[ ドイツ一転、ウクライナに武器支援 ] ドイツのショルツ首相は26日、ウクライナに対戦車兵器
1000基、携帯型地対空ミサイル「スティンガー」500基を供与すると発表した。これまでは
ウクライナへの武器供与を拒否してきたが、方針を転換した。ショルツ氏は、「ロシアの侵攻が
転機になった。露軍に対するウクライナの自衛支援は、われわれの責務」とする声明を出した。
ドイツはこれまで、「紛争地には殺傷兵器を送らない」として、ウクライナへの軍事支援は
自衛用ヘルメットの供与にとどめていた。発表を前に26日、ベルリンを訪れたポーランド、
リトアニア両国首脳は、ショルツ氏に対し、ウクライナに対する武器支援を
強く求めていた。(産経 2022/2/27 07:39)