2021年09月29日(水)野球

[ 「日本で一番偉いカープファン誕生」 ] 自民党総裁選の投開票が29日、東京都内で行われ、
決選投票で岸田文雄前政調会長(64)が河野太郎行政改革担当相(58)を破って新総裁に
選出された。広島出身でプロ野球・広島カープファンを公言していることから、ツイッターでは
「カープファン」がトレンド入りした。「日本で一番偉いカープファン誕生しそうやんけ」
「この首相はええ人かもしれんな。カープファンやけん笑笑」「全国のカープファンの皆様、
おめでとうございます」2016年にカープがセ・リーグ優勝を飾った際に、緒方監督が
あいさつで使った「ファンの皆さま、おめでとうございます」という言葉を使った投稿など、広島ファンらが
勝手に盛り上がった。ほかに河野行革担当相、高市早苗総務相(60)の推し球団を挙げて
「高市(阪神ファン)VS岸田(カープファン)VS河野(巨人ファン)とかいうセリーグ三つ巴の総裁選」と
野球に見立てて分析する投稿もあった。(東京中日スポーツ 2021年9月29日 17時41分)

[ カープファンの岸田文雄新総裁 ] 自民党は29日、総裁選の投開票を行い、広島1区の
岸田文雄前政調会長決選投票が、決選投票で河野太郎行政改革担当相を破り、
第27代総裁となった。岸田氏はカープファンを公言し、外務大臣時代、プロ野球・広島が
25年ぶり優勝を飾った2016年3月に始球式に登場していた。広島の黄金期幕開けとなった
2016年、開幕第3戦の3月27日DeNA戦で始球式のマウンドに上がった。
捕手は広島・松井一実市長が務め、大きく振りかぶった投球フォームから、
山なりのノーバウンド投球を披露した。同年4月に広島で開催された「G7広島外相会合」を前に、
各国の外相が広島を訪れることと、世界に向けて平和のメッセージを訴える意味を込めて
1球を投じた。G7の背番号を刺しゅうしたカープのホーム用ユニホームを着用してマウンドでの
パフォーマンス。大歓声を浴び「緊張しました。気持ちのこもった球を投げることができました」と、
笑顔で振り返っていた。また、20年に行われた前回の自民党総裁選に立候補した際には、
広島出身の父親の影響で50年来の広島カープファンだと明かした。そして広島が初優勝を決めた
1975年10月15日の巨人戦(後楽園)で「レフト側『ジャンボスタンド』で見てました」と
エピソードも披露した。市民球団としてこよなく愛されてきたカープの“生き様”を、
自らの政治信条になぞらえている。「人生、いいことばかりじゃない。
カープも歴史を見たら、逆に良くない時の方が圧倒的に多いんでしょう。
最近も3連覇しましたけど、日本一にはなれなかった」と、話していた。(デイリー 2021.09.29)

2021年09月29日(水)18時13分05秒