2022年08月12日(金)京王

相鉄線の全線完乗を果たして返す刀で京王線の全線完乗を果たしに行く。そういう訳で出発。

高崎線の特別快速小田原行きに乗車。しようと思ったが上手い事その1本前の列車に乗車出来た。
上野東京ラインの熱海行き。桶川で追いつかれるのでその手前で降りる事にする。

どこで降りようか。…しばらく考えて答えを出す。

籠原で下車。上野東京ラインの熱海行きを籠原で見送る。

トイレが近いのでトイレを済ませる。その間に湘南新宿ラインの特別快速小田原行きがやってくる。
その上籠原で5両増結するのでその時間もかかる。5両増結した分、籠原で座れる様になる。
しかし熊谷で着席はほぼ不可能になる。そうやって行動の最適化を考えると籠原で降りるのが無難だった。

籠原で下車。トイレを済ませて再度高崎線のホームに戻って増結される車両に乗車可能な位置で待つ。
手際のよい作業で5両がガッチャンと連結を果たして15両に増やされた車両の11号車に乗車。

乗車して割とすぐに出発。熊谷に停車。籠原から熊谷までは意外と距離がある。
籠原駅は熊谷市に存在しているが個人的には深谷市とのつながりの方が近い「籠原市」という印象がある。

熊谷から先は快速運転を行い桶川で先程まで乗車していた熱海行きに追いついて追い越した。

快速運転を続ける。北浦和を通過した辺りで反対側の線路からスペーシア(雅)とすれ違った。

「東武鉄道の車両とすれ違うとか縁起がいいな」。

そう思う様な展開。おそらく浦和で停車していたスペーシアきぬがわだと思われる。

それと詳細な区間は忘れたがまたしてもスペーシア(金色の日光詣)とすれ違う。

「1日に2回もJR線内でスペーシアとすれ違ったよ」と驚く自分がいる。

赤羽からは湘南新宿ラインって感じの線路を走り途中トンネルも通過したりして池袋に到着。
次は新宿に到着。新宿で下車。新宿で下車して改札を抜ける。ここはどこの改札だ?

反対側には甲州街道を挟んで別の出入り口が存在。その出入り口の上にはバスタ新宿。

「バスタ新宿ってあそこにあったのか」。

自分は上野、東京、品川の上野東京ラインに関してはお世話になる事が時々あるが
池袋、新宿、渋谷の湘南新宿ラインに関しては割と知識が足りていない。

なので今回は新宿駅を軽く探検する様な形でどこの改札口に出たら乗り換えが便利なのか。
どこの改札口に出たらバスタ新宿への移動が便利なのかといった情報を実地で検証する。

……。

バスタ新宿へはエスカレーターを上がっていく形になる。4階まで上がると発券所と待合所を
兼ねたスペースに出て、その場所から数ヶ所に別れている外に設けられたバス乗車口から
自分の乗りたいバスに乗るという形式の近代的バスターミナルだった。

「伊勢崎まで行こうと思えば行けるのか」

試しに券売機で伊勢崎オートまでの乗車券を買おうとする形でタッチパネルを操作。
入金する画面で「とりけし」を押して操作の練習を終える。

実際ここで購入して伊勢崎オートまでバスで行く事があるのかどうかは知らないが
場所と買い方を学んでおけば万が一の時には役に立つ事があるかもしれない。

そういう印象。

バスタ新宿をあとにして甲州街道の改札から外に出る。
地上に存在している陸橋を横断する巨大な横断歩道を渡って南改札の側まで歩く。
南改札がズラッと並んでいるその手前で歩みの方角を変えて小田急の改札を右手に見ながら歩く。
京王線、都営新宿線、都営大江戸線の改札に至る通路を通っていく。

地下1階に潜る階段を降りようとした時に外をふっと見たらオールスター競輪を宣伝するトラックに遭遇。
うわ〜珍しい。こういうトラックがある事は知っていたがまさか遭遇するとは全く思っていなかった。

武藤敬司さんをアンバサダーに迎えた今回の西武園競輪による広告トラック。
それを目撃したので今回は何かいい事がありそうだな。と思いながら地下1階へと降りていく。

京王モールの店舗を左右に見ながら通路を通っていく。
そうする事で都営新宿線と都営大江戸線の改札階(改札口)に到着。

ここでは都営の券売機と京王の券売機が横に並んでお客様を出迎えてくれている。

京王の方の券売機で1日乗車券を購入。大人900円。

正直高めの価格設定で自分は京王は好きだけどこの価格設定はもう少し安くしてほしいなぁと思う印象。

相鉄が大人740円。東急が大人680円。それと比較するとやはり高め。

とは言え京王にお金を落とす事は嫌いではないのでまぁ普通に紙(磁気券)で買って早速改札を通る。
改札を通って長大な下りエスカレーターで地下5階の都営新宿線のホームにまで降りる。

やってきた橋本行きの電車に乗車。初台、幡ヶ谷と停車する。

自分は京王線の新宿−笹塚の区間に乗車した事はあるが京王「新線」の新宿−笹塚の区間に乗車した事はない。

京王「新線」の場合、初台と幡ヶ谷に停車する。その2駅に停車してから笹塚に停車する。

笹塚駅での都営新宿線直通列車と京王線内運転列車の乗り換えは対面乗り換え。新宿駅で乗り換えるよりも楽。
なので笹塚駅が事実上の京王線と京王新線(都営新宿線直通列車)の乗り換え駅になると思っている。

1日乗車券は折り返し乗車も認められているのがいいね。

正確には範囲内であれば好きに乗り降りできるので結果的に折り返し乗車も認められる事になると書くべきか。

笹塚に到着。これで京王新線の新宿−笹塚の区間を乗車。笹塚で下車。
笹塚に関しては以前から駅周辺を歩いてみたかったという希望もあったので今回の機会で下車。

後々(あとあと)に回すという考えもあったがそうすると後の行動が上手く行かなくなるので
最短経路と比較すると若干の時間のロスになる事を認識した上で新宿から笹塚までを往復する事にした。

そういう訳で下車して改札を出て外に出る。笹塚と言えばやはり「笹塚ボウル」。ボウリング場ですね。
これだけ便利な駅から歩いてすぐの所にボウリング場が未だにあるっていうのはすごい事だと思っている。

そしてその笹塚ボウルが存在しているビルの1階にはスーパーマーケットのライフが存在している。
なので入店。正直古めかしいし店舗も狭いし行列は出来ているしで割と使いづらさとしては
近年開業したライフと比べるとちょっと見劣りする傾向もあるがそれでもこの辺りの地域の住民の皆様の
まさに冷蔵庫であり食料庫。2リットルのペットボトルに入ったキリンアルカリイオンの水を購入する。

税込み105円。

例えば500ミリリットルくらいの天然水を自販機で普通に買うと最低でも110円程度かかってしまう。
それだったら最初に2リットル分をどかんと買ってちょこちょこ飲んでいく方が結局はコスパに優れている。
ライフっていう首都圏を代表するスーパーマーケットが駅のこんな近くにあるんだから使わない手はない。

購入完了。重さがあるのでそれでもリュックに入れるかビニール袋に入れて手さげ状態にするかで考えたが
後者を選択。店舗を出て笹塚駅に戻る。今度は京王線の特急新宿行きで新宿に戻る。

往復でそれぞれ異なる経路を選択して乗車。京王の新宿駅に到着。
前回乗車した時に利用した「京王西口」ではなく「京王百貨店口」の方に向かう。

JRとの連絡改札になっている方は今の自分だと通れないので京王単独の改札を出てからすぐに
有人改札の駅員に「青春18きっぷを持っているのでJRの改札を通してください」と言づけてJRの改札内に入る。

京王百貨店口→JR中央西改札(の有人通路)。

そうした形ですんなりとJR線の改札内に突入。突入して山手線の渋谷方面のホームに出る。

JR中央西改札からJR新宿駅の改札内に入ると15番線と16番線のホームが近くなる。

15番線が山手線の池袋方面。16番線が総武緩行線(各駅停車)の三鷹方面。

その次に近いのが13番線と14番線のホーム。

13番線が総武緩行線(各駅停車)の秋葉原方面。14番線が山手線の渋谷方面。

埼京線による移動と比較して山手線による移動の場合だと停車駅が2つ(代々木、原宿)増えるが
ここから目茶苦茶遠い新宿駅の埼京線ホームまで行くよりも近くにある山手線ホームへの移動の方が楽。

そういう訳で14番線のホームに向かう。山手線の渋谷方面の電車に乗車。

代々木と原宿に停車してから渋谷に停車。渋谷へは京王井の頭線を完乗する為に下車。

渋谷駅の山手線ホーム(品川方面)から3階に上がって中央改札を出る。

「銀座線の乗り場がすっごく近〜い」とした感嘆の声を頭の中で上げながらそちらとは反対の通路を歩く。

ある程度長い通路を歩かされる感じもあったが1本道に近い上案内も充実しているのでそこまで迷う事もない。
京王井の頭線の渋谷駅に到着。右側通行状態なので通路の右側を歩いて先程購入した1日乗車券を通す。

通して改札内に入った先には丁度急行の吉祥寺行きが停車していた。

改札から一番近い号車の車内はやっぱりお客様が多いなぁと思いながらも発車間際に近い頃合いだったので
自分もその号車の車内に乗車。しばらくしてドアが閉まって電車が動きはじめる。

急行の停車駅は渋谷、下北沢、明大前、永福町、久我山、吉祥寺。ほどなくして終点の吉祥寺に到着。

これで京王井の頭線の完全乗車が終了。ここでJR中央線に乗り換える。
JR中央線の吉祥寺駅に移動してそこから立川方面の列車に乗車。途中の西国分寺で下車。
西国分寺の駅構造は分かりづらいなぁと思いながら武蔵野線の府中本町方面のホームに移動。
移動して数分後に府中本町行きの列車が入線。乗車して数分後には終点の府中本町に到着。

ここで電車を降ろされて改札に向かって歩きはじめる。

当たり前だけど今日は東京競馬場の開催日でもパークウインズとしての営業日でもないので
東京競馬場への臨時改札口は閉められたまま。「常時開設している側の改札」から外に出る。

外に出て府中市役所の方面へと歩いていき、もう少しで府中市役所に差しかかる場所の手前にある
ファミリーマートの所で進路を東に変える。駅の比較的近くではあるが戸建ての住宅が比較的多く散見され
そこまで喧騒にまみれた感じのない薄味の世界が広がっている。

しかしちょっと遠くに目を向ければ高層マンションの群雄が立ち並ぶ様な大都会の様相。

そのコントラストがまさに不思議な街という印象を自分に与えた。

大國魂神社の結婚式場に面した道を歩いて歩いて府中競馬正門前に到着。

府中本町駅の臨時改札から行けるのが西門で府中競馬正門前駅の目の前にある通路から行けるのが正門。

やはり府中市と言えばボートレース多摩川もありますが個人的には東京競馬場かな、と。

そんな印象で府中競馬正門前に到着。改札機が大量にあり、ホームがものすごく広々としている。
もう走り回ってもいいんじゃないかと思うぐらいの広々としたホーム。

大きいレースの当日ともなればこのホームの上でさしずめ「人間競馬」が開催されるとかされないとか。

競馬の開催されていない日は基本的に20分に1本ペースのダイヤ。本数としては意外と多い。
あと数分後に発車する東府中行きの電車に乗車。2両編成の電車は東武亀戸線を思い出すね。

府中競馬正門前を出発。数分で終点の東府中に到着。

東府中から各駅停車京王八王子行きに乗車。一駅先の府中で下車して特急の京王八王子行きに乗り換える。
府中駅は府中市の中心駅で特急も停車する主要な駅。そこで緩急接続を行っているのが京王電鉄のひとつの特徴。

特急で高幡不動まで移動。高幡不動で下車。さしずめ「動物園線」とでも呼称すべき路線に乗り換える。

その為にホームを移動。多摩動物公園行きの電車に乗車。数分後に発車して次は終点多摩動物公園。

到着してそのまま折り返して高幡不動に戻ってもよかったがそれではつまらないので改札を抜ける。
改札の目の前にある「京王れーるランド」に突入。大人310円を支払って券売機で磁気券の入場券を購入。
それを自動改札に通して中へと入る形式。基本的には未就学児から小学生向けの出し物が殆ど。

そういう空間ではあるが大人でも楽しめる車掌体験、運転体験などの出し物が子供たちを魅了している。
自分はすでに先客が大勢存在している体験型のアトラクションに手を触れる暇がないので
1階2階と見て回りトイレを済ませてアネックスの方にも顔を出して多摩動物公園の出入り口までは
足を運んで早速戻って京王れーるランドのみやげ物屋さんに立ち寄って駅名票を模したキーホルダーが
駅ごとにつり下げられているのを見ながら「調布か京王多摩川にしようか…でも520円かぁ高いなぁ」と
思いながらのウインドウショッピング。それらを経て再度多摩動物公園駅の改札を通って高幡不動行きに乗車。

やはりモノレールと並走している感じの区間なのでモノレールとの共演が面白いね。
モノレールの鉄柱とは異なる方向に曲線を描き、下りながら曲がっていって高幡不動に到着するのが京王の線路。

そうやって高幡不動に到着。高幡不動から特急の京王八王子に乗車。

これで京王八王子まで向かう。京王八王子は地下駅なので地上の様子は窺い知れず。
到着後トイレを済ませて車内に戻る。出発して次の停車駅の北野で下車。

北野では各駅停車高尾山口に乗り換える。この後やってくる特急よりもこの各駅停車の方が高尾山口まで先に向かう。

乗車して各駅に停車しながら「狭間とか面白い駅名だな」と思う様な展開を経て高尾に到着。ここまでは割と開けている。
山々の中に宅地とマンションが立ち並ぶベッドタウンとしての印象の大きい「山の中の古びた都会」。

早い内から開発が進められてきたので立ち並ぶ住居は割と以前からあったんだろうなぁという古びた印象の物が多い。
近くにある「イーアス高尾」という商業施設のピカピカぶりが逆に場違いにさえ思える様な新旧のコントラスト。

高尾駅を発車すると次は終点の高尾山口。この一区間は単線かぁ。

トンネルをひとつ抜けるとだいぶ高尾駅周辺とは雰囲気の異なる「観光地」の様相を自分に見せた。

終点の高尾山口に到着。駅のすぐ脇には比較的新しい温泉施設の巨大な建物が。
入る時間はないので「こんな建物があるんだ」と認識する様な程度。

高尾山口ではこれまでの京王の駅で見てきた物とは異なる字体と色合いでホームの天井からつり下げられている
駅名標がデザインされている。やはり「高尾山への観光を意識した駅」という立ち位置である事を改めて認識する。

ホームから周辺の様子を眺めて電車に乗り込んで出発。一駅先の高尾で下車してJR中央線に乗り換える。
京王線からJR線までは割と長い長い長い長い通路を歩いて乗り換える羽目になるんだな。

実地に来て実感する事もある。

歩いて歩いてJR側の高尾駅に到着。中央線で八王子に向かう。到着した電車が出発して八王子に到着。

八王子は間違いなく東京都の西側の大ターミナル駅だと思うんだがなんかその印象に乏しいのは一体何故か。

中央線、八高線、川越線、横浜線。少し離れた所になるものの京王八王子駅があるので京王線もカバーしている。

八王子オーパもあったりとやっぱり都会だよな。さっき見た聖蹟桜ヶ丘オーパが「昔のロゴのオーパ」なのとは
対照的。八王子オーパは近代的な建物。そりゃそうだ、開店したのが2018年なんだから。

オーパはオリエンタルパークアベニューの略。元々はダイエー系のファッションビルの名称で
イオンが自社グループで展開していたフォーラスのブランドを半ば捨てた形で名称をオーパに切り替えた。

そんな事を乗り込んだ横浜線の八王子駅の電車の車窓から考えていたら桜木町に向けて電車が発車。

途中の橋本で下車。

橋本駅周辺はやっぱり栄えているね。そして駅の近くには超巨大な工事の様相が。

神奈川県内のリニアモーターカーの停車駅はここ橋本に造られるという展開なので超がつくほどの
大工事の真っ只中な現場を見る事が可能な地域。それが相模原市に存在している橋本駅周辺の事情。

改札の外に出てすぐの所にユニクロがあるのって面白いねと思いながら今度は京王の橋本駅の方に移動。
この地域に存在しているJRと京王の接続駅って長い通路を歩いていかないと乗り換えられない駅が多いね。

例えば伊勢崎駅での東武とJRの乗り換えなんて駅舎が隣り合ってるから普通にすぐ乗り換えられるよ〜?

みたいな事でも考える。古くから発展している地域ではこうしたコンフリクト(衝突)が存在している事を学ぶ。

京王の橋本駅に到着。あとは京王多摩川まで向かえば京王線を全線完乗した事になる。

改札内に入って特急の新宿行きに乗車。先に区間急行の本八幡行きが出発していったが
途中の京王多摩センター駅で追いつく事になる。

特急の新宿行きが出発。前の電車に追いつけ追い越せとばかりに駅を飛ばす。

特急が京王多摩センターに到着。

ここは小田急多摩センターと駅舎が並行に存在している上に京王側のホームと小田急側のホームとの間に
目隠しの様な壁や仕切りも存在していないので時間帯によっては相手側のホームと列車を見る事も可能。

特徴的なのはサンリオピューロランドの最寄り駅という事で駅看板や駅名標に
サンリオの代表的なキャラクターが描かれている事。

京王側にはポムポムプリンやハローキティが。小田急側にはマイメロディとシナモロールが。

ほんと「多摩センター」は新興住宅地と巨大商業施設とサンリオピューロランドに彩られた開発地域だよな。

多摩モノレールの終着駅にもなっている多摩センターは合計3つの鉄道会社の路線が集結する一大地域。

そういう訳でこの駅からサンリオピューロランドからの帰りかな?と思わせる様な手さげ袋を持った乗客も
乗ってくる様なそうした展開。自分的には「♪すきすきすー ふわふわふー こんな気持ち メロメロディ」
みたいな形で脳内演奏するだけですが。「♪夢だけど 夢じゃない お願いね マイメロディ」

「はいクロミちゃん、お見舞い。マイメロお花摘んできたの」
「いつも、すまないねぇ、マイメロ」「うふ。それは言わない約束でしょ?」

意外な事にクロミ様が発見できなかった。そろそろ描き加えてもいいと思うよ。

そんな印象を乗せた自分を電車が出発。次は京王永山に停車。
小田急永山の方は壁があるので見る事が出来ず。

次は京王稲田堤に停車する為にそこまでの途中駅を飛ばしていく。
京王多摩川を通過した時点で京王線全線完乗達成。今回乗車していない区間は以前に乗車している。

電車は高架の京王多摩川駅の手前に差しかかる。
多摩川に差しかかる辺りで左手に京王閣競輪場が見えてくる。

左手にバンク内が見えて時間帯によっては電車の中からレースを見下ろすのは
京王稲田堤から調布に向かって走っていく電車の車内から実行した方が見やすくなる。

電車の中から競輪場のバンク内が見えるっていうのは関東だと他に聞いた事がない。
関東以外だと岸和田が南海電車から見えそうな感じの地図にも見えるが
自分は南海沿線の住民ではないので分かりません。

多摩川を渡り切って京王多摩川の高架ホームを通過した時点で京王全線の完全乗車を達成。

おめでとうございました?おつかれさまでした?

正直興味ない。

この後の展開をどうこなしていくかで頭がいっぱい。

京王多摩川を通過して調布に停車。調布から先は千歳烏山、明大前、笹塚、新宿と停車していく。

途中の駅をガンガン飛ばしていく特急とかいう物凄い存在。
停車駅が増えた?停車駅が増えた事でだんご運転になりづらくなったのはメリット。
全体の所要時間はそんなに変わらない。

特急の停車駅を準特急と同じにして準特急を消滅させた事は個人的にはありだと思っている。

そういう訳で新宿に到着。京王百貨店口の方は混雑するのでホームの別の階段から行ける
ルミネ口の方に向かって歩いてルミネ口の方で改札を出てJR線方面への通路を歩いて
8番線の中央線ホームに到着。中央線の東京方面の電車に乗車。

中央線は総武線各駅停車と並走する様に走っている。

今日は東京ドームで巨人対広島。神宮球場で東京ヤクルト対横浜。

なので総武線各駅停車の沿線ではプロ野球(NPB)のJERA セントラル・リーグ公式戦が2試合もある。

見に行っても楽しそうだがプロ野球の試合は平気で4時間とかかかる場合もあるので
見たら今日中に帰る事は出来なくなるだろうね。そういう訳でパス。

水道橋の駅の近くでは東京ドームに向かう野球ファンの姿が。
身につけている物やユニフォーム等でどちらの球団のファンなのかがよく分かるね。

「(勝てよ広島ぁ……)」

念を送るかの様にプロ野球ファンの後ろ姿を眺めながら御茶ノ水に停車。
中央線から総武線各駅停車に乗り換えて秋葉原に向かう。

一駅で秋葉原。3階といった感じの地上から高い高い総武線各駅停車の黄色い電車を乗り降りする
ホームに到着して長い距離を歩かされて電気街口の改札から改札の外に出る。

改札の外に出てヴィドフランスに入店。あん入りパンを2個購入。食べながら歩いて紳士服の青木の
建物の裏側に到着。むしろ快活CLUBの方が本体なんじゃないか?と思う訳ですが。

秋葉原の快活は鍵付完全個室が最初の30分428円(税込470円)。

「足元見てるだろ〜」と言わざるを得ない様な料金設定。

快活CLUB神田駅南口店の鍵付完全個室が最初の30分346円(税込380円)。

あと秋葉原から比較的近いのって北千住駅西口店ぐらいか?いや、亀戸にもある。

快活CLUB北千住駅西口店の鍵付完全個室が最初の30分428円(税込470円)。
快活CLUB亀戸駅前店に個室はなくオープンシートが最初の30分255円(税込280円)。

東京都の快活CLUBをご利用の際は、現住所が確認できるご本人様確認証をご提示いただいております。
現住所が確認できない場合は、店舗のご利用が出来ませんので、あらかじめご了承くださいませ。

マジかよ。

そんな情報を調べたりしながら紳士服の青木のビルの裏側から秋葉原のメイン通りへと入っていく。
最近はコンカフェのお嬢さんの呼び込みも本当に増えたねぇ。

なんて事を思いながら日乃屋カレーの方に突撃。正直高いよね。まぁ普通に考えたら
東京都心の飲食店なんてショバ代も高くなるんでその分商品価格に反映しないとやっていけませんが。

温玉入りのカレーに決定。食券を買って出して注文。ごはんの量は標準の量で依頼。
しばらくして商品がやってきたので早速いただきますと食し始める。

やっぱり辛いね。自分外出すると食べなくなる事が殆どなんだけどそれだと体力が持たないから
カレーライスみたいな発汗を促される食べ物だったらいけるかもね、という事で食してみる。

ひぃひぃふぅふぅ、口から火が出せそうなぐらいにから〜いと悶絶しながら水を飲みながら
半ば苦行の様な感じでカウンター席でカレーを食す自分がいる。

苦労しながらも食べきってごちそうさまでした。お店を出てメイド通りと呼ばれている通りに出る。

メイドとか言われても正直ピンと来ないっす。

その殆どがお店に雇われている関係のなんちゃってメイド。

かつて秋葉原に存在していたシャッツキステだったらメイドと名乗ってもいいだけの雰囲気はあったが。

今は「メイド風衣装」だよね。正直言って。なので「なんちゃってメイド」。

1:見た目(身形)がメイドからは程遠い。

髪色自由、ピアス自由、場合によってはリスカ痕があっても採用しますよとした形で募集をかけた結果
メイドと言われて世間一般的に想像されるものとはほど遠い見た目(身形)の女の子がメイドになった。

2:言葉づかいがメイドからは程遠い。

どういう言葉づかいを普段からしているのか、その様相がかいま見得る様な言葉づかいをする人が増えた。

3:お店に来ないと分かるとすぐに冷たくなる瞬間冷凍な女の子が増えた。

お店に行かないのはお店のシステムが悪いからなんじゃないの?
お店のシステムを自省しながらよりよくしていくという工夫もせずに客のせいにばかりしても進化がない。

「1時間単位で計算すると長すぎて会話がつらくなる。正直30分単位にしてほしい」
「チラシには書かれていない1000円程度の『キャストドリンク』を注文しないと女の子と喋れないのはどうよ」

キャストドリンク(の存在)とかまさに水商売。
キャバクラの延長線上になってしまったなぁと嘆く印象。

いわゆるメイドカフェ(メイド喫茶)が中心的な存在だった時代の頃はシャッツキステに代表されるお店や
キュアメイド、メイリッシュ、ひよこ屋の様なまだ良心的なお店もいくつか存在感を示していたが
コンセプトカフェ(コンカフェ)という名称がメイドカフェ(メイド喫茶)を内包する様になって
さまざまな店舗が進出してきた近代史に入ってからはまぁ割とぼったくり店舗が増えてきたなぁと。

そうやって嘆く印象。

……。

システム的な欠陥を直すのは店の経営者もしくは責任者の仕事。女の子に罪はない。
女の子の背景を軽く探ると「親も応援してくれている」娘さんから「親には反対されている」娘さんまで。
そこは悲喜こもごも。ただどちらにしても年頃の女の子がいきなりこの世に成長した形で出てきた訳ではなく
例えば20歳だったら20年という歴史の中でおしめを変えてもらったりと親の庇護を受けて育ってきた時間もある。

そうした家庭の事を考えるとコンカフェの女の子だから多少セクハラみたいな事してもいいだろ的な?
考え方にはなれないしならない。

もうちょっとクッソ良心的なコンカフェ(のシステム)に切り替えても罰(ばち)は当たらないと思うよ?

そんな事を考えながらアキバカレー屋めぐり。「ゴーゴーカレー」「上等カレー」あと他に何があったっけ?
みたいな事を考えながらコンカフェの呼び込みのお嬢さんを一瞥する様な展開で軽く歩き回る。

「カレーなら食える」「食欲があまりなくてもカレーなら食える」。

もはや秋葉原はカレーの街かな?(すっとぼけ)と言わんばかりのカレー屋ジプシー状態。

カレー屋さんを華麗に探しながら(ここダジャレ、ここ笑う所)時々コンカフェのお嬢さんの呼び込みを受ける。

「上等カレーのビルの中にある『アルティミシア』でーす」

……。

衣装の腕まわり等についてるフリルがポロリと取れかけている。
衣装の生地が薄手で下につけているブラジャーの模様まで見えている。

それは意図的に見せているのかそれともあまり見られたくない物なのか。
前者ならキャバクラみたいだなと驚くし後者ならもっと厚地の布にしてもらった方がいいと思うよ。

話し込むと敬語が簡単に取れてしまう語尾の持ち主。

女の子って女の子に生まれるのではなく「女の子になる」必要のある生き物。
その辺りが所作や言葉遣いに現れる。正直もう少し丁寧な言葉遣いをした方がいいと思うよ。

……。

中にはコンカフェのお嬢さんとプライベートでも繋がりたいとのたまう連中も散見される訳だが
コンカフェのお嬢さんと「繋がり」を求めても大半のお店では禁止されてるから普通に無理だよ。

ただ「規則で禁止されているから」ではなく「女の子を引き受けるにはそれ相当の覚悟と責任が要る」から。

そうした理由の方がまだ納得がいく。

添い遂げる覚悟を目の前のお嬢さんに持てますか?みたいな問答が自分の中で発生した結果
「この娘さんとは無理かな」となるのでその相手とは繋がりなんて求めないのが普通ですね。

そうした結論に至る展開。

コンカフェのお嬢さんだから好きなのではなく好きになった女の子を知ったきっかけがたまたまコンカフェだった。

そうでなければやめておいたほうがいい。

呼び込みに関しては正直興味が持てない。女の子ってやっぱり異性(男)を怖がるのが本質なんですよ。
ちょっとちょっかいを(わざと)出してみるとやっぱり相手は引くね。先に声をかけてきたのはそっちなのに〜。

まぁ、あんまり深入りしない方がいいですわ。

カレー屋さんを華麗に(以下略)しながら末広町駅近くの「まいばすけっと」に出向いたけど意外と高い。
ものにもよるけどAKIBAカルチャーズZONEの道一本挟んで向かい側にあるオリンピックの方が安いかも。

飲み物はそっちで買う事を考える感じの価格設定だった。

もう少し詳細を書いておく。

いわゆる「ジュース類」の価格は末広町駅近くの「まいばすけっと」と秋葉原駅寄りの「オリンピック」が横並び。
違いが感じられない様な価格設定。しかし「まいばすけっと」はイオン系なのでトップバリュの商品を扱っている。

トップバリュの水や烏龍茶、あるいは麦茶といった商品はナショナルブランドの商品よりも
確実に安くなっているのでその種類に当てはまる商品を買うのであれば「まいばすけっと」の方がいい。

そんな様相を確認した。

カレー屋さんを華麗に探し終えたので秋葉原駅の構内に入って帰路につく。

2022年08月12日(金)22時24分12秒