[ 三菱地、三井不が入札検討 ] セブン&アイ・ホールディングスが傘下の百貨店そごう・西武の
売却先を選定するために実施する入札に、三菱地所と三井不動産がそれぞれ参加を
検討していることが2日、分かった。東京・池袋や横浜などの一等地に店舗があり、
収益を得られるかどうかを見極めた上で、判断するとみられる。セブン&アイは月内に
1次入札を実施し、候補を絞る見通し。三菱地所は「アクアシティお台場」(東京)、
三井不動産は首都圏などで「ららぽーと」といった商業施設を展開している。
再開発事業にノウハウを持っており、相乗効果も期待できそうだ。他の大手不動産にも
入札参加の打診があるもようだ。そごう・西武は7都県に10店舗あり、
会計上の資産価値は計1500億円規模とされる。ただ「都心の店舗以外は
資産価値が乏しい」(金融筋)との指摘も出ている。(産経 2022/2/2 18:20)