そろそろ葉桜の季節を迎えそうではあるがまだ今日の時点では桜が咲き乱れている時期。
その桜を愛でる事にする。
東武鉄道の株主優待乗車券の利用も考えたが青春18きっぷの期間中でもあるのでこちらを使用。
両毛線で小山まで向かう。やはり小山までの道のりは長く険しいものを感じる。
速度そのものは決して遅くはないんだが単線による待ち合わせの発生と
元々の距離の長さが相まってやはり時間のかかる状況と思わざるを得ない印象が発生する。
それでも乗っているだけなので時たまスマホをいじるなどの対処で事足りる。
さて今回の経路の説明。
伊勢崎→東武動物公園→幸手も考えなくはないが実は南栗橋で降りた事がない。
幸手で下車して南栗橋まで北上しながら歩くのと栗橋で下車して南栗橋まで一駅移動してから
南栗橋から幸手まで南下しながら歩くのと両方の経路を検討したが
青春18きっぷの期間中なので後者の経路を選択。
小山駅周辺は栄えているよねと改めて思う。
どちらかと言えば西口の方がより商業色が強い訳だが最近では東口も白鴎大学の校舎が完成し
駅前の繁栄度合いは東西のそれが割と釣り合ってきた。
白鴎大学のPLUS ULTRA(さらに向こうへ)という校訓が校舎に掲げられているのを見るたびに
「ヒロアカ(僕のヒーローアカデミア)だ…」と思うのはもはやお約束の類。
小山でJR宇都宮線に乗り換えて出発。南下して古河の高架駅に到着すると
古河の駅周辺はまるで東京都内を思わせるかの様な発展ぶりだよねぇと改めて感心する訳で。
更に南下を続けて栗橋駅に到着。ここで東武日光線に乗り換えて一駅で南栗橋に到着。
南栗橋で乗り換えた事はあるが南栗橋で下車した事はないなぁと言う事でこれが初めての来訪。
よく「南栗橋には何もない」とかいうけど宿泊色のある商業施設がないというだけの事であって
何もないというのはさすがに違うんじゃないかな?という印象を受ける。
まずは西口の方に出る。基本的には住宅街。戸建ての住宅と小規模な事業所が並ぶ団地の様相。
しばらく歩くとマルヤ南栗橋店に出る。ここで飲み物を買っておく。
飲み物を飲みながら歩くとドラッグストアセキ南栗橋店が。
この裏手にイオンスタイル南栗橋が工事中。東鷲宮駅前のイオンを閉めての「移転」扱いらしい。
とはいえ東鷲宮と南栗橋では生活圏が違いすぎるので移転と言うよりも新規出店の方がしっくり来る。
東武鉄道がトヨタホームらと組んで宅地化を進めているのはこちら側の地域。
南栗橋駅に戻って今度は東口の方に出る。やはり東口というと済生会栗橋病院が代表的な建物。
いわゆる「大病院」。
病院の端を進みながら農地の中を歩いて国道4号をくぐる形で存在している道を歩いて反対側に抜ける。
この辺りの国道4号は高架みたいな状況になっておりその下をくぐらないと反対側には出られない。
この後の経路を考えると先にくぐって抜けておいた方が無難。
反対側に出て国道4号の側道を歩いていくと権現堂公園の「1号公園」に到着する。
いわゆる桜の風景で有名なのは3号公園の辺りなので更に南下していく必要があるものの
1号公園の川べりに存在している歩道の端から既に桜並木が延々と連なっている訳で。
こちらの並木の桜も見事。さすがに葉桜気味の枝も散見されたがその殆どの枝で桃色の花びらが
まだまだ枝にその姿をくっつけた状態での生育を続けてくれている。
そうした並木街道を川沿いに南下しながら川をまたぐ橋を渡ると「権現堂桜堤」に到着する。
桜の木々と花びらと愛でに訪れた人の波が混雑とこの世ならざる場所であるかの様な雰囲気を作り出す。
これは名所になるのも分かるわ。結婚を決めた和装の男女の姿も見える。
一通り見て回ったら東側の端から坂を下って県道267号線を使用して国道4号に出る。
国道4号を歩いてベルクに立ち寄って飲み物を買う。そこから更に南下。
大黒屋の方まで南下して東武鉄道の株主優待乗車券を3枚購入。
1枚700円は現時点での近隣での最安値。
今来た道を戻ってソフトバンクショップのある交差点を西に曲がって歩くと東武鉄道の幸手駅東口に到着。
で、幸手からどうやって帰るんですか?という話になる。
ここで「東武鉄道の株主優待乗車券を3枚買った」事が生きてくる。
3枚のうち1枚は今回使う。あとの2枚は後日に使用。
幸手の自動改札機に乗車券を通して東武動物公園まで日光線に乗車。
東武動物公園で伊勢崎線に乗り換えて伊勢崎まで乗車して帰宅。