2021年04月16日(金)人権問題

[ 中国、カゴメに反発 人権問題「根も葉もない」 ] 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は
16日、カゴメが人権問題などを理由に新疆ウイグル自治区で生産されたトマトペーストの使用を
やめるとしたことに「いわゆる人権問題は、根も葉もない話だ」と反発し、強制労働はないと
主張した。環球時報は「新疆のトマトは大規模生産、機械化が進んでいる」と指摘した。
現地で800人を雇用しているトマト生産企業は「従業員に高水準の賃金を支払っている。
勤務時間も8時間だ」と説明したという。現地の専門家は同紙に「新疆産トマトは
供給が追い付かないほど需要がある。どこかの企業が買わなくても関係ない。
彼らの原材料費が上がるだけだ」と述べた。カゴメは14日、人権問題への
懸念の高まりやコストなどを総合的に判断し、同自治区のトマトペーストの使用を
2021年中に取りやめると明らかにした。(産経 2021.4.16 18:58)

2021年04月16日(金)20時16分22秒