[ 久米詩が逃げ切り優勝「お父さんありがとう!」 ] 前橋競輪場で開催されたG3「ドームスーパー
ナイトレース」は最終日の17日、11レースでガールズケイリン決勝「まえばしめぐみカップ」を行い、
前受けからペースに持ち込んだ久米詩(22=静岡)が逃げ切って優勝。強烈メンバー相手に
価値ある勝利をつかんだ。なお、1番人気に押された小林優香(27=福岡)は2着に終わった。
久米は「スタートを取って自分でペースをつくろうと思っていた」と、果敢に攻めたことが
奏功した。優勝は元選手の父・康徳(引退=70期)さんのおかげだった。
「新車にして3場所目なんですが、1、2場所目は自分でセッティングを出していった。
でも自分じゃダメなんですよ。それで前検日前日(12日)の夜に父にセッティングを
出してもらい『これでええやろ!』と。そのまま4日間、走りました。お父さんの株が
上がりましたね。お父さん、ありがとう!」感謝の思いを口にしつつ、
11月の勝負の時へと思いをはせた。「競輪祭の時にあるガールズケイリン
グランプリトライアルが勝負」。地元の静岡で開催されるグランプリに出場するためには、
そこで優勝するしかない。シンデレラガールが、奇跡を起こす。(東スポ 10/17)
初日の競走からセンスのある位置取りをしていた訳で初日から連に絡んで的中を提供していた。
ただ最終日の決勝戦ともなると面子も強化されるだろうし決勝戦ではどうだろう…とも思っていた。
決勝戦でもいい位置取り。前橋の高速バンクで小林と鈴木が後手を踏む中でも
果敢に先行して最後は小林の猛追を振り切った。
やっぱり位置取りのセンスあるわ。脚力もこれだけの面子を相手に先行して1着なら相当に強い。
以上。