2021年11月08日(月)幸手

幸手市(埼玉)、来(令和4)年1月4日より循環バス再スタート。デマンド交通を一度導入したものの、
利用者から使い勝手が悪い、利用しにくいなどのクレームがあったようで、循環バスの再導入が決まった。
同僚から来年に運行する循環バスの路線図を見せてくれたが、大方の運行区間は変わらなさそうに
見えたものの、やや縮小傾向であったり、市域の関係で杉戸高野台駅には乗り入れない等、
自治体コミバスにある隣接自治体に乗り入れない主義になっているという点では
以前と変わらずという共通認識となった。(@ndc_mol)

幸手に関しては「惜しい街」だわ。

1:新設された幸手駅(自由通路)西口の周辺が草ぼーぼー。

西口から少し遠い駐輪場が駅前に移設されたら便利。無料化はさすがに難しいが
東口のそれよりも低価格(1日100円)で駐輪出来たら便利になる。

西口の区画整理が出来たら見栄えと利便性は高まるがそれだけの辣腕を振るえるとは思えない。

2:久喜市との行き来に使われる道路の格差。

埼玉県道153号 幸手久喜線の様相。幸手市内に入ると歩道が消える。
久喜市の市域には飲食店などが並ぶが幸手市内に入るとそれらが消える。

市の格差を実感する。

3:幸手市に隣接している久喜市の地域に存在している商業施設の競争力の乏しさ。

幸手駅西口から久喜駅東口に向かう途中に存在しているマルエツの商品の値段が高い。
エムズタウン幸手の中にあるマルエツも同様。「この商品はあと5円下げられる(下げていい)」。
そうした商品価格の傾向。同業他社のスーパーマーケットと比較して商品が全体的に高め。
幸手駅西口の近隣住民が久喜市内で買い物を済ませようと思った時に不利益が生じる。

東京駅から50キロ程度の距離で新興住宅地も散見される上に「この土地家建てられるんじゃね?」
的な空き地も割とある「住むにも遊びに行くにも便利な街」になれるだけの素質はあるんだが
大規模な投資と区画整理が必要になる上に商業施設の競争力が久喜市と比べて劣るので
「惜しい」と感じさせる点が散見されるというのが実地を訪れての感想。

数年前に建て替えられた現在の幸手駅は東武鉄道の駅の中では
1、2を争うぐらいに内外装が個人的に好きなだけに街の惜しさが非常に残念。

以上。

2021年11月08日(月)08時08分29秒