[ 新型特急の愛称を発表 ] 東武鉄道は来年デビューする予定の浅草と日光・鬼怒川エリアを結ぶ
新型特急車両の愛称を「スペーシアX(エックス)」と発表しました。この新型特急は現在の特急
「スペーシア」に代わるもので、「フラッグシップ車両」の登場は33年ぶりとなります。(日テレ 2022/07/15)
列車出入口となるドアの近くの車外の側面に表示されるモニターを展示していた訳だが
その表示内容に登場している停車駅の案内表示。東武日光行きで栃木の次が下今市。
「新鹿沼には停車しないのか?」
そう思って東武鉄道のスペーシアXの公式サイトを拝読する。
停車駅
浅草・とうきょうスカイツリー・北千住・春日部・栃木・新鹿沼・下今市・東武日光
東武ワールドスクウェア・鬼怒川温泉
公式サイトにはこうした記述が存在する。どうやら新鹿沼にも停車するらしい。
そうするとスペーシアXに搭載される予定の
停車駅等を案内する車外モニターの展示品に表示されていた内容は
こうなりますよという予定のものであって新鹿沼を通過するという訳ではないらしい。
最速達のダイヤで走る為に新鹿沼を通過する列車も設定されるかもな、という程度に考えておくのが無難か。
……。
1:列車に乗る事が旅のはじまり。列車の中で経験する事が旅の喜びのひとつになる。
今回の新型スペーシアXはそういう目論見の元で開発された列車。
2:ある程度お金を持っている人からは少し余分に頂戴するというのがこれからの稼ぎ方。
貧富の差と言われたらそれまでだがお金をある程度持っている人からは少し余分に頂戴する。
その「少し余分に頂戴する何か」といった付加価値をつけられるかがこれからの生き残り方の標準仕様。
例:着席保証のライナー列車(TJライナー、THライナー)
例:停車駅を少なくして所要時間を短くします(リバティ、スペーシア)
そうした列車の価値を上げる為なのか浅草始発の区間急行を区間準急に変更した列車が増えた。
「急行に乗りたければ半蔵門線、東急田園都市線に直通する方の急行列車をご利用ください」とした住み分け。
より急行が混雑する。「着席保証のある、急行よりも速い列車をどうぞ」とした特急への誘導が露骨。
まぁ、それが時代の流れ。
……。
最後になったが今回の新型スペーシアXが運転開始後に人気を集めて大成功の列車になる事を祈念する。
以上。