[ 「現状変更許せばアジアに影響」 ] 岸田文雄首相(自民党総裁)は17日、自身が率いる
岸田派(宏池会、45人)の会合に出席し、緊迫化するウクライナ情勢をめぐり
「わが国もしっかり外交手段を通じて、緊張緩和に結びつけるべく努力していかなければ
ならない」と述べた。首相は「主戦場は欧州諸国と言いながらも、力による現状変更を許せば
アジアにも影響が及ぶことを十分考えておかなければならない」とも語った。
派閥ナンバー2の座長を務める林芳正外相は会合で、19日に独南部ミュンヘンで行われる
先進7カ国(G7)外相会合に出席する意向を示し、「諸外国とともに外交手段で解決していくという
仕事に取り組まなければならない」と強調した。(産経 2022/2/17 15:33)