[ 田中将大「国を背負うので楽しみなんてない」 ] 2日の準々決勝・米国戦(横浜)に先発する
見込みの東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」の田中将大投手(32)が1日、
決戦のマウンドに向けて、都内グラウンドで最終調整。「国を背負って戦うわけなので、
楽しみなんてないですよ」と覚悟をにじませた。対戦国のアメリカには、トッド・フレージャーや
デービッド・ロバートソンなど、ヤンキース時代のチームメートも名を連ねているが、
「そんなことはもう、楽しむとかそういう状況ではないので。しっかりと打者を抑える作業を
一つずつやっていきたいですね」と気を引き締めた。チームは初戦から連勝。
「1戦目、2戦目と勝って、すごく良い流れ、いい雰囲気でここまで来ることができていると思う」と
語った右腕は「ようやく自分に出番が回ってきたと思うので、自分もいい投球して
勢いに乗っていきたいと思ってます」と意気込んだ。(デイリー 2021.08.01)