2021年11月01日(月)運賃計算

[ 東京山手線内の駅を発着する場合の特例 ] 山手線内の駅(「特定の都区市内駅を発着する場合の特例」の
図の太線内の駅)と、東京駅から営業キロが101〜200キロの駅との区間の運賃は、山手線内の
外を経てから再び山手線内を通過する場合(または山手線内を通過し外を経てから再び山手線内に戻る場合)を
除いて、東京駅から(または東京駅まで)の営業キロ・運賃計算キロで計算します。

(●▲●)「これか…」

静岡県内にある「さわやか」でげんこつハンバーグを食したいと思って遠方から足を運ぼうと
計画した際に東京都内のどの駅から出発するのか。

品川−熱海と品川−三島の新幹線自由席特急料金は同額の片道1760円。

三島駅から伊豆箱根鉄道の駿豆線に乗車して大場(だいば)駅で降りて徒歩約1.5km。

「さわやか函南店」が最初に思い浮かんだ候補地。

乗車駅を品川駅に、降車駅を三島駅にした場合

乗車券2,310円 特別料金1,760円(113.9km)

『乗車駅を品川駅ではなく大井町駅にすると乗車券が安くなるよ』

乗車駅を大井町駅に、降車駅を三島駅にした場合

乗車券1,980円 特別料金1,760円(116.3km)

品川駅は山手線内で、しかも三島駅までの営業キロが101〜200キロの範囲。

だから「東京駅を乗車駅とした料金」で計算されるので乗車券が高くなる。

大井町駅は山手線の外。品川駅まで北上してから新幹線で南下する形になって
距離も伸びるが山手線の外にある駅なので東京山手線内の駅を発着する場合の特例に
当てはまらないから乗車券の料金が結果的に安くなる。

1日に数本存在している「三島停車のひかり号」で新幹線の所要時間を短縮し
乗車券が安くなる大井町駅からの切符で料金も節約する。

こんな特例普通は知らないって。

以上。

2021年11月01日(月)13時07分32秒