[ 大リーグ労使合意、開幕は４月８日 ]　新労使協定の交渉が難航していた米大リーグ機構と
選手会が１０日（日本時間１１日）、合意した。複数の米メディアがツイッターなどで伝えた。
春季キャンプは早ければ１１日（同１２日）にアリゾナ州とフロリダ州の各地に集合。
オープン戦は１７〜２０日（同１８〜２１日）を目安に開始される見込みだ。開幕戦は
４月７日（同８日）。レギュラーシーズン１６２試合を開催し、選手への年俸は
全額支払いされる。これまで発表されていた中止分の試合はダブルヘッダーで行われる。
開幕の遅延によりフリーエージェント（FA）の権利が１年先送りされることが懸念されていた
エンゼルスの大谷翔平投手（２７）は、メジャー６年目終了となる来季、２０２３年オフに
取得が可能となった。FA選手の移籍交渉などが凍結されたロックアウト期間はこの日で
９９日目。広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手（２７）は
メジャー球団の移籍先の選定作業を本格化させるとみられる。また、マリナーズからFAになっている
菊池雄星投手（３０）の交渉も動き出す。（サンスポ 2022/03/11 06:29）