私は、旅に出る。今度こそ、旅に出る。いつもと反対方向の電車に乗り 見たことのない
風景を見るために 怖いけど、やめちゃいたいけど 意味のないことなのかもしれないけど でも…
(●▲●)「キマリさんどこ行くんすか」
「宇宙(そら)よりも遠い場所」の中で惜しいのは多々良駅と茂林寺前駅の位置を入れ替えた事。
地元民からすると「ん?」となる。それがこのキマリさんのセリフに現れている。
いつもと反対方向の電車(学校へ行くのとは反対方面に向かう電車)
キマリさんが通っている学校の最寄り駅は茂林寺前(駅)という設定。
いつもの方向の電車(館林、茂林寺前、川俣…)
それとは反対方向の電車なら「館林、多々良、県…」になるはずなのに
館林から浅草方面の電車に乗って旅に出るキマリさん。
(●▲●)「それいつもと同じ方向じゃないですか」
館林から浅草方面(館林、茂林寺前、川俣…)
館林から太田方面(館林、多々良、県…)
キマリさんがいつもと反対方向の電車に乗ると言っておきながら
いつもと同じ方向の電車に乗っているとかいうのはキマリさんが錯乱している様に見える。
どうしてこうなったのか。
冒頭に書いた通り「宇宙(そら)よりも遠い場所」の作中で
茂林寺前駅と多々良駅の場所を入れ替えたから。
現実世界の東武鉄道:県、多々良、館林、茂林寺前、川俣…
玉木世界の東武鉄道:県、茂林寺前、館林、多々良、川俣…
(●▲●)「どうしてこうなった」
制作陣が多々良という地名と茂林寺前の駅前のロケーションと茂林寺(という存在)の両方を欲しがったから。
玉木さんたちの暮らす世界の東武鉄道では駅の位置が入れ替わっていると承知して(作品を)ご覧ください。
……。
現実世界の東武鉄道の館林駅の地上改札口のあたりでぐんまちゃん(2代目)の幟の隣に
キマリさんたち4人の集合バージョンの幟が掲げられてるとぐんまちゃんの着ぐるみを着た
キマリさんたちを想像してしまうのは私だけでしょうか。
英字で「KIMARI」と書いてあると彼女の「本名が」キマリさんだと思ってしまいそうになるよね。
※玉木マリちゃんで、あだ名が「キマリ」。
あとの3人が「しらせ」「ひなた」「ゆづき」と名前がひらがなにすると3文字なのに対して
1人だけカタカナで2文字というのは特異性が現れているというかファンキーというか
どうしてこうなった感があって面白いですね。
(●▲●)「玉木さんだけぐんまちゃん(初代)の着ぐるみな」
ぐんまちゃん(初代)
昭和58年(1983年)に開催された国民体育大会(あかぎ国体)のマスコットとして
馬場のぼる氏のデザインで登場。「サラブレッド系」とかで走ってそうなそれ。
ぐんまちゃん(2代目)
平成6年(1994年)に開催されたゆうあいピック群馬大会のマスコットとして
「ゆうまちゃん」の名前で登場。デザインしたのは当時の県職員。2008年にぐんまちゃんを襲名。
(●▲●)「」
館林→羽生→熊谷→深谷
大河ドラマ「宇宙(そら)を衝け」 アニメ「青天(せいてん)よりも遠い場所」
(●▲●)「な ぜ 入 れ 替 え た」
「青天を衝け(せいてんをつけ)」は、2021年(令和3年)2月14日から放送されているNHK大河ドラマ
第60作。「日本資本主義の父」とも称される渋沢栄一を主人公に、幕末から明治までを描く。
「ぐんまワンデー世界遺産パス」は高崎線では高崎−深谷の区間が乗り降り自由の区間。
館林から深谷まで行くのには使えないがまぁそういう切符もあるという事で。
「ぐんま」とついているのに埼玉県の深谷市にある深谷駅まで?という疑問も出てくる感じだが
世界遺産のひとつ「田島弥平旧宅」が伊勢崎市の住所ではあるがぶっちゃけた話場所は事実上の深谷市。
伊勢崎駅から行くよりも深谷駅から行く方が近いから深谷駅までが有効区間の範囲となっている。
「田島弥平旧宅」と「渋沢栄一記念館」を一緒に巡ってみてはいかがでしょうか。
(●▲●)「アリオ深谷」
深谷市出身の人物が主人公の大河ドラマが放送中とはいえ幕末から明治のお話。
現在の深谷市が舞台になっている訳ではない。まぁ「現代の深谷市民は何が楽しいん?」となる。
まぁそんな事を現地(深谷市)で言ったら袋叩きにされそうですが。
それなら宇宙(そら)よりも遠い場所の方がアニメに出てきた舞台がほぼそのまま存在している
(一部の舞台は取り壊されたりしておりますが)方がまだ「作品の中に入り込んだ」感はあるかなと。
どちらも楽しいので別に構いませんが、深谷市の場合は渋沢栄一氏とは関連の薄い施設だけど楽しい場所。
そういう場所も合わせて訪れておく事で満足度は高くなるものと思われる。
(●▲●)「アリオ深谷」
アリオ深谷でおみやげを買うとか珈琲館でコーヒーを頂くとかしてみてはいかがでしょうか。
以上。