[ 石油国家備蓄放出へ ] 岸田文雄首相は7日、国際エネルギー機関の加盟国が協調して行う
石油備蓄の放出で、日本として過去最大級となる1500万バレル(約240万キロリットル)を
新たに放出する方針を表明した。官邸で記者団に明らかにした。3月に決めた初回の放出量
750万バレルと比べ倍増となり、民間備蓄に加え、今回は国家備蓄からも放出する。
供給懸念を理由とした国家備蓄からの放出は初。首相は「1978(昭和53)年に制度が始まって以来、
初めて踏み切ることにした」と強調した。(産経 2022/4/7 22:15)