[ ロシア全土に渡航中止勧告 ] 政府は7日、ロシアの危険情報について、全土を対象に4段階で
上から2番目の渡航中止勧告に当たる「レベル3」に引き上げた。「ロシアへの渡航はどのような
目的であれ止めてください。今後出国手段がより一層制限されることを念頭に、商用便による出国を
検討してください」と呼びかけている。ウクライナとの国境周辺はすでに退避を勧告する「レベル4」と
している。渡航中止を勧告する理由として、ロシア政府が5日にロシアの航空会社に対し、
外国との間の旅客輸送の一時的停止を勧告したため出国手段が制限されていることを挙げている。
また、米クレジットカード大手のビザとマスターカードは5日、ロシアでの業務停止を発表しており、
政府は「経済措置による影響が強まり、種々の緊張した状況が生じ得ると見込まれる」を
注意を促した。(産経 2022/3/7 04:50)