2022年08月18日(木)甲府

今回の日記を書き始めるには私の思考と行動を数日前へと遡って振り返る必要がある。

「神奈川フューチャードリームスのチア『ドリームガールズ』のMIINA(みいな)さんってホント美人だよな」

その割と飛び抜けた存在に関しては個人的に一目置いている。

へぇ、神奈川フューチャードリームス今度の17日と18日に平塚で入場無料で試合するんだ。

そこに行けば会えたりしないかなぁ。来シーズンも「ドリームガールズ」に居るとは限らないからね。

この手のBCリーグのチアがNPBのチアの入団テストを受けて合格、見事観客数百倍の世界に転身。
なんていう話は割とある。例えば熊谷にある球団に所属していた高坂咲舞さんが巨人のヴィーナスに転身。

「MIINA(みいな)さんなら普通にdiana受けても受かってそう」
「受ける気があるのかどうかは知らないけど」

そういう訳で複数の用事を本日まとめてこなしていく事に決定。

決定して外に出る。

「雨かー!」「降らないか、降っても小雨程度の予報だったのに割と降ってますよこれぇ!?」

そんな感じで今回は最初から雲行きが怪しい展開に「なんでやねん…」と空模様にツッコミを入れる始末。

そうした空模様の中を移動してようやく駅に到着。

「さて電車に乗るか」「ん?」

本来の到着時間を過ぎているはずの電車の発車時刻と行き先が表示されたままになっている。

「どしたの?」『人身事故だってよ』「マジっすか」

見れば確かに人身事故によってダイヤが乱れているとの報がJR東日本のサイトに掲載されている。

マジかぁ……。今回マジで雲行き怪しくね?

割とずぶ濡れに近い状態の自分とダイヤの乱れている路線とでしっちゃかめっちゃか。

どうするかぁ…。当初の予定では湘南新宿ラインで新宿に向かってそこから八王子へ進んで
八王子から橋本まで横浜線からの橋本から相模線全線完乗で茅ヶ崎からの平塚だったんだけどなぁ。

あるいは上野東京ラインで一気に平塚まで向かってもよかったんだけどなぁ。

いずれにしてもこれ直通運転は中止でしょ?どうするのこれ……。

……。

とりあえず来た電車に乗るしかない。今から30分程度前に発車しているはずの上野東京ライン熱海行きに乗車。
もちろん熱海には行かない。だって直通運転は中止するから。そうなると高崎線内のどこか。という展開になる。

どうしようなぁ…。

乗車したまましばらく待機。信号が変わり次第発車の報を受けやがて信号が変わったのかようやく電車が動き出す。
南下している最中の放送が車掌は「上野行き」で駅員は「大宮行き」。どっちやねんとツッコミを入れたくなる様な展開。

なんとか進んでいる車内でスマホを使って雨雲レーダーで雲の流れの予測を見る事にする。

これ平塚どころか神奈川県内割とこの後まとまった雨降るんじゃないの?これ試合中止になるかもしれない展開?

ただし数時間後には雨雲が神奈川県上空を抜けているという予報にもなっている。
なので試合が普通に行われる可能性も割とある。

一体全体どうしたらいいんだろうなぁこれ。

……。

ひとつの出来事を思い出す。

その「ドリームガールズ」の面子の中でMIINA(みいな)さんは割と個人個人に割り与えられた
自分のインスタグラムの内容を更新しない側に立っている。要するに平気で放置する。

更新と更新の間隔が空く。他の面子の誕生日を祝う定型文の提出が他の娘さんよりも遅い。

あー。所詮は「仕事用アカウント」だからね。

以前のコメントに対して返された返事を見ても心ここにあらずって感じのよそ行き文章。

女の子って「ハレ」と「ケ」を使い分けるからね。なんか如何にも営業用の返信って感じ。
たぶん心の中の柔らかい部分は仕事関係で出会った人たち(選手やファンや同僚など)には見せないよ。

そしたら自分が会えたとしても「ハレ」って感じのよそ行きスタイルで適当に話を合わせて作り笑いするのかなぁ。

それだったらあんまり見に行く意味ないね。

……。

上野止まり?大宮止まり?もハッキリしない。

そんな状況の中で現在の時刻と主要駅の時刻表を見ながらこの後の旅程を練り直す。

しばらくすると何かって降りてくるんですね。

「これでいくか」

自分は大宮で乗っていた電車を放棄。大宮で下車してホームを移動。
待機していたのは橙色と茶色の2つの色の帯を身にまとった短めの電車。

「むさしの号さんよろしくね」

大宮から8時49分に出発するむさしの号八王子行き。まさかこれに乗れる時間帯と重複するとは。

さっそくむさしの号に乗車。「ここ大宮ですよ?」

南浦和でも武蔵浦和でもない駅で武蔵野線の車両に乗っている事に違和感。

定刻になったのでドアが閉まってゆっくりと動きはじめるむさしの号。

「次は北朝霞です」

約12分程度走り続けるむさしの号。「ここどこ?」と言わざるを得ない様な普段走らない謎の線路を走っていく。

しばらく走り続けてようやく最初の停車駅の北朝霞に到着。高架から地上に目を移すと東武東上線の朝霞台駅が。

「大宮からたった1駅で東武東上線との乗り換え駅に到着してるとか魔法でも使ったみたいだな」

経路こそ知ってはいるがやっぱり信じられない電車だという印象を持っている。

その後武蔵野線内を走り続けて新小平を出発してからは中央線に入って国立(くにたち)に停車。

立川、日野、豊田と停車して終点の八王子に停車。出来てまだ日の浅い八王子オーパがお出迎え。

で、この後の選択肢は2つ。

1:橋本方面

思わぬ形で八王子まで到着したので橋本まで横浜線、橋本から相模線で茅ヶ崎という当初の経路。
色欲を優先するなら横浜線のホームに移動して横浜線の電車に橋本まで乗車する事になる。

まぁ最も、雨が降り続いて中止になったら割と無駄足に近い事になるんですが。

それと今日の試合で本人が参加するかどうかも不明。神奈川フューチャードリームスの場合
今日は誰々さんが(応援に)出ますという事を告知していない。情報不足。

「この手の女の子が踊っていれば誰でもいいんだろ?」とした不遜な本性が透けて見える。そういう現状。

2:高尾方面

関東近郊にある都道府県庁の所在地では唯一山梨県の県庁所在地である所の甲府市に訪れた事がない。
他はある。そうやって考えると青春18きっぷ「だからこそ」甲府市まで足を運んでもいいのでは?という感覚。
あまりも距離が長い〜と泣きが入ったら途中で引き返すなり「かいじ」にでも課金して乗ったらいい訳で。

どちらにしようかなぁ。正直こういう展開になるとは思っていなかったから割と考えるなぁ。

口ではそんな事を言いながらむさしの号が八王子駅に到着してから2分後ぐらいにやってきた高尾行きに乗車。

降りてきた何かってしっくりとするんですね。

むさしの号の終点八王子到着が9時44分。やってきた高尾行きの発車が9時48分。

西八王子に停車して発車、終点の高尾に到着。高尾到着が9時55分。

高尾に着いた〜。

早速やってくる松本行きに乗車。高尾出発が9時56分。

中央線内で対面乗り換えを2連発しながら山梨県を目指す。

……。

色合いこそ異なれどこの形式の車両は両毛線で度々お世話になっているのでなんだか地元気分だね。
高尾を出発して次の停車駅は相模湖駅ではあるが駅間が長くしかもトンネルも通るので一駅が長い長い。
トンネル内では携帯の電波が届かなくなったり、あるいは携帯会社によってはトンネル内でも通信できたり。

数回前の旅から携帯回線を2回線持ち歩いている。スマホ2台に回線2つ。
電波の届く範囲や電波の強度の違いがよく分かって面白いね。

y.u mobile(ドコモ系MVNO)だとやはり電波の入る範囲が広い。トンネル内でもBand19で粘ってくれる。
ただしy.u mobileの場合pingの値が大きめでページの読み込みが速度の割には遅くなる展開になる。

楽天モバイルだとトンネルでは極たまに通信可能だけど殆どの場合でトンネル内は圏外。
圏外からの復帰はアンテナピクトこそ立つものの通信が出来ないパケットロスの状態になる事が割とある。
その場合は機内モードに設定してからの機内モード解除を行わないと通信が正常化しない。

圏内でも電波強度が-105db程度に弱まる範囲が多いのでそうなった場合通信速度は20Mbps程度に落ちる。
電波強度が十分であれば50Mbps程度の下り通信速度が出るのでそうなれば帯域には文句もないが
そんな十分な強度の電波を受け取れる範囲がそもそも少ない。電波こそ届いているけど強度が弱い。

なので楽天モバイルの電波は「(全体的に)薄い」と表現する事にしている。
今どの通信会社を選ぶべきか?の参考になる電波テストも兼ねた状態になっている。

長い駅間を走ってようやく相模湖に到着。ここどこ?「神奈川県相模原市」。

トンネル以外の区間から鬱蒼と森林が覆い茂り人の住む気配が不足する景色が広がっているのは
先程の高尾までの区間とは印象が一変する中央線の異なる顔を見せてくる。

相模湖を出発して藤野に到着。次の上野原に向かうまでの間にいよいよ県境を越える。
程なくして県境を越えて上野原に到着。正直駅前は「DCMくろがねや」しか目立つ建物がない。
上野原駅から上野原市の市街地までは遠く、市街地は坂を登った北側にある。

なので市街地を駅から車窓として見る事は叶わず。印象としては「DCMくろがねや」のそれが強くなる。

って言うかDCMって一体何社のホームセンターを吸収してきたの。

ホームセンターの一大グループを形成する事になったDCM(グループ)とでも称すべき
ホームセンターの大元になっているのはカーマ、ダイキ、ホーマック。

逆にそれ以外の屋号がピンと来ない。くろがねやもDCMグループだったのか。

吸収した企業の屋号を消して「DCM」に店舗名を統一するという話は聞いているが
地域住民からすれば親しんできた屋号が消えるというのは切ないなぁ。

例えばホーマックの屋号が北海道から消える訳でしょ?

やっぱりこの事業統合はスケールメリットを追いかける以外のメリットが見当たらないね。

切ない展開はあまり好きではないので自分は基本DCM「以外」のホームセンターに肩入れする。
資本業務提携もあまり好きではない。そうなるとカインズやコーナン、コメリ、ナフコくらいしか残らない訳ですが。

そんな事を思いながら上野原を出発。しばらくしてビバホームを忘れていた事を思い出す。

って言うかビバホーム?アークランドサカモト?ムサシ?あのグループ界隈ってどれで呼んだらいいの?

元々は建材企業のトステムの息のかかったビバホームがトステムの経営統合で
トステムがリクシル(グループ)の一員になった事でリクシルの傘下に入る状態に変わった。

その後リクシルがホームセンター事業をアークランドサカモトに売却。
自前で展開していた「ホームセンタームサシ」とは別に「ビバホーム」の屋号のホームセンターも手に入れた。

そのうち「ビバホーム」「スーパービバホーム」の屋号は消滅するかもな。

なんて事を考える。それとジョイフル本田。群馬県にも出店しているこの企業を忘れちゃいけねぇな。

ホームセンター業界も経営統合と資本提携で訳の分からない事になってきたなぁ〜と
カンセキの存在を思い出した自分を乗せて電車は西へ西へと進んでいく。

しばらくは寂しい寂しい景色を進んでいく。人口が集中している地域は平野部に集中している。
平野と言える程の平野がある訳ではないが表現としては「人が定住するのにある程度適している土地」を
平野と指す事にしている。坂道も多く道も湾曲した定住地域を呼ぶのに相応しい表現があるならご提案ください。

天候が晴れてきた。八王子までは曇りと雨で相模湖駅周辺の山々には霧が立ち込めていて
まるで緑の山々のてっぺんに巨大な蜘蛛の巣を張ったかの様な景色を作り出していた。

今はそんな感じのする天候が終わりを告げ、これから雨を降らすであろう黒い雲の存在が遠ざかる。

やがて電車は大月駅に到着。ここは富士急行線との乗り換え駅になっている。
富士急行線の向こう側には赤い塗装が特徴的な富士山ビュー特急が停車していた。

大月駅の駅前を地図で調べる。駅前は売店や商業施設こそあるものの市街地ではない。
ただ駅の出口からある程度歩いていくと道路が目立ち市街地化された地域に至る。

大月市に限らずこの辺一帯の自治体は川と山の下の間に存在している定住可能な地域に沿って
家々や道路、商業施設などが広がっているのでその市街地は細く広く形成され、
同心円状には広がれず直線的に形成される街並みが確立されている自治体が多い。

富士急に乗れば程なくして都留市、更に進めば富士吉田市。大月駅は特急かいじも停車する拠点駅。
山梨県内で私鉄と接続しているJRの駅を大月以外は自分は知らない(思い出せない)。

あったらご報告ください。

駅舎はとにかく木材の印象。いつ頃からこの様な駅舎になったのか。
スマホで調べれば分かるとは思うけど正直そこまでの時間はないよ。だってトイレ行きたいから。

大月駅では後続の特急かいじの停車と発車を優先するので長時間停車。10時32分着、10時46分発。
トイレ休憩に充てるには十分すぎる程の停車時間があるので停車中にトイレを済ませておく。

電車を出て階段を上がって駅の壁から発せられる強めの木材の香りを受けながら階段を降りる。
富士急行線との乗り換え改札の方に向かうとその手前の左側にトイレが存在。

大月駅ではきちんと泡ハンドソープを用意してくれている〜やったー!

JR東日本の駅のトイレには泡ハンドソープどころか普通の石鹸を常備している駅の方が圧倒的に少ない。
東武鉄道の駅のトイレなら泡ハンドソープは駅にもよるけど割と見かけるのにね。

「東武鉄道は出来るのにどうしてJR東日本には出来ないの?」

みたいなセリフが口を突いて出てくる事がたまにある。そういう意味で大月駅はとても優秀。

休憩を済ませて電車に乗り込む。しばらくして特急かいじが到着。あちらはE353系、こちらは211系。
異なる電車が大月駅で顔を揃える。先にE353系の特急かいじが発車。遅れてこちらの211系が発車。
次の停車駅の初狩を目指していく。

電車は初狩、笹子、甲斐大和と停車。次の勝沼ぶどう郷を目指していく。

JR東日本の駅名で「ひらがなの入った駅」は個人的に割と珍しいと思っている。
パッと思いつく範囲だと「井川(いかわ)さくら」「さくらんぼ東根」ぐらいしか思いつかない。

あとは「さいたま新都心」「あしかがフラワーパーク」ぐらいか。それでも数は少ない。

勝沼ぶどう郷の駅に到着する数百メートルかもしくは1キロ2キロ手前に差しかかった所で
車窓の左側に広大な甲府盆地とそこに包まれた甲州市の市街地が一気に顔を出す。
遠くには甲府市の市街地も見えているであろう巨大な甲府盆地。

この付近一帯がいわば山梨県内の政治と経済の中心地。そう呼んでもまぁ差し支えはないかと。

それまで栄えているとは言い難かった車窓から見える景色が一気に華やかなものへと変わった。

驚きの印象を持ったまま勝沼ぶどう郷駅に到着。この駅は高台にある様な場所に位置している。
広大な甲府盆地を見下ろす位置にある。非常に景色の良い場所にある駅ですね。

出発した電車は北に向かい次の駅の手前で西に曲がる。次の駅の塩山に到着。

この辺りの地域は「塩山市」の印象が強い。現在では市町村合併で甲州市に変わっている。
塩山駅の近くには甲州市役所。ぶどうの産地のためか役所の一部を紫色の帯に塗っている。

東から西に「甲州市」「甲府市」「甲斐市」と並んでいく似た者同士の名前の街並みが
これから中央線の線路に沿って続いていく。

昔の自治体名を冠した駅名が結果的に昔の自治体名を今に伝えるパターンは
下館駅(旧下館市、現筑西市)を思い出す。

塩山を出発するといよいよ市街地化された地域を走る印象が強くなる。
車窓の左右には数多くのぶどう畑あるいは桃の木の姿が出迎えてくれる。
この時期はぶどうと桃の最盛期。数多くのぶどうが収穫され木箱(コンテナ?)に詰められて
軽トラックの荷台に積まれてこれから出荷されるであろうそんな光景も目の当たりにする。

白い紙が被せられこれから収穫を待つであろう十分に肥育されたぶどうを吊るす木々の姿。
木の根元に白いビニールシートの様な物が敷かれて人の手が加わった形を見せる桃の木々の姿。

まさにその宝石の様な桃とぶどうの最盛期に私は今めぐり会えたのであります。

その様な光景を車内から見ながらとりあえず平塚市付近の現在の天候を雨雲レーダーで調べる。
まだ雨が降っている。ただこの後雨が上がる予報なので試合自体はやれると思いますよ。

ただ試合よりも下手したら彼女の方が見たいかもね。
理由?「神奈川フューチャードリームスのリーグ順位をご覧ください」。

NPBのプロ野球だと勝率6割で優勝、5割で3位、4割で最下位。
ドラフト会議の様な形で一応は戦力均衡が図られているので最下位であっても
勝率だけで見るとそこまで悲惨な事にはなりづらい。

これが「特定のチームだけコロナに集団感染」「もしくはけが人続出」みたいな不測の事態が続いて
「○○(監督名)はお祓いしてもらえ!」とか言われる様な事になったら均衡が崩れる事もありますけど。

それと比較するとBCリーグの場合は上下の差が大きくなる。

現在神奈川フューチャードリームスの勝率は3割3分3厘程度。
借金を大量に抱えて最下位に沈んでいる「勝つよりも負ける事の方が多いチーム」。

それが現状。「負ける事の方が圧倒的に多いチーム(の試合)」をわざわざ見たいと思いますか?

「勝つ事が最大のファンサービス」。

そうやって勝利を掌理する。

「勝つ事はすばらしい事です。どんどん勝っていきましょう!」
「勝つ事はすばらしい事です。どんどん勝っていきましょう!」
「勝つ事はすばらしい事です。どんどん勝っていきましょう!」
「勝つ事はすばらしい事です。どんどん勝っていきましょう!」

大切な事なので4回言いました。

だけど彼女(MIINAさん)の心理としてはよそ行きで営業スマイルの自分はファンに見せるけど
自分の心の柔らかい部分は野球とか仕事とかに関係していない事がきっかけで
出会った親しい人にしか見せたくないって感じだよね。

彼女に限らず女の子って大体そう。そうやって「ハレ」と「ケ」を使い分けたがるよね。

彼女のチアチームとしてのInstagramのアカウントが「miina_dreamgirls2022」で
プライベートのInstagramのアカウントが(現在は)「mi_yan722」。

ドリームガールズの中でハブられてんじゃねぇの?なんか集団として位置すると
集団の後ろの方で写真撮影に臨んでいるし。

メンバーの誰かの誕生日って時に○○ちゃんお誕生日おめでとー的なストーリーを
掲載するのも1日遅れでしかもその事についてごめんねの一言もないから
あぁそれは仕事で書いて掲載してるんだ…的な裏側が思いっきり見えている訳で。

そうやって邪知するとあんまりそのチームの居心地はよくなさそうだね。

実際、神奈川ではないけど栃木の例のお笑い芸人を客寄せパンダにして
アホみたいにグッズを粗製濫造して金儲けに走っているアレな球団(小山の恥)の
スペルを間違えたチアチームの中でいじめが発生してその年の最後の公式ブログの
記事の中でその女の子だけお別れの挨拶がなかったという事態が発生した事もあったからね。

その女の子は現在他の競技のチアチームの一員として活動中。「野球が嫌いになっただろうね」。

色々と沢山のお話が混ざってきたが、要するに試合よりもむしろ彼女の努力を見てみたい。
踊るってそんなに簡単な事じゃないからね。ファンの前に「出ていない」時の水面下での努力。
それが存在して初めて踊りを合わせる事が出来る。そういう苦労もある事は察知しておいて損はない。

でも営業スマイル営業トーク的な形でハレの自分を演じて自分の心の柔らかい部分は
見知らぬファンの人たちには絶対に見せたくありません的な女の子特有の女心を全開にして
「あー、このキャラクター性はいわゆる『張りぼて』に位置する内容でしかないんだな」と思わせて
(自分を)ガッカリさせるんだったらその様子を見に(入場無料で試合が行われる)平塚まで行く必要はないかな。

雨雲レーダーで天候を調べる事は終了し、このまま甲府駅方面へと向かい続ける事が正解だと結論づける。

電車は東山梨に到着。団地に囲まれた駅という印象。この辺りが山梨市のベッドタウンと位置づけてもよさそう。
更に走り続けて山梨市駅に到着。先程の東山梨駅もそうだけどこの辺りが山梨市の中心地域。

日本の都道府県で「都道府県の名前と一致している市の名前、にも係わらずその市が県庁所在地ではない」
とした事例は全部で3つ。「沖縄県沖縄市(県庁所在地は那覇市)」「栃木県栃木市(県庁所在地は宇都宮市)」。
それとここ「山梨県山梨市(県庁所在地は甲府市)」。なので珍しいパターンの街に到着できたー!と小躍りしている。

電車は更に走って春日居町(かすがいちょう)に到着。到着する寸前に車窓右側の国道沿いにベイシアが見えた。
山梨県にまで来てベイシアを見るのかよとツッコミが入る。ベイシアとか見ると「ここは群馬県かな?」と錯覚する。

ここは群馬県ではなく山梨県です。

ベイシアそのものは意外と広い出店地域を有しているが「群馬の事業」「群馬の会社」という印象だらけなので錯覚する。

春日居町を抜けると次は石和温泉(いさわおんせん)。石和温泉は笛吹市(ふえふきし)に存在。
ただ石和温泉の温泉郷と呼べそうな旅籠の集う地域は駅からは少し離れている。

「えっ?石和町(いさわちょう)じゃないの?」とか思う古い人間がここに。市町村合併で笛吹市に変わりました。

駅前にはイオンがどーんと存在。元々はニチイからのサティの店舗。

イオングループはあちらこちらの会社を食いつくして大きくなりました。

温泉とかいいよね〜時間があったら駅前から歩いて温泉郷のどこかにあるはずの日帰り入浴施設とかで入浴したいわ。
みたいな事も考えながら今回はそれだけの時間はないのでなくなく諦めてその先へ進む。

酒折に到着。ここから甲府までの間に身延線は駅があるが中央線には駅がない。
酒折駅周辺はとにかく山梨学院大学の領土。「山梨学院山梨学院山梨学院山梨学院」。
学舎が駅周辺に集結している。小学校から大学まで酒折駅の周辺に存在している。

酒折を発車。いよいよ次は甲府か。自分群馬の人間ですけど山梨県に足を運ぶ機会はなかなかない。
富士山を挟んで反対側に位置している静岡県の旅行に存在している県民割だと群馬県民は対象ではないが
山梨県の県民割だと群馬県民も対象になる。なので山梨県に泊まろうと思えば割引価格で泊まる事が出来る。

「ワクチン3回接種を証明するもの(デジタル庁が提供しているアプリで証明可能)」「その県に住んでいる身分証明書」

これらの提示が必要にはなるが。

電車はいよいよ甲府駅のホームへと滑り込む。速度を落として停車位置で停車。
ドアが開いて足を出す。これで山梨県の県庁所在地の中心駅と言っていい甲府駅に降り立った。

群馬(前橋)、栃木(宇都宮)、茨城(水戸)、埼玉(浦和もしくは大宮)、東京(東京もしくは新宿)、
神奈川(横浜)、千葉(千葉)といった形で関連づけをするなら山梨(甲府)だと思っている。

甲府に来たのは間違いなく生まれて初めて。

へぇ、ここが甲府駅かぁ。そうした感嘆の声を頭の中で産声として上げる。

まずは身延線の乗り場に通じる階段の端にある狭い通路を通って身延線のホームに出る。
中央本線の方が主役で身延線の方が脇役という印象はあるがどちらも重要な路線。
こうした駅構図になっているのは元々身延線が私鉄として建設されたという経緯があるから。

特急「ふじかわ」の静岡行き、あるいは普通鰍沢口(かじかざわぐち)行きの文言が時刻表に踊る。

身延線ホームの入口から引き返して階段を上がってコンコースに出る。トイレに向かってトイレを済ませる。
有人改札から改札外に出る。甲府駅の駅としての規模はそこまで大きくはない。前橋駅に毛が生えた程度。
前橋駅と新前橋駅を足して2で割った様な規模の大きさ。そういう印象を受ける。

まずは北口に出る。北口はとにかくNHK甲府放送局の建物が目立っている。
その建物とは反対方向、道を一本挟んだ向こう側には「戦隊ものの悪役が基地にしていそうな外観の建物」が。

あれがYBS山梨放送。ちょうど「24時間テレビ」の時期なので社屋の大きな円柱にその広告を貼りだしている。

こんな感じなんですね。

早速再び改札内の人となる。

乗ってきた電車は甲府駅で長時間停車。のち松本駅まで走っていく。

甲府着11時41分。甲府発11時57分。

長時間停車がトイレ休憩みたいな事になっている。
長時間停車で事実上の系統分断が発生している。

さっきまで乗っていた電車に再び乗車して甲府駅を出発。

次の停車駅は竜王です。

そして竜王に到着。ここは名前を忘れたけれども著名な建築家がデザインした駅舎が特徴的。
ただ甲府から西側になると電車の本数が一気に減る。これだけの建築ではあるがやってくる本数は少なくなる。

「もしわしの味方になれば、世界の半分をお前にやろう。どうじゃ?わしの味方になるか?」

『全部くれ』

ゲーム「ドラゴンクエスト」に登場する最後の敵(ラスボス)とそれに付随して出版された
4コママンガ劇場に存在している柴田亜美さんの作品(のセリフ)を思い出す。

甲府を出発して竜王で降りるか、それとも次の駅の塩崎で降りて延々と歩いてラザウォーク甲斐双葉に向かうか。

その二択で考えていたが電車の中でラザウォーク甲斐双葉のテナントを見ると
けやきウォーク前橋とそこまでは変わらないなという印象を受けた。

それだったら地元資本のスーパーマーケットに立ち寄った方が面白い。

駅舎を出て立体駐車場のある方へと歩いて横断歩道を渡った先にあるオギノ竜王駅前店に到着。

リボンの様な形で描かれた「オ」の巨大文字が特徴的な山梨資本のスーパーマーケット。

早速入店。冷蔵ケースの一角にCGCブランドのマーガリンが存在。

あれ?山梨に来たのにここ群馬かな?とフレッセイを思い出す。CGCブランドを扱っているスーパーは
全国各地にあるが自分の中では「フレッセイで扱っているブランド」の印象が強いので思い出す事がある。

ただ別の売り場ではヴァンフォーレ甲府応援たまごが売られていたりとやはり山梨の色が強い。

価格は全体的に高め。アルフォートのチョコレートが一箱100円(税込み108円)には驚いた。
群馬だと税込み78円で売られていたりしてもおかしくないのでこの価格差には腰を抜かす。

安いものは安い。高いものは高い。それがより正確な印象か。

おにぎり2つとポテチ(コンソメパンチ)、それからオレンジとマンゴーをブレンドした飲み物を購入。
「サントリー天然水 きりっと果実 オレンジ&マンゴー」。飲んだ事ないからどんな味なのか分からない。

購入してお外のベンチで飲食開始。甲府盆地は暑いね。八王子に居た時間帯は曇り空だったけど
こちらはもう真夏の気候。熱が容赦なく届いてくる。甲府盆地は気温が上がりやすいと聞くがそれを実感。

パクパクごくごくしながら飲み干して店内のごみ箱に回収を依頼。

ごちそうさまでした。

竜王駅から出発する甲府方面の電車の発車時刻が近づいているのでちょっと急ぎ目にして駅へと戻る。
竜王駅は甲斐市の中心駅。指定席券売機もあって立派な駅舎ではあるが本数はやはり少ない。
下手したら1時間に1本とかいう時間帯もある。今はちょうどその時間帯。

やってきた高尾行きの電車に乗車。一駅進んで甲府に到着。再度甲府で下車。改札を抜ける。
改札を抜けて北口から階段を降りて北口側の地上に到着。これが甲府の街かぁ…と感嘆する。

甲府の街の印象?

「シルクハットをさかさまにして、その帽子の底に小さい小さい旗を立てた様な街ですね」

太宰治乙。

「新樹(しんじゅ)の言葉」の一節を思い出す。

北口に建っているYATSUDOKI(やつどき)に入店。

YATSUDOKIはシャトレーゼが新たに展開している高級ブランド。
扱うケーキやお菓子の価格帯の平均が「シャトレーゼ」ブランドの店舗よりも高い。

シャトレーゼの本社は甲府市にある。とはいえ場所的には山梨県中央市の方が近い位置にあるが。

本社のある甲府市に存在している高級品を扱うYATSUDOKIでおやつタイム。
基本的には高級品ばっかりで目がくらくらするがアイスを入れているケースの中には廉価品も少し。

廉価品の「チョコバッキー」を1本手に取って会計。店内を出て外で食べる。

どちらかと言えば外で食べられる商品よりもお家に持ち帰ってみんなで食べようねとした傾向のある
そうした商品の取り扱いに長けている高級品が中心の商品構成となっている業態(店舗)。

埼玉県だと浦和にあったくらいしら知らない上に群馬県にはこの業態(店舗)はないので
自分の中ではかなり珍しい業態という位置づけ。もちろん初めて利用させていただきました。

藤村記念館の木造建築を一瞥して一礼し北口からエスカレーターを上がって駅舎を通って南口に出る。

甲府駅は駅ビル「セレオ」のある南口の方が玄関口。

セレオ甲府に入店しようと思ったがテナントは群馬にもありそうなお店が殆どだったので今回はパス。
南口に出ると電線がなくスッキリとした印象を受ける。広々とした歩道とバス乗り場。
駅前を走る山梨交通のバスの色が国際興業バスを思い出させる配色。

そんな感想を伴ってからヨドバシカメラに入店。元は山交(やまこう)百貨店の建物だったが閉店。
閉店後にヨドバシが土地と建物を買収。その後改装を経て「ヨドバシカメラマルチメディア甲府」を出店した。

人口20万人程度の都市にリアル店舗を出店して採算は取れるのか、勝算はあるのか。

不思議に思う感じだったので甲府に来たらその店舗内を見てみたかったというのもある。
店舗内を一通り回って新宿や秋葉原の店舗と比べてもそこまで商品力では見劣りしない格好を確認。

商品配送に力を入れたらおそらく甲府でもやっていける。それが自分の感想だった。
後は甲府駅からすぐなのでネットで注文店舗で受け取りを強化出来れば便利にはなるか。

ヨドバシカメラと言えばヨドバシカメラの歌と称した歌を店内で流している事は有名で
新宿だと「♪丸い緑の山手線 まんなか通るは中央線」という歌詞ではじまる歌が流れているので
聞いた事がある人も多いと思われるがここは新宿ではなく甲府なので別の歌詞を用意している。

「♪若者集まる甲府には マルチメディアの店がある」

(歌詞)苦しくね?

若者が集まっている印象はなくもないが地方に出店したヨドバシの歌のテンプレみたいな所がある。
若者が集まっていたら人口減少はないんだよなぁ……。

「♪静岡向かうぞ身延線 まんなか通るは中央線」の歌詞の方が僅かに甲府っぽい感じになる。

実際の所は鰍沢口で折り返し運転になる電車が半数程度。
なので甲府駅から富士駅の方まで行くのは難しい訳だが。

特急ふじかわの特急料金を廉価に設定する事で普通電車の補完の役目も担わせている。

身延線に思いを馳せながらヨドバシカメラマルチメディア甲府をあとにする。
甲府駅から遠ざかる様にして駅前の通りを歩く。やっぱり駅前のこの大通りの左右には
様々な建物が軒を連ねているね。そんな事を思いながら山梨県庁の前を通る。

前を通った所で左へ曲がって岡島百貨店のある方へと向かっていく。
途中高層マンションと低層階に商業施設が混在する建物の横を通る。

しばらく歩いて岡島百貨店の入口に到着。建物は正直古さを感じる。

地元群馬にある百貨店の「スズラン」に来たかの様な印象を受ける昔からの建物。
山交百貨店の閉店で山梨県内にある百貨店はこの岡島百貨店だけになったと聞いている。

入店して2階の通路を歩いているとドトールコーヒーへの出入り口を発見。
注文は1階で受け付けているとの事なので2階から階段を降りて1階に到着して
1階のレジカウンターでアイスコーヒーのMサイズを持ち帰りで注文。
ミルク1つだけを入れてもらってお金を支払い手渡しで商品を受け取って1階から外に出る。

やっぱり暑い時期のアイスコーヒーはおいしいね(ちゅー)
氷で嵩が増すのはあれだけどもうちょっと並々と注いでくれたらもっと嬉しいね(ちゅー)
の様な形で飲みながら歩いて山梨中央銀行の本店の前を通り甲府市役所の近くを通って
山梨県庁の大通りの反対側に出る。甲府城址を右手に見ながら山梨県庁の敷地内に入り
県庁内を突っ切って大通りの側に出る。あとは行きで歩いた道を反対側に進んで甲府駅に戻る。

さて次の計画をどうしようか。ただそろそろ東京方面に戻らないとこの後の予定に支障が出る。

改札に入ってホームに降りる。なんとか時間ギリギリで高尾行きの普通列車に間に合った。
乗車して出発。次はどこで降りる?このまま高尾まで連れて行かれる?の様な作戦会議。

数時間前に通った駅を今度は反対側の線路の上から遡っていく。
やがて電車は大月に到着。ここで降りる事に決定。

大月での停車時間は7分。その間にお土産でも買っていくかという事に決定。
仮に乗り遅れた場合は次にやってくる特急かいじに八王子まで1区間だけ課金して移動する。

7分の停車時間の間に階段を登って通路を通って階段を下って大月駅の有人改札を通過。
駅の目の前にフルーツを取り扱い全国配送も承りますとした商店を発見したので入店。
やはりスーパーマーケットによる大量仕入れからの安値販売とは異なり商品価格はお高め。

それでも旬のぶどうが数多く店頭に並びぶどうと桃のセット販売商品も存在し
桃も8個入り、4個入り、2個入りと幾つかの小分け販売の種類が並ぶ楽しいお店。

結局2個入り1000円の商品を購入。おいしそうな桃が強烈な旨味を伴っている香りを放つ。

ビニール袋に入れてもらって御会計も完了。礼を言ってお店を出て駅舎に戻る。
あと1分くらいで発車かな?という所で結局は電車に間に合った。
もはや長時間停車が苦になるどころかその間に所要を済ませる感じの行程と相成った。

電車は大月駅を出発。このあと終点の高尾までひた走る事になる。
行きでは雨や雲に覆われていた山々が帰りでは明るさを取り戻したまた別の表情を見せてくれる。

相模湖駅を出発して長丁場。トンネルもいくつも越えてきた。次は終点の高尾、高尾です。

やがて終点の高尾に到着。電車を降りてまずは北口側に向かう。
こちらはJRの管理。駅舎は木造って感じの門構えで立派。

北口から再度改札内に入って南口の京王管理の方に向かう。これ北口と南口って自由通路ないの?

ありません。

なので入場券を買って駅構内を通り抜けるか駅の東西にある踏み切りを渡って反対側に行くかです。

春日部駅の様な印象。

駅構内を青春18きっぷで通り抜けて南口に出る。南口は京王管理なので京王の駅によくある字体で
高尾駅と書いてある。それとJRのマークの色が緑ではなく黒っぽい色で表示されているのが特徴的。

南口から階段を降りて京王ストアに入店。「グリーンダカラ」を購入して水分補給。
それから外に出て数分程度人の波についていく様にして歩いて歩いてイーアス高尾に到着。

イーアスつくばの名前は聞いた事があるがイーアス高尾の存在は数日前に京王線全線完乗の際に
車窓からその施設の姿を見るまで知らなかった。

駐車場を横切る横断歩道を通って入店。トイレを済ませて紙ごみをごみ箱に投じて回収を依頼。
ごみ箱は最近ますます貴重なものになっている。ごみ箱を設置してくれて信用してくれてありがとう〜。

そうした印象。

出口から今度は来た道を逆に戻って時々走ってひーひー言いながら南口に到着。

京王側の高尾駅は通路が長い、それとトイレの入口から便器までが遠い。
何故こんなにも細長いんだと驚く様な駅構内になっているのは以前の京王線全線完乗の時に理解済み。

そんな高尾駅に再度来る事になったのか自分と自分で自分に驚きながら南口で切符を買って入場。
いつも「ICカードを使えばいいのに」とツッコミを入れられる様な展開でロスタイムを発生させながら
あの長い通路を再び歩いてトイレに向かい、トイレから出たらエレベーターでホームへと上がっていく。

中央線の電車の中で考えていた京王線への乗り換え経路は
「八王子→(徒歩)→京王八王子」と「(JR)高尾→(京王)高尾」のふたつ。

前者も検討していたが結局は後者に落ち着いた。前者の方が京王八王子からの運賃が安かった。
しかし乗り換えを考えると現実的には高尾駅で乗り換える方が圧倒的に無難だった。

京王線の高尾駅のホームに各駅停車の新宿行きが到着。「各駅停車かぁ…」と思いながら乗車。
まぁ特急と比べて遅いとか言って落胆する事は全くないんですけどね。

各駅停車で一駅ずつ停車しながら北野に到着。

ここで京王八王子始発の特急新宿行きに乗り換える。

京王八王子(16:11発)、北野(16:13発)。

各駅停車新宿行きより一足早く北野を発車。京王は北野駅で接続を取る事は以前の乗車で把握済み。

高幡不動、聖蹟桜ヶ丘、分倍河原、府中と停車。聖蹟桜ヶ丘でアホみたいに人が乗ってきたのは
さすが夜間人口の方が昼間人口を上回る感じで住居が密集している駅だと変な形で感心してみる。

「府中の次は調布に止まります」

調   布   で   下   車(ほにゃらら日ぶり×回目)。

「お前は調布市民か」というぐらいに最近高い頻度で調布駅を利用している。

階段を上がって地下を移動。橋本方面の相模原線の電車に乗り換えて出発。
地下から一気に高架の区間に入って京王多摩川へと電車が走っていく事になる。

そんな自分を乗せた電車のドアの上にあるトレインチャンネル(JR東日本だとこう呼ぶので便宜上これで)の
NHKニュースの内容が映し出された時に驚いた。

「えーっ森英恵さん亡くなられたのマジでーっ!?」

車内で声を出す事はしなかったが声を出すならまぁ印象としてはこんな感じか。
お年を考えたら確かに不思議はない(大往生)と思わなくもないがさすがに驚いた。

そんな印象を抱いた自分が京王多摩川に到着。下車して改札を出て外に出る。
京王多摩川の駅舎に沿って存在している道を歩いて途中で高架の下にある道路を使って
道の反対側に出る。すると京王閣競輪場に到着する。今日は開催があるので賑わいを見せている。

14時までに入れば入場無料。今16時55分ぐらいですよ。なので入場料が発生する。14時以降は50円。

あれは8月14日に遡る。

……。

「河内選手の次の斡旋はいつですか?」『京王閣に追加が入りました』

入場口の脇にある両替機で100円を50円玉2枚と両替してそのうちの1枚を投入して中へと入る。

中に入ってまずは小さい小屋という感じのインフォメーションへ。
「くるくるサイクルデー」の時にもらった「クオカード&車券購入券」の引換券(2枚)を提出。

これで500円分のクオカード2枚と500円分の車券購入券2枚との引き換えが完了した。
車券購入券は京王閣の本場開催にしか使えない。場外発売での他場の購入には使えないそうで。

まぁ今日使ってしまうので特に問題はありませんが。

レースは5レースが丁度はじまる所。今日の旗振り担当は羽瀬萌(はせめぐむ)さん。

「諸橋」とか「加瀬」とかいったあだ名をつけている赤い服の人。

「名前(の読み)が『めぐむ』?今日からお前は諸橋だ!」的な事を(本人には告げてないが)思ってる。

5レースに関しては正直全く予想できていないので今日のバンク状況を掴むために見ている。

あーなるほど。昨日よりは重くない。

そして6レースの選手が入場する。6レースはガールズ予選の2。

「河内選手の次の斡旋はいつですか?」『京王閣に追加が入りました』

きょうは3番車の赤い勝負服が彼女(河内桜雪選手)。

足見せ(選手紹介)では客が比較的優しい檄を飛ばす。男に対してはそんな事言ってなかったのにね。

手心(忖度)の存在を感じさせる。

選手紹介が終わったので車券を買おう。ボックスの購入が可能なマークカードを手に取って塗り塗り。
マークカードを片手に車券購入券での車券購入が可能な券売機の前に立つ。

まずは車券購入券を専用の挿入口に挿入。1枚挿入して500円分。もう1枚挿入して1000円分。
これで1000円分の車券が購入可能になった。そして塗り塗りしたマークカードを挿入口に挿入。

これで車券がぺっと出されるのでそれを受け取る事になる。

「何買ったんですか?」
『1、3、4、5、7のワイドボックス』

明らかに置きに来たあああああああああっ!

点数的にも初日の競走成績的にもちょっと足りない2と6を除いた選手のワイドボックスとかいう
もう当てればガミでもいいと言わんばかりの置きに行く車券。

人気薄が来ればいい方だね。人気同士で決まったら目も当てられないね。

人気としては5から売れている。5−3が1番人気。5の頭から3以外がその次に売れている。
松本詩乃vs河内桜雪の様相だが松本詩乃の頭の方が売れている。

まぁそうなるわな。

昨日の河内の1着は若干フロック視されている。

投票締め切りを迎える。例の上司が敢闘門からの歌で選手が出てきて発走台についてレース。
出渋り気味だったが河内が前を取った。これは飛びつき狙いか?

淡々と流れて誘導がある程度まで残る様なスローな流れで外から7番の加藤が仕掛けて上がる。
「河内踏めー!」となる展開だったが飛びつき失敗で後方からのまくり頼みになってしまう。

中段に居た4番の佐藤がまくり発進。ついていく5番の松本、その後ろに離れて3番の河内。
7番の加藤が垂れる所の4コーナーで4番5番が捉えて直線での勝負合戦。最後は4番が凌いだ。

4−5−3での入線。そのまま確定。4の頭はちょっと売れてなかったので2車単や3連単は高め。

まぁ結局車券購入券を使って購入した車券は当たりました。

よかったね。

7レースのガールズ予選2。ここは尾崎睦の相手探し。尾崎から加瀬、尾崎から奈良岡。
どっちが2着に来るか?という流れ。事実上の二者択一。なので正直買いづらい。

今日のガールズは買うなら6レースだった。

河内の応援だけして今回斡旋を受けているもう1人の群馬の女の萩原の応援はしないなんて事は
自分の選択肢には全くないので萩原に対して平常心を訴える行動に出る。

萩原も3番車の赤い勝負服。

萩原は見所はあるよ。レースで脚を作るなという感じもなくはないけど人気薄ならまぁしゃーない。
レースの中で先行して脚を作ればまぁ強くはなるから。ただ位置取りが悪すぎる。
新人だから仕方がないけど位置が取れずに後ろから仕掛けて先行してタレるというのが
彼女のテンプレート。初手の位置でもう少し前々の位置が取れたら面白いんだけどなぁ。

結局尾崎の相手は僅かながら奈良岡の方が売れてるのか。4−5の方が4−2よりも売れている。

萩原が尾崎や奈良岡、加瀬と言った先輩を相手にチビらずに踏めるのか?

いや踏むよりも先に初手で前々の方を取れよ。

そんな感じの展開予想をしがちな自分。7レースの萩原に声援を送ってから帰る事にする。

それにしても照りつけてますね〜だとか思いながら今度は券売機の前で払い戻し。
的中車券を挿入してお金と交換。

券売機「750円になります☆」

券売機が実際に喋る訳ではないがワイド3点的中での合計金額が750円。

100円玉と10円玉がじゃらじゃらじゃら〜っと払い戻される。やっぱり的中するって嬉しいね。

1000円分の車券購入券で払い戻しが750円なので実際にはガミってる訳だが
自分の中ではこの車券購入券は無料でもらった物なので諸費用を考えなければ
0円が750円になったという感覚の方が圧倒的に大きい。

そして7レースの発売も締め切られた。発走台に選手が集まる。誘導が残り半周から走って
選手の内側を通過した所で号砲。萩原前々取れ初手の位置に気を付けろ!
とは思ったが結局位置取れずで最後方まで下げてしまう始末。

こうなるとどこかで仕掛けて上がっていかないと厳しいなぁおい(絶望的な目で)。

ジャンの前で萩原が後ろからするすると上がっていってジャンで先行。
しかし弱々しい子鹿の様な先行では2コーナーで万事休す。

尾崎があっと言う間に追い越してついていく奈良岡と加瀬。
尾崎は最後まで後ろを抜かせませんでした。

人気サイドでの決着。これは銀行レースだったかぁとなる展開。

やっぱり萩原は初手の位置取りなんだよな。自信がないから後ろからになる。
踏み上げる時に脚を使っちゃうから航続距離が余計に短くなってしまう。

今後は位置取りかなぁ。ガールズ一般の3日目だと位置が取れる事があるから
その時に波乱を呼ぶ立役者になって車券に貢献して競走得点も上げていくしかないと思うよ。

そんな印象を受けるレース内容だった。

7レースも終わったのであんまり遅くまでいすぎると後々が大変になる。
7レースを勝利した尾崎選手の勝利選手インタビューまで見てから京王閣を後にする。

桃の入ったビニール袋を片手に京王多摩川の駅入口まで小走りで向かう。
切符を購入して改札機を通して階段をぜぇぜぇ言いながら上がって電車に間に合った。

区間急行の本八幡行きに乗車。都営の車なので無料でWi-Fiが使える。
早速接続してパケット代を節約しながらネットで動画を見つつ進んでいく。

新宿に向かうのに途中での乗り換えも考えたが乗り換えた所で所要時間は1分程度しか
短縮されない。それでいて京王本線の電車は混雑率が高くなる。それならこのまま乗る。

調布で乗り換える事もせずにそのまま都営の車に乗り続けて新線新宿の方に到着。
地下深くからエスカレーターを1台。ちょこっと歩いてもう1台の長いエスカレーターで上がる。
上がって上がってようやく地上に近い所にまで出てきて切符を通して改札を抜ける。

さてこの後どうするか。そのまま帰路についてもいいけどさすがに空腹。

そういう訳で夕食に入る。夕食はレストラン京王が運営しているカレー屋さん「C&C」に決定。

京王線新宿駅の方にある新宿本店は立ち食い「のみ」のお店。マジかよ。と調べた時に思ったので
「新線新宿店」の方へ。こちらは座席も用意されている。改札を抜けた先にある新線新宿駅コンコース。

そちらにこのお店が存在している。

お店の前の券売機で選択して食券を買う方式。
京王閣で払い戻されたお金が早速券売機に投入される。

470円のポークカレーを選択。自分はケチんぼなので
「ごはんを忖度で大盛りに、カレールーを忖度で大盛りにしてくれないかなぁ」とか考えてしまう。
「忖度の範囲でたくさん盛ってほしいなぁ」みたいな思考がついて回る。

食券を買って入店し食券を提出して空いてる席を確保してテーブルの上にある「空席」「使用中」の
三角錐の札をくるくると回して位置を決めて提示する仕組みが存在していた。

カレーはトッピングを選ばなければ炊いてあるご飯に熱してあるカレールーをかけるだけ。
なので割と早くに出てくる。時短狙いの食事であれば(外食は)カレー。トッピングなしのカレー。

自分の印象はそうなっている。

早速商品が出てきたので受け取ってテーブルまで運ぶ。お水はセルフサービス。自分で注ぐ。
紙ナプキンに包まれたスプーンから紙ナプキンを取り外していただきまーすと食べる食べる。

おいしいね。京王が力を入れているだけの事はあるわ。具なしに近いのでそれは寂しいが。
これでもっと金を出して具材がゴロゴロしているカレーにしたらどうなっていたんでしょうね。

辛い辛いうまいうまいとか思いながら完食。ごちそうさまでした。食器類を提出してお店を出る。

JR線、小田急線の方面案内の看板が吊り下がっている。その看板を頼りに歩いて南口の方面へ。
小田急の新宿MYLOAD(ミロード)の出入り口、それから小田急新宿駅の南口改札を左手に見ながら
JRの新宿駅の改札(の側面)に出る。そこから後は有人改札を通ってJR新宿駅の改札内に突入。

東京方面の中央線ホームに移動。すぐに電車が来たので乗車。四ツ谷に停車して出発。
次の御茶ノ水で下車。総武緩行線の電車とは対面乗り換え。乗り換えて出発。

次は秋葉原に止まります。

秋葉原に停車。自分も下車。エスカレーターを使って中2階(と呼んだらいいのか?)のフロアに降りる。
そこから更にエスカレーターで降りる。降りた先は「昭和通り改札」。改札を抜けて外に出る。

いわゆる電気街とは反対側に位置する改札。どちらかと言えば日比谷線秋葉原駅の出入り口に近い。

どうしてそっちの方に出たんですか?

「出たかったから」「普段こちらの方にはあんまり来ないので夜の昭和通り改札側の秋葉原見学」。

それが理由。

改札を出て歩道に出るとその歩道沿いに先程お世話になったカレー屋さん「C&C」の姿が。
実は秋葉原にも店舗を出している。とは言え新線新宿の方で食べたので今回は食べませんが。

その近くには立ちんぼのコンカフェ店員の女の子が数名。こちらにもいるんですよ。知ってる。

昭和通り改札の近くにあるコンカフェ屋はどちらかと言えばガールズバーにより近く
うん千円で飲み放題をうたう水商売により近い形式を採用している。

つまり「風俗色がより強い」。そういうお店がこっちの改札に近い方に集まっている傾向がある。

そんな感じなんですね。よく分かりました。駅舎の脇を通って駅舎の下にある歩道を通って
横断歩道を青の信号で渡ってつくばエクスプレスの出口の前を通ってJRの秋葉原駅に到着。

JR秋葉原駅の中央改札の側に出てそこからアキバトリムの端にある自由通路を通って抜けると
いわゆる「電気街」と呼ばれる地域に出る。

今は「コンカフェ街」と呼んだ方がよさそうな感じにもなってますけど。

疲れたのでオリンピックに立ち寄ってコカコーラ700ml税込み96円といろはす税込74円を購入。
コーラで糖分補給。後はいろはすをチビチビと飲んで水分補給。

それからコンカフェの女の子が沢山集まる通り…には行かずに別の道に向かう。北上して到着。
具体的な地番とかはさっぱりだが「ドーミーイン秋葉原」「異世界メイドカフェショコラ」のある辺り。

貸しビル(会社ビル)が天高くその存在を誇示し、狭い道路の両端に建っている東京らしい風景に立つ。
コンカフェの女の子が何人も立っている喧騒は遠くで薄く存在している程度。

暗い夜道になるので女の子は来ない方がいい時間帯。出来るだけ明るい通りを歩いた方がいい。

ある意味東京らしい「コンクリートジャングル」。そんな一角に立って普段は見ない秋葉原の姿を見る。

それを見たらその場所を立ち去って秋葉原UDX(ビル)の低層階にあるレストラン街の「アキバイチ」に向かう。

秋葉原トイレ事情を考えた時に利便性が高いのはアキバイチの中。
アイランド秋葉原(パチ屋)も考えなくはないが打たないなら利用するなの一言で終わってしまう。

パチ屋で儲かるなら打ちますが何か?的な展開。パチ屋で連戦連勝しているパチンカスとか見た事ない。
パチ屋の養分にはなりたくないのでお断り致します的な印象にどうしてもなってしまう。

そういう訳で夏場は本当にトイレに立ち寄りたくなりますね。

アキバイチを後にする。横断歩道をひとつ渡ると桃色のメイド服を着ている女の子がビラ配り。
話を聞いてみると高そうな賃料のビルの2階にある「プラスティックラブ」なるコンカフェらしい。

コンカフェで儲けるには女の子の顔面偏差値としゃべりの上手さ、あとは内装の善し悪し。
それでどれだけリピーターを増やせるか。コンカフェ市場はそこまで広くないよ。少ない客の取り合い。

それと借りてる部屋の賃料に比例してコンカフェの料金も高くなる。

「40分3300円でキャスドリ別ぅ!?」

さすがに超高級店と言わざるを得ない。

開店してから年月はまだ浅く女の子が着ている服もまだ割と綺麗目。
これが古参のコンカフェになってくると女の子が着ている服が破けていたり
あるいは生地が薄かったりして「着ている女の子が可哀相…」となってしまう訳だが。

「飲み放題の余裕があるだけの腹具合は持ち合わせておりません」
「門限があるので早く帰らせてください」

みたいなセリフで断ればたいていの女の子は引き下がってくれる。
そもそも女の子はこの手の呼び込みには向いていない。

大抵の女の子の性格は内向的で人を呼ぶよりも「人に来てほしい」と考える系。
「私が呼んでやるよオラァ!」的な性格は少数派。正直コンカフェの店主であろう野郎には
女の子の性格や向き不向きも考えて店舗を運営してほしいなぁという印象の方が強くなる。

そんな超高級店からの呼び込みを丁寧にお断りしてから秋葉原駅の方に向かって歩いていく。
駅改札内に入ったら後は乗りたい電車を乗り継いで帰宅。

最後の最後まで桃はビニール袋に入れたまま丁寧に運んで、傷を負う事もなく一緒に帰りましたとさ。

めでたしめでたし。

2022年08月18日(木)23時25分01秒