[ ケイコ氏は敗北認める意向 ] 6月6日実施の南米ペルー大統領選決選投票で、集計不正の
有無を調査していた全国選挙審議会(JNE)は19日、審査を終え、急進左派の小学校教師、
ペドロ・カスティジョ氏(51)が勝者だと布告した。これに先立ち声明を出した日系3世の
中道右派ケイコ・フジモリ氏(46)は「結果を認める」と敗北を受け入れる意向。
ペルーに左派政権が誕生する見通しとなった。選挙管理当局の集計によると、
カスティジョ氏は決選投票で、ケイコ氏を4万4263票上回った。得票率差でみると
0・26ポイントの僅差。ケイコ氏はカスティジョ氏の陣営が開票所で不正をしたとして
一部票の無効化を訴え、JNEが約1カ月半かけて審査していた。(産経 2021/7/20 10:04)