2021年06月25日(金)検討

[ 伊勢崎オートで「10円くじ」検討 ] 群馬県伊勢崎市が伊勢崎オートレース場でのレースを活用した
非予想型のデジタル車券を導入する方針を固めたことが24日、分かった。複数の関係者によると、
車券、馬券、宝くじなどを含め最少額となる1口10円での販売を検討し、年内の販売開始を
目指している。「10円くじ」は、主に同場でのレースが対象。指定された連続2レースで
事前に配布された1着の数字が一致して当たりとする2重勝式、連続3レースの1着で当たる
3重勝式とする見通し。対象レースが6車立て2重勝の場合、36分の1の高確率となる。
1口10円が実現した場合、100口をまとめて購入するなど幅広い買い方にも対応可能となる。
同市は売り上げを新型コロナウイルスなどの感染症対策や福祉、教育などに充てたい考えだ。
同市の臂(ひじ)泰雄市長は“新車券”について「具体的なところは発表できるレベルではない」と
明言を避けたが、新たな財源確保の必要性を強調した。「かつて、伊勢崎オートは40億円以上を
一般財源に繰り入れ、市政運営に貢献していた」と説明。「新しい取り組みをしてオートレースを盛り上げ、
税収に関係するような方策を一つの選択肢として考えている」と述べた。(報知 6/25)

2021年06月25日(金)12時05分58秒