2022年07月05日(火)閉店

[ しみずスーパー閉店に悲しむ声 ] 「打ちひしがれている」「寂しい」−。群馬県の前橋、高崎両市に
4店舗を展開し、地場スーパーとして親しまれてきた「しみずスーパー」が今月で全店閉店することが
明らかとなり、ネット上に悲しむ声があふれている。各店舗では閉店までの3日間、
加工食品や雑貨などを3〜5割引きするセールを予定。運営会社は顧客や住民に対し、
「長年のご愛顧ありがとうございました」と感謝している。上毛新聞が5日、全店舗の
閉店方針を伝えると、ツイッターなどでは「子どもの頃からよく行っていた」
「時代の流れとは言え寂しい」などと悲しむ声が広がった。小売り業界の競争が激しいことを踏まえ、
「地域密着型の規模の小さいスーパーは淘汰されていくんだろう」と惜しむ人もいた。
運営会社のしみず(前橋市)によると、全4店舗のうち前橋市の亀里店が17日、高崎市の
小八木店は21日、前橋市の青柳店と川原店は24日に閉店する。各店は最後の3日間で
閉店セールを予定。調味料やカップ麺などの加工食品、菓子、雑貨などを初日は3割引き、
2日目から5割引きで販売する。最終日はいずれも午後3時までの営業で、生鮮品の
売り尽くしも行う。しみずスーパーでは買い物200円ごとにポイントを付与し、一定量たまると
店内の商品や、カタログに掲載している日用品などと交換するサービスをしている。
閉店が決まったことで、これまでためていたポイントの交換を常連客らに呼びかけている。
各店ではそれぞれの閉店の2日前、通常はない特別商品も用意して交換受付会を開く。
県内で最大6店舗を展開していたしみずスーパーは、競合するスーパーやドラッグストアの
進出などで近年は売り上げが減少。運営する4店舗を全て閉店することを決めた。
事業は譲渡する方向で調整している。(上毛新聞 2022年07月05日 17時19分)

2022年07月05日(火)18時15分09秒