2022年04月29日(金)移転

[ さいたま市庁舎、浦和から新都心へ ] さいたま市議会は29日未明、浦和区にある
市役所本庁舎を「さいたま新都心バスターミナルエリア」(大宮区)に移転するための
改正条例を賛成多数で可決した。市は令和13年度までの移転を目指して新庁舎を整備する。
条例改正案は28日に提出されたが、移転慎重派の反発も根強く、日付をまたいでの審議となった。
慎重派からは「住居表示は大宮区ではなく中央区にすべきだ」といった声が上がり、
付帯決議に「さいたま新都心にふさわしい住居表示の実施を検討する」との内容を盛り込むことで
折り合った。旧浦和市、旧大宮市、旧与野市が合併して平成13年にさいたま市が発足した際、
旧3市は、新市の庁舎に関し「当面は浦和市役所を活用するが、将来はさいたま新都心駅
(旧大宮市)周辺に移転する」と合意した。しかし、旧浦和市民らの反発が根強かったことから
移転構想は具体化せず、旧浦和市役所の建物を本庁舎として使用してきた。清水勇人市長は
昨年2月に本庁舎の移転を目指すと表明。計画に対し再検討を求めていた浦和区の
自治会連合会が態度を軟化させたことなどから、審議の環境が整ったと判断し
条例改正案を提出した。(産経 2022/4/29 01:47)

2022年04月29日(金)03時26分15秒