障がい者割引が適用されるお客さま向けの新たなICカードのサービスの概要について(東武鉄道)
[ 障がい者用ICカード、関東の鉄道で23年開始 ] 関東ICカード相互利用協議会は、関東圏の
Suica、PASMOにおいて、障がい者割引が適用される新たなICカード・サービスを2023年3月中に開始する。
2021年6月に関東の鉄道事業者において、「障がい者用ICカード」の導入方針を発表していたが、
今回導入時期やサービス対象、カード種類などが決定した。障がい者用Suicaと障がい者用PASMOが
発行されるほか、介助者向けのSuica/PASMOも用意される。サービス対象とするのは、
第1種身体障害者または第1種知的障害者の大人と、障がい者本人を介護する任意の1名の利用者。
大人のみが対象となる。対象者は、手持ちのMy Suicaもしくは記名PASMOを障がい者用ICカードに変更可能。
なお、本人用・介護者用別々での購入や、別々での利用、単独での利用はできない。
また、Apple PayのSuica/PASMOやモバイルSuica/PASMOは、障がい者用ICカードとしては
利用できない。購入場所は、JR東日本のSuicaエリア内のみどりの窓口(Suica)と、りんかい線の
定期券発売窓口(りんかいSuica)、PASMO 鉄道事業者の窓口(PASMO)。購入時に、障害者手帳などを
発売窓口で提示する必要がある。カードの有効期限は、購入日から1年後の同月末日まで。
利用可能エリアは、首都圏のSuica・PASMOエリアと、新潟と仙台のSuicaエリア、
青森・盛岡・秋田Suicaエリア(2023年春以降サービス開始)。(Impress Watch 2022年9月14日 15:22)
「窓口に行かないと発行できない」という時点で窓口のない無人駅等を最寄り駅として利用している人には
「発行するな」と事実上の差別を図っているかの様な状態。
それでも「どうして今までなかったの?」という状況を思えば1歩は前進したと言える内容か。
以上。