最近は頻繁に出かける機会が増えている。それと同時に親指シフトで記述する文章の構築力も上昇している。
・どの様な表現で記すのか
・どの場面での出来事を記すのか
・現実に発生した出来事と個人の思考が持つ思想を区分しながらも連鎖的なものとして記せるか。
旅に出ると同時に文章力が上がる。最近はその連鎖反応が定期的に発生している。
記述する理由は写真や動画では伝えきれない行動の顛末とその行動に至った思考とその理由。
そうした内容を文章で魅せてやるぜといった少々の自負も含めて書いておく事で
後で見直した時にその当時の記憶が往時のものからあたかも昨日の出来事だったかの様に蘇る。
その「蘇り」を楽しむ為。
それが近況。
……。
深夜の就寝前の時間帯に計画が湯水の如く沸きだしたのでそれらをまとめてから就寝する。
外出する事そのものは数日前から決めていたがその行動の詳細に関しては外出の直前になって
吹き上がる事が何故か殆ど。正直もう少し前の時間帯に吹き上がってくれた方がありがたい訳だが。
就寝して起床。本来出発する時間より少々遅れてのお寝坊さんに近い状態で起き上がる。
持っていく道具の準備をしながら計画を見直しながら。それらを並行して実行しながら外出して乗車。
高崎駅に到着。在来線の改札機を出てそこから新幹線で大宮まで向かう。
クレジットカード専用の指定席券売機で大宮までの乗車券と特急券を購入。
例えばタッチでGo新幹線とかにしないの?と言われたら「交通系ICカードを別に持つのが面倒」
「残金が少なくなった時にチャージするのが面倒」「モバイルにするとスマホが壊れた時にどうしようもない」
などの理由から消極的というのが自分の思想。
特に最近のハイエンド端末によくあるUFSのストレージを使っている端末だと
UFSのストレージの読み書きでミスが発生してデータが読み出せなくなる事例が報告されている。
データそのものは無事だがテーブルが読み書きできなくなるのでファクトリーリセットが必要になる残念な展開。
非UFSを使えばいい訳だがそれでも落としたり無くしたりという事象が発生する可能性はまだ残る訳で。
基本的には「交通系ICカードには消極的」。それが自分の思考。
紙の切符を新幹線の改札機に通してホント何年ぶり?って程でもないけど気持ちはそのくらいの浦島太郎状態で
新幹線の改札内に足を踏み入れる。2桁の番線がある事に違和感。普段は1桁で済んでいるからね。
13番線から「はくたか」が到着。次の停車駅は大宮。
停車駅がひとつ増えるたびに5分くらい所要時間が長くなる。
本庄早稲田、熊谷と停車する「たにがわ」よりもそれらの駅を通過する「はくたか」の方が所要時間が短い。
はくたかの自由席は階段から離れている1号車がまだ空いている方だよ。
まぁ座席を確保したかったら指定を取れという話になる訳だが。
それでも割と1号車の自由席を求めて先んじていた乗客の列は長め。どうしてこんなに人が並んでいるの?
自分の想定を越えている列の長さだったので驚いた。
それでもかろうじて座席を確保。扉が「片側から閉まっていく」新幹線の閉まり方は
「両側から出てきて閉まる」在来線の閉まり方とは全く違う閉まり方だね。
そんな違いを思いつきながら通路側の座席を確保。3人がけの一番右側を確保した所で動きはじめる。
高崎→大宮が在来線だと1時間20分程度。新幹線はくたかの本庄早稲田、熊谷通過型だと25分程度。
およそ55分の時間短縮に繋がる。
最も、在来線の中でもネットしたり配信みたり音楽を聞いていたりしたらそこまで長丁場には感じない訳ですが。
新幹線に関しては不倶戴天の敵でもなければ日常的に乗りこなす代物でもない。
「使うべき時には使う」という決め事の元で使用(乗車)の可否を決めている。
今回新幹線へと乗車するに至った理由は以下の内容。
1:今回の目的地が渋谷方面。途中で埼京線に乗車する必要がある。
大宮駅はその構造上新幹線の下に埼京線の地下ホームが位置する関係になっている。
乗り換えが短く済む上にはくたかの大宮到着と埼京線通勤快速新木場行きの時刻が乗り換えに適している。
2:行きの時間短縮はその後の行程に対して効果的だから。
いつ帰るか分からない帰りの時間帯よりもある程度設定可能な行きの時間帯の方を短縮した方が
その後の行程に対する時間の使い方に余裕が出る。今回はおよそ55分の短縮。
3:その他の準備に必要だから。
例えば車内での充電。例えば車内での行程の見直し。そうした事をじっくりやるには
座席を確保した上でそれらの行動に移せる新幹線の方が適していたから。
そうした理由で乗車。本格的に速度を増した新幹線はあっという間にニューシャトルのどこかの駅を通過。
一瞬のすれ違いなのでどの駅なのかがさっぱり分からないというこの高速走行ぶり。
自分が窓の外をよく見ていなかったからというのもあるがこの高速ぶりが新幹線の特徴。
そしてあっと言う間に大宮に到着の車内放送が流れ始める。
荷物をまとめて降りる準備をはじめる。
更に速度がゆっくりになる頃には自分の身が扉の前に位置づけられる様に席を移動する。
扉の前に立った自分の目の前に大宮駅の新幹線のホームがピタっと停止してから扉が開いた。
「もう大宮?まるで夢見たい」
そう思う様な時間と距離のバグが脳内で発生しそうなワープ感覚。
新幹線のホームから新幹線改札を出てそのまま階段を降りて埼京線のホームに到着。
快速の新木場行きが入線。埼京線はお客様救護の影響でダイヤが乱れているという内容を
新幹線の出入り口の上に存在している文字が流れる情報表示の所で承知済み。
場合によっては赤羽で湘南新宿ラインにでも乗り換えるか…?みたいな事も考えつつ乗車。
そして出発。通勤快速なので大宮の次は武蔵浦和、武蔵浦和の次は赤羽。
相鉄線が乗り入れる前は快速といえばこの通過設定だった。正直通過するならこの設定の方が好ましい。
赤羽に到着。ここで発車時刻になっても列車が出発しないまま。しばらく赤羽駅で待たされる。
定刻から5分程度遅れて出発。その後も割とトロトロ走りながらようやく新宿に到着。
新宿始発の相鉄線直通海老名行きに乗車する。
生まれて初めて相鉄の「横浜ネイビーブルー」といった色合いの相鉄12000系車両に乗車。
直前に新木場行きが出発しているので乗車率は低め。
やがて相鉄の車が新宿駅から動き始める。大崎まではこれまでと同じ。その次の停車駅が武蔵小杉。
割と気温が上昇してきた印象の景色と外気に熱中症の危険性が頭にチラついたので武蔵小杉で下車。
正直これは悪手だったと言ってもいい。
1:湘南新宿ラインの武蔵小杉駅は東急東横線、東急目黒線、JR南武線のある方とはかなり離れている。
2:あちら側の武蔵小杉駅を中心に存在しているグランツリー武蔵小杉などの施設からも離れている。
なので離れ小島。正直「東武蔵小杉駅」ぐらいの駅名の方が現実的な距離感を表している。
最も、その書き方だと「東武+蔵小杉駅」とも読めてしまう訳だが。「東武和泉(駅)」の様なノリになる。
現実的には武蔵小杉駅と呼ぶにはあまりにも東過ぎた。それでも今回での下車を決める。
「たぶん今回降りなければ武蔵小杉で降りる用事なんておそらくないと思うよ」。
それが下車の理由。案の定長くて長くて仕方のない南武線への通路を半ば強引に歩かされる様な形で歩いて
南武線のホームに到着してそこから更に歩いてようやく別の改札口へとたどり着いた。
別の改札を抜け出してようやく安堵。
武蔵小杉駅周辺の商業施設を一通り見て回るかという事でまずは武蔵小杉東急スクエアへ。
スーパーマーケットで食料品を確保しようと考えたが入居していたのはマルエツという事で
自分の中でマルエツは高めのスーパーという印象が根強く残っている。
幸手のマルエツで見たあの価格設定は「こんな設定じゃ群馬じゃやっていけねぇぞ」といった高値の印象。
もちろん物価指数が違うので単純比較は出来ないが群馬の設定に慣れていると「これじゃ買えねぇぞ」と
ついつい思ってしまう様な値段設定だった。なのでマルエツはパス。
反対側に出てららテラス武蔵小杉へ。こちらは本当に「お店の中を見た」だけ。
最後の砦とばかりにグランツリー武蔵小杉まで少し歩いてようやく到着。
こちらは要するに「アリオ」のもっとすごいバージョンのショッピングセンター。
「グランツリー武蔵小杉」「プライムツリー赤池」の2つモールは
どうしてアリオとは別のブランド名にしたのかその意図が見えない。
入店すればその意図が見えるかな?と思って入店。…入店してもその意図が見えない。
普通に「アリオ武蔵小杉」ではダメだったのかな?という印象。
セブン&アイ・ホールディングスの考えている事が分からない。
1階の食品売場でプライベートブランドの麦茶といなりずしを確保。
専用アプリを導入していないと使えないレジが無用の長物。自分も導入していないので有人レジへ。
会計を済ませてから早速パクパクと頂く展開。
割箸が上手に割れずに片側に寄った割れ方になったのはご愛嬌。
頂いたあとに残った容器を食品売場のくずもの入れに託して出発。
駅周辺を散策している時に見えたイトーヨーカドーの看板を目印に歩いていたら亀屋万年堂を発見。
亀屋万年堂と言えばナボナのお菓子。
武蔵小杉の駅の近くにあるんだ〜。知らなかった。
ちょっと驚いて面食らいながらも早速入店。数あるナボナの中から「あんとバター」を選んで会計。
「ナボナはお菓子のホームラン王です」
昔のテレビコマーシャルで一躍有名になったナボナを擁する亀屋万年堂も
現在ではシャトレーゼの子会社。正直ちょっと信じられない様な組み合わせと言わざるを得ない。
ナボナを頬張りながらイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店に到着。
とは言え飲み物はグランツリーの方で買っているので店内をちょっと見学する程度。
こちらは「古き良きヨーカドー」の印象。店内の案内看板(案内サイン)が少々古めかしい代物。
いわき市のイオンに足を運んだ際に見て実感した「サティやここ」のそれと同一。
元々はサティの屋号で営業していたものを看板をつけかえてイオンとして営業を続けている
元いわきサティの店内にあるサティ型の案内看板(案内サイン)を見つけた時の「サティ感覚」。
それと同じ感覚をここでも受ける。ここは「古き良きヨーカドー」。
それにしてもこんなに近場にイトーヨーカドー(の関連施設)が2つもあるというのはやっぱり贅沢。
群馬からはイトーヨーカドーが既に消えている。栃木県でも宇都宮の1店舗だけ。
それで首都圏(東京近郊)になったらこうして複数の店舗を近接地に構えているんだから
首都圏にドミナントを固めてきましたねイトーヨーカドーさんはと思う様な展開にもやっぱりなる訳で。
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店を出たら横須賀線の方の武蔵小杉駅まで延々と歩く。
「リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉」の建物を通過してその建物の側面を伝って歩いたら到着。
武蔵小杉駅周辺の印象?「とにかくタワーマンション」。
ざるそばを入れる蒸籠(せいろ)を巨大なものにして、その巨大な蒸籠を何重(なんじゅう)にも積み重ねて
それにベランダを巻き付けたらタワーマンションの完成。
そうした感じのタワーがいくつも建設されているという摩天楼の地域。
商業施設もタワーマンションも数多く建設されているが割と乱雑な雰囲気になっているのは否めない。
そしてやはり遠い湘南新宿ラインの武蔵小杉駅。正直もう少し近くできないのかなぁとついつい思ってしまう。
そうした距離感。
横須賀口から改札内に入って埼京線の列車が来るのを待つ。こちらも数分遅れで到着。早速乗車して出発。
「次の停車駅は羽沢横浜国大です」。
……およそ15分も停車しない約16キロ少々の旅が始まった。
首都圏で駅と駅の間隔がここまで長いのは他にないはず。
最初はゆっくりと走りトンネル区間に入って本格的な速度を出し始め再度地上に顔を出したら鶴見の近くを通過し
そして駅侵入の直前に再度地下へと潜って羽沢横浜国大駅に到着。ここで再度下車して改札を抜ける。
ここまではJRの青春18きっぷの効力があるがここから先は相鉄線に入るので相鉄線内で有効な切符が必要。
それを購入する為にも一旦改札を出る。
改札の外に出る。外は開発中の街並みが続いている。駅の近くにタワーマンションが建設中。
少し歩けば薬局などが入居する商業施設があったがそこまで行く必要性を感じなかったので今回はなし。
駅舎の反対側の住居等々が門を構える区域に行くには
貨物列車の往来の激しい幾重もの線路の上を架ける橋を渡る必要がある。
渡り切るとそちら側には「横浜市神奈川区羽沢南」の住所(住居)表示。そういう表示なんだ。この辺りは。
それを確認したらさっさと来た橋を戻って羽沢横浜国大駅の駅舎に戻る。
……。
ここから先をどう移動するか。
今回の目的は「相鉄線完全乗車(なお来年3月開業予定の相鉄・東急直通線が開業したら完全ではなくなる模様)」。
それとは別に「京王線完全乗車」の目論見も存在している。
しかし武蔵小杉駅周辺で案外時間を食ってしまったので当初の予定を全部遂行するとなると時間が足りない。
ある程度予定の組み直しが必要になる。組み直した予定に沿って行動するなら切符は区間ごとに買う?
それとも相鉄線の1日乗車券を買った方がお得になる?そもそもどこまで移動できる?どれだけの時間が使える?
幾つかの疑問符が頭に浮かぶ様な展開。計画の練り直しとばかりに路線図とのにらめっこが執り行われる。
時刻表にも軽く目を通していた時に今度は頭に電球が浮かんだ。
……。
相鉄線の1日乗車券を券売機で購入。大人740円。購入して改札を通る。
羽沢横浜国大から普通列車の海老名行きに乗車。途中の西谷(にしや)で下車。西谷で特急海老名行きに乗り換える。
羽沢横浜国大から出発した各駅停車の海老名行きの電車が西谷を出発するのが12時6分。
西谷で接続した特急の海老名行きの電車が西谷を出発するのが12時5分。
西谷で特急に乗り換えて海老名まで特急で一気に突っ走る。
西谷から先の二俣川駅から本線といずみ野線が分岐する訳だが
いずみ野線の速達種別はない訳ではないがこの時間は走っていない。
本線は特急海老名行きが存在。そして海老名駅始発の特急横浜行きも存在。
特急で素早く二俣川から海老名の間を往復し、二俣川から分岐するいずみ野線は各駅停車で片道だけ移動。
二俣川からいずみ野線の終点の湘南台までは向かうが湘南台から二俣川には向かわない事で片道だけの移動になる。
特急の海老名行きが12時5分に西谷を出発。あとの停車駅は二俣川、大和、海老名。
駅間が短い相鉄の駅を飛ばして主要駅に停車する無料種別の特急電車が通過する駅をガンガン飛ばす。
大和までの区間は一度訪れた事がある。大和から先は未乗車の区間。大和を出発してから7分程度で海老名に到着。
終点の海老名には車止め。下車して一方向にしかない改札まで割と長い距離を歩いていく。
ホームの片側にしか改札がない相鉄の海老名駅。改札を出るとその周辺はビナウォーク海老名の建物づくし。
ひとつの建物に商業施設を集約しているのではなく駅周辺のいくつかのビルに分散。
それぞれに「1」「2」と数字をつけて命名。駅周辺に店舗が分散している状態が海老名駅周辺の特徴。
近くにある階段を登ってペデストリアンデッキに上がりデッキを歩いてスターバックスに入店。
山梨の地元フラペチーノのぶどう味を注文。「ふたもいらないです」「手渡しでお願いします」「ホイップ増量で」と
注文の多いお客様状態の展開を経て商品が手渡される。増量してもらったホイップに口先をつけてもしゃもしゃと食べる。
ホイップを一度に頬張りすぎやねんという感じで一気に食べ尽くして紙の薄茶色したストローで中身を混ぜながら飲み干した。
手元に残ったプラスチックや紙の物体は店舗のゴミ箱に投入して回収してもらう事にする。
再度デッキを歩いてJR相模線の海老名駅に向かおうとしたが想定以上の距離があるので途中で断念。
「想定した以上の距離感とお伝えいたします」と報告した上で踵を返して相鉄線の海老名駅の方に戻る。
特急の横浜行きが発車する2分前くらいに乗車。発車ギリギリまでお客様が乗り込む人気優等種別。
特急の横浜行きが駅をガンガン飛ばして大和に到着。大和から先もガンガン飛ばして二俣川に到着。
自分は自分の身体を二俣川駅に放りだして列車を見送ってから改札を出る。
ここが相鉄の主要駅のひとつである二俣川駅かぁ〜。
ある種の感嘆に印象づけられながらまずは「ジョイナステラス二俣川」のある方に出る。
商業施設の入口付近で強い風が吹いている。この時間帯にここでこれだけの風?と疑問に思う程の強風。
駅前にはバス停。相鉄の最近のCIに彩られた青と橙色のバスが大半だが以前の相鉄のコーポレートカラーだった
黄緑色のバスもたま〜に目撃する。そうしたバス停の向こうには坂道とその両端には東急リバブルなどの店舗が並ぶ。
向こうに続く坂道の左側にある西友としまむらの看板が目立つ印象だった。
ジョイナステラス二俣川に入店。食料と飲み物を確保しに相鉄ローゼンの店内へと向かう。
考えてみたら相鉄ローゼンに入店して買い物を行おうとするのは生まれて初めての事。
普段相鉄ローゼンで買い物をする事なんてないのでよくよく考えてみたら今回が初めてか。
♪まだ云わないで呪文めいたその言葉 愛なんて羽のように軽い
やはり「ローゼン」と聞くと自分的にはローゼンメイデンが思い浮かぶので
「聖少女領域」を脳内コンクールで演奏しながらの買い物かごを片手に取ってのお買い物。
パック詰めされたお寿司が1割引で中身にまぐろとイカがあったのでこれを。
冷蔵ケースに並べられた各種ドリンクの中から「なっちゃん塩パイン」が安くなっていたのでこれで。
レジを通して買い物完了。
♪薔薇の首輪つなげて 銀の鎖くわえて 今宵もひとり果てる あなたが憎らしい
今回の展開そのものが「禁じられた遊び」ですか?そうですか。
禁じないで下さいね、この手の旅は自分の能力が目覚ましく開花していく為のものだから。
割箸を1本頂いてお店の外に出る。お店の外には営業時間がでかでかと書かれている訳だが
「朝6時から25時30分まで」の営業時間が誇らしげにでかでかと書かれていた。
二俣川の駅直結という利便性と集客性と重要度を省みればこの設定も頷けるが
ほぼ始発の時刻から終電まで営業しているというのはやっぱり非常に強くてすごいね。
以前神奈川フューチャードリームスのチアチーム「ドリームガールズ」の面々が
出ていたであろう歩行者用スペースの一角に存在していた日陰で寿司を食う事にする。
相鉄ローゼンでもらえる割箸は竹の箸?で最初から2つに分離してある形式のそれ。
直方体の割箸ではなく円柱系の箸。こちらの方が圧倒的に使いやすい。
先程拝見した商品価格は首都圏のスーパーにしては意外と安かった。それで割箸が最初から分離してある物とか
価格や使い勝手の面で「やるじゃん相鉄ローゼン」とした感想を抱く展開で寿司を食って腹ごしらえを終える。
その後になっちゃん塩パインを飲む。
「イケるやんこれ!ええやんこの味!なんでこれが不人気商品みたいな扱いで安売りされとったんや?」
個人的にはかなり好きな味。夏の気候に向いたさっぱり系の味。夏以外の時期にも飲みたくなる味をしている。
これはもう通年商品でいいんじゃないか?とさえ思う様な季節限定商品。
個人的には「大当たり」の味。
飲み干して終了。食べた後の容器はお店のごみ箱に投じて処理をお願いする。
その後反対側に出る。こちらには「相鉄ライフ」の建物が。
相鉄ライフとジョイナステラスの違いというか立ち位置がよく分からないのでスマホで検索。
相鉄ライフが「ロードサイドに出店していてもおかしくない企業が入居している店舗の集合体」。
ジョイナステラスは「ショッピングモール寄りのテナントの集合体」。
形式や出店している企業を見た感じだと自分の中ではそうした区分けになっていく。
二俣川は神奈川県の運転免許センターの最寄り駅だという事を駅に掲出されている地図を見て思い出す。
相鉄ライフのある側はドンキ等商業店舗が広がっているがそちら側の方は正直あまり見る気がしない。
そんな状況でそろそろ出発するかと改札の近くへ。
改札の反対側には2023年3月に開業予定の相鉄・東急直通線に関するお知らせごとの垂れ幕が。
「駅と駅がこんな風につながった路線が確立されてより便利になりますよ」という説明が描かれた垂れ幕だった。
その垂れ幕を背に改札を通っていずみ野線の乗り場に向かい階段を降りてホームに到着。
既に待機していた列車に乗って時間になったので二俣川を出発。終点の湘南台まで乗り通して相鉄線完全乗車。
いずみ野線の駅は本線の駅と比較して手が入れられていない以前からの駅がそのまま現代まで続いている印象。
薄汚れているというよりも「デザインされたのが一昔前の時代」とした印象を受ける駅が多い、という事。
湘南台のひとつ手前、ゆめが丘駅に到着。ホームの屋根の部分が楕円形にかたどられた
水色の骨組みが特徴的なホーム。駅周辺には開発途上の残土(ざんど)と囲いと重機が散見される。
これから開発が進んでいくんだけどやや古びた印象もあるゆめが丘駅とその周辺。
そしてゆめが丘を出発して終点の湘南台駅に到着。相鉄、小田急、横浜市営地下鉄が乗り入れる藤沢市内の駅。
これで相鉄線全線完乗となりました。
今回は相鉄線の全線完乗と京王線の全線完乗を一気になし遂げようと思ったが京王線まで足を伸ばす時間はない。
京王線は次回以降に回すとして、今回はしっかりと相鉄線沿線の旅を楽しむという趣旨に変える。
湘南台駅も基本的には一昔前の時代に設計建設された駅という印象。西口、東口の案内サインにやや古めかしさ。
ただ駅構内そのものは広々としているので歩きやすく90年代の開発でそれ以前に開発された物から受ける反省点を
駅の設計に生かしているので悪くはない。駅が建設されて以降人口が急増し藤沢市北部の拠点となったのも頷ける。
湘南台で相鉄から小田急に乗り換え。小田急江ノ島線がここ最近自分の補助役になっている事が多い。
東急田園都市線の中央林間→小田急江ノ島線の中央林間が以前の乗り換え。
今回は相鉄いずみ野線の湘南台→小田急江ノ島線の湘南台。
小田急の湘南台から藤沢まで移動し藤沢でJR東海道線に乗り換える。
相鉄を横浜まで乗車して横浜でJR東海道線に乗り換える事も可能だが横浜駅の巨大さを考えると
鉄道会社を跨いでの乗り換えはかなりの時間がかかる事が想定される。
なので乗り換えしやすい藤沢駅での乗り換えを選択する。
券売機に190円を投入して藤沢までの切符を購入。丁度快速急行がやってくる頃合いなので即改札を通る。
湘南台の周辺も見てみようかと思ったが思いの外時間が押しているので今回は断念。
ホームに移動した所でちょうど電車がやってきた。乗車して出発。次は終点の藤沢です。
小田急江ノ島線は片瀬江ノ島まで続いているがダイヤ改正後は藤沢で分離が図られた。
片瀬江ノ島方面へは藤沢での乗り換えが必要になった。
その代わりといってはなんだがこれまで存在していた番線と路線の関係がリセットされて
新しい番線と路線の関係になった。以前と比較して駅手前で他の電車の影響を受けて停止する事が減った。
六会日大前(むつあいにちだいまえ)、善行(ぜんぎょう)、藤沢本町(ふじさわほんまち)の駅を通過。
藤沢に向けて左にゆるやかなカーブを通過しながら速度を落として電車は終点の藤沢に到着。
電車を降りて階段を上がる。階段を上がると東海道線との乗り換え改札が存在。
ここで乗り換えできたらなぁ…と乗り換え改札を見学してから階段を降りて単独の改札を通過。
乗り換え改札ではない藤沢駅の小田急江ノ島線の改札はホーム端の1ヶ所だけ。
その改札を通過して地下道へと進んでいく。地下道そのものは古めかしいなぁと思う内装。
しかし所々で改装工事が行われているので部分的には近代的なデザインや色合いのそれに変わっている。
木目調のパネル。あるいは木目調ではない形での近代的なパネル。
案内表示が現代的な字体に変わり、間接照明を導入するなどの工夫で柔らかな雰囲気を獲得した。
そんな感じで新旧が混在している地下道を通ってビックカメラに入店。
地下道からそのまま直で入店できるなんてこれは「びっくりカメラ」だね。
そうした印象でビックカメラの店内から地上に抜ける。駅の歩行者用のペデストリアンデッキの下には
バスターミナルが存在。自分今回はバスに乗っていないものの、自分の知らない行き先、なんとか団地とか
そうした行き先を見るとそこにはどの様な人生が広がっているのか…みたいな事を考えてしまう。
地上からデッキに出て駅周辺を見回す。やはり様々な商業施設のある大都市の駅前といった空気感。
藤沢オーパ、小田急湘南ゲート、さいか屋といった施設のビルが目立つね。
そう思って北口のJR側のデッキからエレベーターを使って地上に降りて少し歩いてカフェ・ベローチェに到着。
首都圏に点在しているコーヒーチェーン店。自分は今回が初めての来訪。どんな内装でどんな雰囲気なのか。
扉を押して入店。古き良き喫茶店。ワインレッドを基調とした内装に多くのお客様がコーヒーを楽しまれている。
アイスコーヒーのLサイズ(税込み300円)を購入。プラスチックのカップになみなみと注がれた黒色の液体。
何も入れずに飲んでみる。口に含んだ直後にはコクがあり、その後スッキリとした後味に変わる黒色の液体。
これはおいしいね。価格も決して高すぎない。自分の近所にあったら定期的に通うわというおいしいコーヒー。
まぁ家の近所にはないんですけど。割とお気に入りのコーヒーチェーン店という印象を受けましたとさ。
飲み終えた氷入りのカップはしばらく持ち歩いて溶けた氷が水になったらそれを楽しむという形を取る。
お店を後にしたら反対側の出口へとまずは歩いて向かう。藤沢オーパの方に入店して涼んでトイレ。
予め済ませておかないといつどこで戦いが勃発するか分からない。済ませたら外へ出て江ノ島電鉄の乗り場へ。
江ノ島電鉄の緑色の車両が4両、小田急湘南ゲートの2階付近の階層と一体化しているホームに停まっている。
ここから鎌倉まで行く事が出来るのか。今回乗る予定はないが観光客と地域住民の足の存在を強烈に認識。
JR藤沢駅の方へと歩いて戻る。さてそろそろ移動するか。有人改札を抜けて東海道線のホームへ。
1番線と2番線はこの時間帯閉鎖されている。3番線と4番線の1面2線で多くの乗客を捌いているのか。
やってくる電車の放送案内がホーム上に流れている。
横浜方面は「上野東京ライン 普通 前橋行き」。
前橋まで行くのか…。スマホで調べたら始発は熱海という事で熱海から前橋とかいう超ロングラン列車。
これ以上のロングランってあるの?あるとしたら伊東くらいしか思い浮かばない訳だが今そんな運用あった?
「前橋→伊東」もしくは「伊東→前橋」。
たぶんない。
現実的にはこれ以上ないっていうぐらいの最長ロングラン列車に乗ろうと思えば乗れるのか。
小田原方面は「湘南新宿ライン 特別快速 小田原行き」。
小田原の手前の国府津止まりではなく小田原まで行くのか。
最近湘南新宿ラインというと国府津ではなく小田原行き。もしくは小田原始発の印象が強まっている。
どちらかに乗る事になるのか。自分の故郷の群馬に向かう列車に懐かしささえも感じる郷愁的な感覚。
そんな感覚をポイ捨てして小田原へレッツゴー。
特別快速の電車は東海道線内でも通過駅を設定している。
各駅停車の電車の停車駅は藤沢、辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯、二宮、国府津、鴨宮、小田原。
特別快速の電車の停車駅は藤沢、茅ヶ崎、平塚、国府津、小田原。
各駅停車に乗るよりも早く小田原に到着する事が出来る。
最終的にはそれを選択。
関東近郊の競輪場の中で小田原競輪場だけまだ訪れた事がない。
この時間帯だったら昼間開催の場外も対象だけど西武園でのオールスター競輪はナイター開催。
GIを場外発売しないとか普通はない。前橋競輪場が13日(土)の場外を中止してますがまぁ珍しい事で。
なので場外でよければ普通に開けている。
特別快速の電車は通過駅を高速で通過。線形も比較的良好な東海道線は在来線でもかなり速い。
東海道線、高崎線、宇都宮線といった幹線は最高速度も平均速度も速いのでやはり国鉄時代からの王様。
それはJRに分割民営化してからも変わらない。まぁ自分国鉄時代は知らない訳ですけど。
そんな事を考えながら乗り続けて茅ヶ崎に到着。そして平塚に到着。
平塚で降りて無料バスに乗って平塚競輪場に訪れる事も考えなくはないが意味がないのでパス。
平塚を抜けると開発された地域が終わりを告げ段々と森が多く目立ってくる様になる。
高層階ではなく低層階の一戸建て住宅の姿の割合が多くなる。
反対側の車窓からは海も見える様になる。平塚がひとつの区切りになっている。
つまり反対方面の列車に小田原から乗ったら今度は森から都会へという移り変わりを味わう事になるのか。
やはり「平塚がひとつの分岐点」という印象を強く受ける。
国府津の駅付近ではコロナワールドの建物がお出迎え。これを見ると小田原市内に来た感じを受ける。
以前は太田にも存在していたが現在では撤退。もはや希少な物として認識しているのがコロナワールド。
地域によってはもう少し多く出店している地域もありますけど関東圏だとまぁ希少という事で。
国府津を通過して走り続けたら終点であり最後の停車駅でもある小田原に到着。
「小田原着いたぁ、長かったなぁ」というのが自分の感想。
駅間が長い東海道線の場合いくら高速運転が可能でもそれなりの時間がかかる。
これを各駅停車で乗っていたらもっと時間がかかっていた訳か。特別快速万歳とかいう印象に浸る。
小田原駅の駅名票を撮影してから改札を抜ける…前に在来線の改札内から新幹線改札まで移動してみる。
新幹線に乗る予定はないですけど何歩(何分)ぐらいで新幹線の改札にたどり着けるの?という情報を
ちょっと自分の目と足で確認してみる。…いやぁ割と長いですねこの通路。
それでも在来線からの乗り換えだったらこの通路を使用した方がいいんでしょうけど。
新幹線の改札口に到着。早速来た道を逆に辿って在来線の改札内に出て改札を通過。
西口の方に出てそこから駅の側道を歩いて横断歩道を渡って新幹線の高架下を通って反対側に出る。
真っ白い小田原城が遠くから自分をお出迎え。右側の歩道を延々と歩いて車道が細くなりつつある?
そんな風に思った所で右へクッと曲がると小田原競輪場の正面玄関口が自分の視界に入ってくる。
あとは横断歩道を右から左に渡ると正面玄関口に向かう障壁が何ひとつない状態に変わる。
静岡、伊東温泉、弥彦、前橋、宇都宮、取手、いわき平、大宮、西武園、
立川、京王閣、松戸、千葉(250競輪)、川崎、平塚、そして今回の小田原。
これで関東近郊の競輪場には全て足を運んだ事になる。これ以上範囲を広げるつもりはない。
さすがに面倒だし旅費もバカ高くなるんで。
消毒を実施して検温をパスして入場。やっぱり「戦国絵巻」といった印象の売り方は特徴的だね。
レトロな雰囲気を逆手に取る売り方。1コーナーから2コーナー付近のスタンドの古さは相当なもの。
2センター付近の後ろの坂の上に中学校と高校があるので
そこの生徒さんたちは時にジャンを聞きながら授業するのか……。
教育環境的にどうなの?と思わなくもない感じで競輪場からコンクリートの校舎が見える。
バックスタンド側は森が広がっているので若干弥彦に似た側面もある。屋外の競輪場だと
背景に何があるのか?で印象がガラッと変わる。これは屋内のドームの競輪場である前橋では
まぁ味わえない気分でしょうね。比較的都市型の川崎、列車の通過が見える京王閣、森のある小田原。
やっぱり43の競輪場には43の物語がそれぞれ存在しているという事か。なお花月園。なお一宮。
廃止になってしまった競輪場の話はそこそこにしておいて、現在では43となった箇所それぞれに物語がある。
今月下旬に記念競輪があるものの果たしてその時に行こうと思えるだろうか?という疑問もあったので
藤沢からなら在来線でも行こうと思える範囲に該るので今回来訪を済ませておいた次第。
帰りは新幹線で一駅、新横浜まで行こうかな?とも思ってN700Sの運転予定を調べてみる。
JR東海が「毎日運転」の情報と「本日運転」の情報を出している。乗るならN700Sに乗りたいわ〜。
そう思って検索をかけてみるもこの時間帯に小田原に到着する新横浜方面のこだま号に
N700Sを充当している運用はなし。ほとんどの運用が花形ののぞみ号だからね、仕方がないね。
西武園の場外発売もあるにはあるんだけど情報があまりにも少なすぎるので車券の購入はなしで。
一通り見て回ってのレトロ感覚を掴んだら先程入った所から今度は外へ出て小田原駅へと戻っていく。
行きは登り基調だったが帰りは下りは基調。駅周辺こそ高層の建物が見えるが
あとは低層階の建物が並んでいる坂の多い街。自分の小田原駅周辺の印象はそれ。
N700Sを諦めたので小田原始発の特別快速高崎行きに間に合うように最後は小走りも混ぜながら急ぐ。
西口からの登りエスカレーターからの駅通路からの右手に改札口。
改札口を通ってひぃひぃ言いながらホームへの階段を降りて乗車。なんとか間に合った。
汗だくで乗車した客が少なくとも1名いる電車は高崎に向けて発車。
ぜぇぜぇはぁはぁ飲み物ゴクー。もう少し余裕をもって行動しましょう。
特別快速は先程と同様に通過駅を高速で通過しながら横浜方面に向かって走り続ける。
ただしこれは湘南新宿ライン。乗り通して群馬県に向かうのであればこのまま乗っていてもいいが
横浜から先、赤羽の手前の駅で降りる、もしくは乗り換えるのであれば、場合によって
湘南新宿ラインの列車と上野東京ラインの列車をどこかで乗り換える必要がある。
「秋葉原でコンカフェのお嬢さんとして働いている女の子の観察日記でも書いてみるか」
みたいな事を考えていたら東京で山手線もしくは京浜東北線に乗り換える必要がある。
だけど湘南新宿ラインは東京駅には行かないよ。なので乗り換える必要がある。
なので戸塚で下車。湘南新宿ラインと上野東京ラインの乗り換えに便利なのは戸塚。
対面乗り換えが可能な構造になっているのが便利ですね。
駅前にある「トツカーナ(という商業施設の名称)」はやっぱりダジャレだよな。
数分後にやってきた上野東京ラインの宇都宮行きに乗車。
どこまで乗る?新橋で降りる?事も考えたが東京まで乗車する事を選択。
横浜、川崎の辺りでやはり人が多くどっと乗ってくる。そうか、もう帰りの時間帯に当たるのか。
多摩川を越えるといよいよ東京都。品川に到着。駅周辺はもう高層ビルの雨あられ。
一体どれだけの費用と人材と時間がこの摩天楼を確立するのに掛かったのだろうか。
途方もない金額などの途方もない事になりそうなので考えるのをやめる。
品川の次は新橋に停車。降りる事も考えたが東京まで乗車。
新橋の次は東京に停車。上野東京ラインが完成するまではホント王様の中の王様だったが
上野東京ラインの完成後はひとつの停車駅という形に半ば強制的にその立場を落とされた。
しかしその存在感の強烈さは相変わらず。やっぱり「東京駅」っていうとちょっと特別な響きがあるよね。
そんな東京駅で下車。山手線と京浜東北線の上野方面行きのホームに乗り換えるために移動する。
移動する途中で通路の左右に売店や飲食店がある事が東京駅の強さ(規模の大きさ)を物語る。
ホームを移動。先に来たのは山手線の電車なのでこちらに乗車。東京を出発。
神田に停車して出発。秋葉原まで乗車して下車。電気街口の改札を抜ける。
そういう訳ですっかりコンカフェ街となっていった感のある現代の秋葉原に到着。
とはいえコンカフェも実はピークを越えて下火になりつつあるというのが実情。
コンカフェに関してはコンカフェよりももうちょっと性的寄りなサービスを提供するお店を起こすよりは
お金もまだ掛からない。なので小金持ちがコンカフェを起こして更にお金を儲けようという傾向が存在。
それが現在のコンカフェ乱立状態を生み出した。昔からあるメイドカフェが埋没するぐらいの乱立状態。
ただコンカフェはピークを過ぎているので最近は割と閉店告知や事実上の開店休業状態のお店も多々。
「ぴなふぉあ」が今年の10月から無期限の営業休止になる。閉店ではないとしているが事実上の閉店。
例えばそうした形で下火になっているのが見えている。
コンカフェはどうしてピークを過ぎたのか。
1:さすがにお店が乱立しすぎた。需要よりも供給量の方が過多になった。
2:客が「よく考えたらどうしてこんな店利用してんの?」という事で目が覚めた。需要が減った。
3:反社が金を出さなくなった。正確には「取り締まり(追放)によって反社のコンカフェが減った」。
4:秋葉原は女の子にとっては魅力的な街ではないので働いてくれる女の子の数が減った。
「プライベートでも秋葉原来ますか?」と聞いたら「プライベートではあんまり来ないかなぁ」とした返答。
そうした返答が割とある。秋葉原は女の子にとって「働く街」であって「遊ぶ街」ではない。
どちらかと言えば新宿や渋谷といった副都心側の方が都会の女の子にとっての「遊ぶ街」。
ただそちら側にあるコンカフェはそちら側で苦労しているので結局需要は高まらない訳ですが。
新宿や渋谷にあるコンカフェはキャバクラを経営している面子が実権を握っているので
ぼったくり設定になっている店の比率が秋葉原のそれよりも若干高く敷居も高い。
いかがわしいお店の素性は隠せないのでオタクボーイからの嫌悪感で需要が減る。
秋葉原とは少々異なる方向性が原因で需要が減っている。
……。
それでもやっぱり人が多いね〜この街は。何かこう力をもらえる感じがある。
なので自分は東京近郊に来た時には秋葉原に立ち寄る傾向を持っている。
コンカフェのお嬢さんだからと言ってその肩書きで扱う事はしない。
基本的には「1人の女の子」として扱っている。
コンカフェの衣装を身にまとっていて「キャーかわいー」「キャー衣装にあうー」
みたいな評価を軸にする事を自分はしない。言い方は悪いが所詮は布地。
もちろんデザインの善し悪しは評価の対象だがそれを着ているから可愛いみたいな形で
愛玩の玩具の様な扱いはしないという事。あくまでも着ている人の中身の善し悪しで評価する。
コンカフェの女の子だから好きではなく好きになった女の子を知ったきっかけがたまたまコンカフェだった。
流れというか優先順位としては上記の通りになる。
愛玩の玩具の様に扱っていいとかいう傲慢な思考を優先してしまうと女の子を傷つけてしまう。
コンカフェみたいな邪な仕事についている女の子だからセクハラ(発言)してもいいだろにはならない。
例えばその女の子が20歳だった場合ある時いきなり大人の姿でこの世に出(いずる)事になったのではなく
長い長い年月をかけて赤子から周りの手によって少しずつ成長生育を続けていきながら今の姿になった。
おしめを取り替えてくれる誰かの姿、学校に上がる頃合いになって涙を流してくれる誰かの姿、
学舎(まなびや)で学友と過ごすいつかの姿。そういった年月を重ねていき、そしてまた重ねていく。
いずれはもっと大人になっていく。その未来に向けて傷つけた形でバトンを渡そうとは思わない。
なのでコンカフェコンカフェと何かこう特別な業種(に従事する女の子)として扱う事を自分はよしとしない。
あくまでも「1人の女の子」として扱う。そうしなければ自分の性根(しょうね)が腐っていく。ただ腐っていくだけ。
立ちんぼになっている女の子を一瞥する。やる気のない女の子はノーサンキュー。
手に持っているチラシが手汗か何かでふやけている女の子はちょっと頭を使ってね。
持った状態を回避して、(チラシを)もらいたい人が来たら手に取って渡す方がいいよ。
みたいな事も考える。
あとは体型の貧弱な女の子はノーサンキュー。立ちっぱなしは体力がないとつらいから。
派手な髪色、派手にピアスとかつけまくっている女の子もノーサンキュー。社会不適合者だと思われる。
そんな感じで「雨夜(あまよ)の品定め」ならぬ「アキバの品定め」と洒落こんでいる自分がいる。
相手を悪くいうつもりはないよ。この世でもっと輝ける人間になるにはそこを修正した方がいいという親心。
いつから親になったんだというツッコミが各所から入るが自分の有する印象を他人に伝える際に
選択すべき日本語がそれ(親心)になる感じ。
やろうと思えばコンカフェ嬢を落とす事も出来るんだろうが「落とす」という言い方が物扱いをしてしまっている。
「(コンカフェ嬢に)選ばれる人(男)になる」。考えるべき思考はむしろそっち。
すると「お金出してね(お店に来てね)」になる。まぁ労働力の一端として立っている以上はそう言うわな。
「コンカフェにではなく君に(直接)出せるなら」。と言い返すのが無難。
労働力の対価としての賃金に目がくらんでいる人間に対しては金銭の存在を押し出した上で断るのが無難。
「デートしたい。交通費くらいなら出すから(あとは俺の気分次第)しようよ。どこか行きたい場所ある?」
ぐらいの事を言えば向こうから断る訳だが見ず知らずの異性にいきなりそんな事を言われたら怖がられるだけ。
女の子を怖がらせるつもりは毛頭ないので「しつこいコンカフェ嬢からの断りテクニック」のひとつとして書いておく。
殆どの女の子はいい子だよ。きちんと説明したら引き下がってくれる。
しかし一部の反社的な店舗で働いてる女の子とそれを見張ってる見張りに対しては強く拒否する必要がある。
女の子なら誰でもいいという訳ではなく自分は自分の好みを選択する。
自分の好みは好きになった人が好み(のタイプ)。
そうやって選択の対象として俎上に上がった女の子は大事にしましょうね。
コンカフェ嬢に限った事ではなくすべての異性に対して言える事。
そういう訳で立ちんぼの女の子と少々の会話を行い異性の本音本心本性という名の感情を
深海から一気に引き上げて「女の子はそういう事をそういう風に考えていたんだ〜」と掌握するイベントを達成。
達成したので帰りましょうね。
秋葉原駅から山手線に乗車して上野。上野から快速アーバン。
快速アーバンとかいう高崎線の王様。
上野東京ラインこそ開業したもののいわゆる「お帰り」の時間帯に運転される在来線の快速運転列車は
快速アーバン、快速ラビット、快速アクティー。
これらは上野東京ラインの列車として運転される訳ではないので始発駅までひと手間かけて向かう事になる。
この時間帯は湘南新宿ラインの特別快速は走っていないので快速運転列車に乗車するなら快速アーバン。
上野までひと手間かけて向かう。すでに乗客が車内に充満。まぁ当然ですよね。
この快速アーバンは熊谷で新幹線に乗り換えたら快速アーバンに乗り続けて高崎駅まで行くよりも
20分程度?早く高崎駅に到着できる。だけどその追加費用を支払ってまで早く行きたいかと言われたら
今回はそんな感じの気分じゃないねという印象なのでそのまま乗り続ける事にする。
多くの乗客を乗せた快速アーバンが上野駅を発車。あとはただただ乗り続けて帰宅。