2021年10月04日(月)意向

[ 次期衆院選 19日公示、31日投開票の意向固める ] 自民党の岸田文雄総裁は4日、
次期衆院選を「19日公示、31日投開票」の日程で行う方針を固めた。新型コロナウイルスの
新規感染者数が減少している状況などを踏まえ、早期に断行した方が得策と判断したと
みられる。岸田氏は4日夜に記者会見に臨み、正式に表明する運びだ。
岸田氏は4日召集の臨時国会で第100代首相に指名され、新内閣を発足させる。
会期末の14日に衆院を解散する意向だ。衆院選の日程をめぐっては
「10月26日公示−11月7日投開票」を軸に検討してきた。今月30、31両日に
イタリアで開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)への出席を見据え、
「11月2日公示−14日投開票」とする案もあった。大幅に前倒ししたことに伴い、
G20サミットへの出席は見送る。新型コロナの感染状況が収まっていることに加え、
「ご祝儀相場」で内閣や自民の支持率上昇が期待できる新政権発足直後の方が、
選挙に有利と判断したとの見方が強い。自民関係者は、衆院議員の任期満了が
21日に迫っていることに触れ、「月内に選挙を終えれば『任期満了を超えている』との
批判を抑制できる」とも語る。(産経 2021/10/4 11:39)

2021年10月04日(月)13時04分42秒