広島5−2ヤクルト 秋山翔吾、土壇場で同点2ラン。小園が値千金の決勝弾(安芸の者がゆく)
ヤクルト先発の小川の前に広島は0点を並べる惨状を披露する始末。
東京ヤクルトスワローズの近年の強さは「絶対大丈夫」に代表される高津監督の言葉の魔法。
包容するかの様な言葉の魔法が選手たちに癒しを与えている。
投手陣の整備を実行しつつも最後にはマウンド上で孤独に投げざるを得ない投手という存在。
そうした存在に少しでも包容力を与えて勇気を奮い立たせる高津監督の言葉の魔法。
さすが投手出身監督。そういう印象を抱くのが近年の東京ヤクルトスワローズの強さの秘訣。
……。
それに対抗するには悪意さえもエサとして食い尽くす大食漢(たいしょくかん)になればいい。
開幕当初のヒーローインタビューで上本が
「(順位予想が下の方にされているらしいけど)そんなの関係ねぇ、やっちゃろうや!」と
お立ち台で発言した。
全員が全員好意を持って接してくれる訳ではない。
野球に限った事ではなく地球上の全ての人間から好かれるなんていう事はない。
ある程度常に向けられている敵意でさえも「そんなの関係ねぇ、やっちゃろうや!」とはね除ける力。
はね除ける力。
それを鼓舞の為に使え。
……。
秋山翔吾のホームランは見事だった。
ヤクルト2番手投手の梅野から放った値千金の一発。
「ライトが一歩も動かない」「打った瞬間にそれと分かる一発」と形容してもおかしくない。
ナイスバッティング秋山翔吾。
カープに来てくれてありがとう。
以上。