「こどもの日」の一戦、カープキッズは現実の厳しさを叩き込まれる。救われないまま終わった9連戦(安芸の者がゆく)
(●▲●)「そうか?」
(●▲●)「そんなに悪くはなかったが?」
1:これまでにあまり活躍できてこなかった選手たちの名前が1軍の公式戦に目立ってきた。
いよいよ2軍から1軍への進撃を開始した選手たちの姿がチラホラ。全く芽が出てこないよりは遥かにマシ。
2:「原因不明」の不調が一番困る。今の広島の不調の原因は一目瞭然。
とにかくバットが振れていない。ボールを待ちすぎて慌ててバットを出している。
各打者が楽をしようとしている。打率を残すにはとにかくバットを振りまくるしかない。
バットを振って振って振りまくる。
今日の試合の中で最もバットが振れていたのは2軍から上がってきた正随という時点でお寒い内容。
1軍と2軍の思考と練習内容の違いがそこにかいま見得た。
正随の打撃は昨日といい今日といい巨人の好守備に阻まれたが当たりそのものは悪くなかった。
もう正随もそんなに若くない。不調の西川に変わって1試合スタメンで出してやったらいい。
次に大きな不調の原因は打線の組み方にセンスを感じない。
ある程度ヒットは出るがあと1本が出ない。フラストレーションの溜まる鬱鬱展開。
まずは各打者にバットを振らせてスイングを鋭くさせる事。その事が最優先。
その最優先事項を果たさせた上でセンスのある打順を組んで「これが2021年の広島打線だ!」と
言える様な基礎を組み立てる事。誰が今の1軍公式戦の打順を考えているのかは知らないがセンスがない。
1(二)菊池
2(三)安部
3(中)羽月
4(右)鈴木
5(一)坂倉
6(左)正随
7(遊)小園
8(捕)石原
9(投)先発
相手先発によって5番が坂倉かクロンになる。
正直「早見沙織さんのキャラクターで打線組んだwww」とかやってる俺の方がセンスあるわ。
打線を組むセンスは野球に関係ない事でも打線を組んでいく事。日々「打線を組んで組んで組みまくる事」。
ガチのマジでしゃかりき(がむしゃら)になって同じ事を繰り返しながらの練習を行っていく事。
それが上手くなる唯一の方法。
3:佐々岡に人心掌握術を感じない。
後手後手にまわってからの思い出登板(高橋)。後手後手にまわってからの思い出代打(長野)。
こんな選手の使い方では選手も気合いが入らない。
「いい場面」で使う事。
「使われる側が納得の行く場面」で使う事。
人の心に炎を燃やす。そうした場面場面の判断に秀でた人物が監督であるべきだが佐々岡にはその判断力がない。
4:いい状態をよりよくするのは難しい。悪い状態をよくする方が実は簡単。
今の広島は例えるなら水をたっぷり含んだ雑巾の様なもの。そっちの方が絞って水を出すのは簡単。
少ししか水を含んでいない雑巾を絞って水を出すよりも簡単。むしろ今のチーム状態の方が腕をぶすには適している。
……。
「やるべき事をやれば結果はついてくる」
「やるべき事とやらなくてもいい事を分けられる能力こそがこの世界で(自分に)求められる能力」
「プロ野球は勝率6割で優勝の世界。勝率6割なら4割は負ける」
「勝負事は勝つ者がいれば必ず負ける者がいる。むしろ『負けた事』から何を学びとるのか?が重要」
どうして負けたのか。何をすれば負けない身体や心を作る事ができるのか。
それを考えながら、時には失敗しながら事(こと)に当たっていく。
負けた事を糧にして今度こそ勝てる様にする事。
そうした諦めない努力の必要性を説いていく。
(●▲●)「世の中そんなに悪い事ばかりじゃないよ」
以上。