[ 石原慶幸氏が指摘 ] 石原はきっと悔いが残っているに違いない。2−0の七回1死一、二塁で
ソトに一時逆転を許す3ランを浴びた場面だ。打たれたのは初球の直球。外角低めを狙った球が、
少しだけ甘くなったところを捉えられた。ソトは直球系に強く、右翼方向にも本塁打が打てる。
それをわかった上で、コルニエルに直球のサインを出しているはずだ。選択がダメとは言えない。
一発を避けるために、例えばジェスチャーや構え方などで伝えられることはなかったか。
次の試合に生かす部分はあると思う。1軍にいる以上、「経験」という言葉では済まされない。
それは勝利が求められているから。同じような場面がきたときに、同じ失敗をしないよう
取り組んでいってほしい。攻撃面では西川に2本の適時打が出た。打順が下がり
責任を感じていると思う。一方で悔しさもあっただろう。出した結果を復調のきっかけとして、
本来の打撃を取り戻してほしい。(デイリー 2021.05.17)