
「インディー」とは「独立系開発者」を表しているそうで。
つまり大手企業とは対になる小規模の開発者が出展している展示という理解でいいのかな?
カタカナ英語が乱立すると日本人には逆に訳の分からない事になる。
その中で「スタジオ木曜日」が出展している「――ッ違う!!!+」の展示が目に留まる。
いわゆるギャルゲー。
ただしメタ展開を含んでいるので普通のギャルゲーとは毛色の異なるお話になっているそうで。
うーん。
1:作品名をどう発声したらいいのか悩む。呼びやすい作品名の方が有り難い。
2:登場する女の子の名字が駅名。そこがちょっと引っかかる。
天満橋(京阪・大阪メトロ)、笹塚(京王)、十条(JR東日本)、
秋葉原(JR東日本、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス)の駅名が名字に使われている。
3:いわゆる学園ものって実はそこまで話を広げられない。
高校生に見える面々の行動範囲や行動内容には制限がある。
高校生が自動車運転免許を取得して制服姿でドライブデートとかあんまり想像できない。
話を膨らませる事が難しいというのがいわゆるギャルゲーの根本的問題。
でこの絵柄は結構好きですけどね。誰が描いているのかは知らないですが。
頂いた紙に描かれている登場人物なら個人的には笹塚愛里さんが好みの見た目。
だけど頂いた紙には「SASADUKA」の英字表記が。
京王の笹塚駅の英字表記は「Sasazuka」。「D」ではなく「Z」。
でも金髪ツインテール巨乳とか見た目はストライク。あとはいわゆるツンデレさえ愛せれば、でしょうか。
インディーゲームコーナーを後にして南下して真っ直ぐ歩くと「クラスター」なるブースに到着。
メタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社(プレスリリースより抜粋)。
コンパニオンのお姉さんも何人か配置してやる気は感じられるが正直メタバースその物が懐疑的。
リアルに近いとは言い難い。「出来の悪い仮想区間」の域を出ない。まぁこれからに期待。
それからホール1の北側にある「ゲームスクールコーナー」に移動。
面白いなぁと思うのは東京近郊以外の地域名を冠した専門学校が出展している所。
日本という国の広さとゲームは決して東京近郊だけのものじゃない、作り手は全国から発生する。
そうした事を認識する。
数ある地域の専門学校の中で自分の目に留まったのは太田情報商科専門学校。
「太田って事は群馬県(にある専門学校)ですか?」『はい』。
群馬県にもこういう専門学校があったのか。不勉強ながら存じませんでした。
アンケートに答えるといくつかの種類のあるクリアファイルの中から1種類を差し上げます。
との事だったのでアンケートに回答。回答を送信した旨を表示するページに切り替わる。
切り替わったそのページを出展側に見せる事でクリアファイルどれになさいますか?との展開。
「6番で」
数あるクリアファイルの中で自分の目に留まった6番のクリアファイルを頂く事ができた。
ハピネットのブースに向かって歩いている途中でニトリのブースを発見。
家具とかを展開しているあのニトリがゲーミングチェアとかに手を出した。
そういう訳でちょこっと話題にもなっていたニトリのブースはここにあった。
ただゲーミングチェアって高いね。29800円とかするんでしょ?
高額商品だし、そりゃあ「売れるなら」って思ったらニトリも出すよねぇ〜。
座り心地のいい椅子は重要な商品ではあるが高額が服を着て歩いている様な商品には手が出ませんわ。
ニトリのブースの向かい側にあるハピネットのブースを見ながらビジネスデーのみの出展企業のコーナーに到着。
イマジカデジタルスケープの出展が目に留まる。
ほぼほぼBtoB(企業)の出展なので「C(顧客)」に位置する自分の琴線に触れる様な出展ではないが
ゲームは誰かが「作ってくれないと」遊ぶ事も出来ない。ゲームを作る「お手伝い」になるソフトウェアの紹介。
イマジカデジタルスケープは、ゲーム・映像・Web・IT業界専門の転職・派遣エージェントです。(サイトより引用)。
「こんなソフトあるんだ〜 へぇ〜」の様な言葉が口を突いて出る様な展開。知らなかった事を知る楽しい展開。
ここまででホール1からホール3までを移動。コーエーテクモゲームスのブースへと南北を移動。
そこからホール3とホール4への通路を目指して歩いて通路を抜けてホール4の南側に到着。
ここはやっぱりスクウェアエニックスが目立っている。黒を基調としたブースの作りに浮かぶ企業ロゴ。
「もしもスクウェアとエニックスが合併していなかったら今のゲーム業界はどうなっていたんだろうね」
CGによるムービーは派手だがゲームというよりも映画を見ている様な感じになる映像を大画面で流している。
まぁ「遊ぶ感じ」ではなさそうですね。
そう思って次のお目当てのブースへ。っていうか隣。
隣にはデカいブースを造って見上げた上半分には大きい文字で英文を流しているコナミのブースが存在。
見せ方が上手いよね。
1:ブースの上部に存在している横長の超巨大スクリーンに流れる英文が人を引き寄せる。
2:全体に暗めな幕張メッセの中でコナミの赤色が目立つ。
3:身体にピッタリと張りつくかの様な衣装のコンパニオンさんが客を引き寄せている。
4:フランス国旗を思わせる配色の衣装を身にまとったコスプレ衣装のコンパニオンさんが可愛らしい。
5:プレゼンというか「巨大モニターを背景に業界の有名人らしき兄ちゃんたちが語るアレコレ」を見せる事で集客。
6:「ボンバーマン」とか「遊戯王」とか、抑えるべきコンテンツをしっかりと紹介している抜かりのなさ。
「WE ARE KONAMI DIGITAL ENTERTAINMENT CO., LTD.」などの文章がとにかく目立つ。
文章だけではなく発売予定のゲームの映像をまとめて流す事も行っていた。
「そういえば遊戯王の作者亡くなったんだよな」
「本人にも見せてあげたかったなぁ」
身体にピッタリと張りつくかの様なへそ出しセパレートで
赤と白(銀色?)を基調とした衣装のコンパニオンさんに目掛けて発射されるフラッシュの雨あられ。
いわゆるカメラ小僧の標的にされてる感じなんだけどそれ撮影して一体どうするんですかね。
1:彼女たちは配布物の配布が主な仕事。あんまり迷惑はかけられない。
2:露出が高いので「何か1枚羽織ってください」と心配になる。
ただ見せ方は上手いね。多分今回の出展企業の中でも1、2を争うぐらいに帰りの最中でも思い出せるインパクト。
「ウイニングイレブンって『eFootball』に名前変わったんだ!(マジかぁ知らなかったぁ)」
そんな感じで自社を代表するブランド、あるいはこれから発売する予定の新作ソフトを紹介するやり方の上手さ。
今回の出展に関して誰がこのブランドイメージを向上させる様なデザインを確立させたのか。
いずれにしても今回のコナミの見せ方には舌を巻いた。
そんなコナミのブースを後にして隣のホールに向かう。隣のホールで最初に目についたのはMSI。
自分もパソコンパーツの一部でMSIの製品を使用しているので心の中で「期待している」とした印象を向ける。
ASUSにしろMSIにしろゲーミングパソコンをノートとデスクトップの両方で売っているのはいいが
個人的には食指が伸びない。一体何故か。
1:筐体が大きすぎる。ATXケースにこだわる必要性が薄い。むしろMicroATXを充実してほしい。
244×244のMicroATXのマザーボードのメモリスロットを2本に削って面積を小さくする。その分設置しやすくする。
メモリは16GB×2本で足りると思うんだけどなぁ。そんなにメモリをドカ食いするゲームばっかりなの?
2:スペースキーの横幅が長すぎて文章を打つのに不向き。
キーボードの展示はMSIに限らずいくつかの企業さんで見かけたが大体スペースキーが長すぎて減点要素。
自分みたいな親指シフト使いからしてみれば無変換と変換の押しやすさの方が重要なのでスペースキーは短くていい。
3:ゲーミングノートって言っても意外と画面の見え方には無頓着だよね。
発色とか、斜めから見た時の色再現性とか。パネルこれIPSではなくVAかTNかな?みたいな見え方をする製品が存在。
足し算と引き算を間違えている。
何を足して何を引くのか。その辺りのセンスを欠いてゴテゴテになった商品が残念ながら散見された。
ホール7とホール8は半分ぐらいの面積が物販で占められている。
個人的に目についたのは「ビッグブリッヂの死闘 大盤振舞」なるCD。
「ファイナルファンタジーV」発売時から、今なお愛されて止まないギルガメッシュのテーマ曲ばかりを
1枚のCDにコンピレーション!「ビッグブリッヂの死闘」とそのアレンジ曲のみを17曲にわたって
収録した、「ビッグブリッヂの死闘」好きにはたまらないアルバムとなっています。
こんなCDが世に出まわっていたのかと驚いた。
……。
あとは一部の出展に存在しているコスプレイヤーさんを拝んでみる事にする。
今回の東京ゲームショウは一般来場者によるコスプレを禁止している。
なので「コスプレイヤーさん=案件」という図式が成立している。
具体的なキャラクター名とか出展企業名とかをいちいち聞いたりする時間は取れない。
撮影して頭を下げてそれでおしまい、という様な短時間で終わる状態になっていく。
1:銀色の短髪で檻みたいな背景を背に場立ちされていたお姉さん
2:鉄パイプを3つ重ねた様な武器(造型)を持っているオレンジ色の髪のお姉さん
自分が比較的近くで見かけた案件のコスプレイヤーさんはその様なお姿のお方だった。
そういう訳で個人的に目についた企業、出展、目に留まった企業コスプレイヤーさんなど
たくさんの思い出を自分の身体に詰めて見回った(見回りきった)と判断した所で幕張メッセを退出。
割とギリギリの時間にはなってしまったが目的としていた電車には間に合った。
混雑率半端ねぇ!みたいな感じの電車に乗る事にはなってしまったが電車に揺られて西船橋へ。
海浜幕張から西船橋にまで向かってくれる電車の本数は1時間に3本程度。正直そんなにない。
ある程度「選んで」乗る必要がある。「選んで」乗った結果がこれだよ(盛大な大笑いを繰り広げる)。
西船橋で下車。
ここで船橋方面ではなく三鷹方面の電車に乗る。
行き:船橋→西船橋→南船橋→海浜幕張
帰り:海浜幕張→南船橋→西船橋→亀戸
行きの経路をさかのぼる様にして移動していくと柏駅で詰まる。
1:この時間帯に船橋を出発する急行大宮行きは存在していない。
急行大宮行きは15時13分が最後。以降の急行は柏行きに短縮される。
2:この時間帯に柏駅を始発とする急行電車は存在していない。
急行大宮行きは16時6分の柏駅始発の電車が最後。帰途につくこの時間帯では
普通大宮行き、もしくは普通七光台行きが並ぶ。
帰宅ラッシュの時間帯に柏から大宮まで急行に乗って所要時間を短縮だ〜という行動が取れない。
帰宅ラッシュの時間帯に西船橋から船橋方面の電車に乗って船橋駅に向かい、
船橋駅から東武野田線に乗って春日部まで向かう経路だと柏駅で各駅停車の罠に引っかかる。
引っかかった結果春日部に到着した頃には乗りたい伊勢崎線の下り電車は既に出発した後になる。
なので行きは船橋経由にしたが帰りは西船橋から都内へ向かう三鷹方面の黄色い電車を使う。
海浜幕張から西船橋経由の亀戸までの料金は480円。
ただし「海浜幕張−西船橋」と「西船橋−亀戸」に分割すると220円と220円で合計440円。
分割する事でなんと40円も安くなる。
亀戸で東武亀戸線に乗り換えて曳舟。曳舟でスカイツリーラインからの伊勢崎線の下りに乗車。
この方が帰りの場合は特によかった。
1:西船橋始発の電車だとそこまで混雑せずに乗れる。
2:スカイツリーラインの下りで混雑率が上昇するのは北千住。北千住から乗るという行動を回避出来る。
夕方から夜にかけての帰宅ラッシュの時間帯に運転される東武スカイツリーラインの下り電車は
区間準急が増えて急行が減った。急行の殆どは中央林間からやって来そうな久喜もしくは南栗橋行きの電車。
下りの急行久喜行きもしくは南栗橋行きの電車が北千住よりも手前の浅草寄りで停車する駅での乗り換え。
そこで乗り換える事であまり混雑していない(北千住で乗るよりはマシな混雑率)の状態で乗る事が可能。
北千住で多数の乗客が乗り込んだとしても座席を確保する事でおしくらまんじゅうは回避できる。
北千住での乗車率上昇を(北千住よりも手前の浅草寄りの駅から乗って座席に座る事で)回避可能な駅。
それが曳舟。
三鷹方面の電車に乗車。西船橋始発の電車なので混雑率はさほど高くない。
出発して14分程度で亀戸に到着。亀戸駅の東口で改札を抜ける。
改札を抜けて目の前の横断歩道を渡るとカメイドクロックがお出迎え。
地下1階にあるスーパーマーケットのライフへの入口は若干遠い所にあるが
帰路の途中でスーパーマーケットに立ち寄ってアイスとジュースを買ってアイスを先に食べておき
ジュースを曳舟駅のホームだとかで飲んでおく、という展開を実行しようとした場合
乗り換えの為に改札の外に出られる駅の近くにあるスーパーマーケットとなると
カメイドクロックの地下1階にあるライフくらいしか思いつかない。
イオンモール幕張新都心もイオン海浜幕張店も考えたが海浜幕張駅からは意外と距離がある。
ある程度駆けて入口に到着。エスカレーターで下る。下った先の地下1階では楽天モバイルのアンテナが立たず。
ライフに入店してジュース売り場でサントリーのビックルとアサヒ飲料の三ツ矢サイダーを手に取る。
それからロッテのクーリッシュでも手に取ろうと思ったが商品価格が税込み117円とかいうびっくり価格。
「嘘だろおい!こんなに高い値段で売ってどうすんの!」
やっぱり東京都下と群馬県内では物価が違うね。
さすがにこれでは買えないので「たまごアイス」に切り替えて手に取ってレジへと向かう。
セミセルフレジで会計を済ませて地下1階から地上に出て歩く途中でさっそくたまごアイスを食べる。
ビックルはもう少し後でいいか。まずはアイスを完食。
それから亀戸駅に戻って亀戸線の方へと向かうべきなんだろうが亀戸駅の北口から更に北へ進む。
ちょっと道を間違えて少し時間はかかったが「ホルモン青木 亀戸本店」に到着。
食べる時間はないけどね。場所を先に学習しておく事にする。食事をする機会があるかどうかは知らないが。
お店の近くに長蛇の列。目眩がするぐらいの行列に都内の下町にある飲み屋街の底力を見た。
さすがにこれでは無理ですわ。
そんな風に思って退散。亀戸駅の北口から駅に入る。JRの改札を目の前にした状態で左に曲がって
あとはアトレに面した通路を歩くと東武亀戸線の亀戸駅の改札口がお出迎え。
ここから株主優待乗車券1枚で群馬県にある東武鉄道の駅まで行けるんやね。不思議な話ですわ。
東武亀戸線の亀戸駅の改札から改札内に入る。ゆるい登り坂を登ってホームに到着。
電車を待っているこの時間帯は平日(金曜日)の夜の帰宅時間。
サラリーマンや女子高生といった面々がこれからやってくる2両編成の車両を列を作って待っていた。
その群衆のひとりに加わる。やがてやってきた列車に乗り込んで座席を確保。
やってきた列車は数分で曳舟行きに変わって発車。
2両編成で地味な路線と思われがちだが曳舟駅構内以外は複線で存在しており
交換待ちがないので本数も1時間辺り5本とかそれぐらいの本数が確保されている隠れた実力路線。
っていうか亀戸線がなかったらと思うと正直ゾッとする。
それこそ「リバティ亀戸」とか走らせてもいいぐらいに重宝している路線。
まぁ実際に走らせる事はないと思いますが。
車内でスマホの画面とにらめっこしながら時に横浜対広島(横浜スタジアム)の試合経過を見たり
あるいは動画配信を楽しく拝見してみたり。
そういう事をやっていると本当にあっという間に曳舟に到着。
路線の距離が短いというのもあるんだがやっぱり何かしらの動画や音楽や情報といった類のものを
スマホとかいう文明の利器を使って見聞きしていると時間の経過が早く感じるわね。
曳舟で乗り換え。東武スカイツリーラインの下りの急行電車の到着を待つ。
待っている間にホーム上の特急券の券売機でこの後やってくるリバティりょうもうの伊勢崎行きの
特急券の残り状況を見てみる事にする。特急券の券売機を見ると表示は「△」。
ただし窓側の席は満席。通路側の席でよろしいですか?という文言が表示される。
この内容の文言は初めて見た。通路側の席の方がトイレだとかで席を立つのには便利。
そもそも夜の帳が降りてからの運転なので窓側の席を確保した所で景色は殆ど見えないよ。
なお曳舟から伊勢崎までのリバティりょうもうの特急料金はびっくり価格の1250円になる模様。
株主優待乗車券の購入価格と特急券の価格を合計した金額を思い浮かべる。それなら高崎線に乗るわ…。
東武の売りは株主優待乗車券を利用した場合の「安さ」。そこにあると思っている。
予定よりも遅れて行動したら伊勢崎行きのリバティりょうもうに救済してもらう事になる。
そしたら1250円を御布施しないといけなくなる訳ですが。
楽しい楽しいゲームショウ。まだまだもう少し長く居たい〜。
楽しい楽しい都内近郊。まだまだもう少し長く居たい〜。
なんて事を思って当初の乗車予定の電車に乗り遅れたらびっくり価格の1250円が待っている。
「1250円…1250円……」。
特急料金に課金する羽目になると考えたら行動予定は当初の時間通りに切り上げる様になるんだね。
……。
3両に短くなった事も手伝ってか残席数は殆どない。それが伊勢崎行きのリバティりょうもうの状況らしい。
やっぱり6両に増やすべきだと思うよ?
今回は乗らないけど。
……。
やってきた下りの急行電車に乗車。あとは当初の予定通りに乗り換えていけばそれでいい。
曳舟を出ると次は北千住。しばらく走って北千住に到着。案の定多数の乗客がわーっと乗ってきた。
それでも混雑率が著しく上昇して足の踏み場もないという状況までには至らず。
あとは急行の停車駅に停車するごとに段々と減っていく傾向。そうした傾向を身を以て実感しながら帰宅。