2021年03月10日(水)延期

[ OCN モバイル ONE、新料金プラン発表を3月下旬に延期 ] NTTコミュニケーションズは、
「OCN モバイル ONE」新料金プランについて、発表を3月下旬に延期する。
同社は当初、3月12日に新料金発表会を実施する予定だった。

ドコモ回線とau回線を比較した場合、同じ場所で同じ時間に通信テストをかけた際の通信速度は
ドコモ回線の方が高速になる確率が7割。ドコモの電波網とauの電波網では電波の入り方に違い。

周波数帯の違い、電波強度の違い、そして何より電波をなんとかしようという気概の違い。

それらによってドコモ回線の方が高速通信可能な事例の方が目立っている。

したがってMNOの相手先はNTTドコモの方がマシ。この時点でUQ mobileだとかのKDDI系は消える。

「ドコモ系MVNO」でどこを選ぶべきか。

・料金
・通信品質
・アフターサービス

主にこの3つが比較対象となる。

mineoの新料金プラン「マイピタ」

1GB:音声つき1,180円、データ通信のみ800円
5GB:音声つき1,380円、データ通信のみ1,150円

IIJmioの新料金プラン「ギガプラン」

2GB:音声つき780円、データ通信のみ680円
4GB:音声つき980円、データ通信のみ880円

※料金表示は税抜き価格。

y.u mobile

5GB:音声つき1,639円、データ通信のみ990円

※料金表示は税込み価格。

新料金を発表した主なドコモ系MVNOのプランはこの様な内容になっている。
これまでは横並びに近い料金体系だったがその横並びが崩れている格好になっている。

(●▲●)「さてと」

(●▲●)「いきますか」

マイピタの1GBプランは不要。データ通信で比較的容量を食うアプリの更新や動画配信。
そうした物を利用する機会の増加を思えば月1GBは「最低料金いくらいくらから」と
宣伝する以外の目的が見えない。mineoは通信の最適化をやらかしてしまっているので評価が下がる。

IIJmioは「ギガプラン」で音声回線に誘導したがっている。そういう価格設定を繰り出した。
それはかまわないんだが昼間の通信速度の遅さはMVNOの中でも「特に遅い」分類に入る。
この低料金化でどうやって高速化のために使う原資を確保するんだ?もはや疑問符しか浮かばない。
2GBの音声つきプランで980円、4GBの音声つきプランで1180円(いずれも税抜き価格)でよかった。

正直、影響がないとは申し上げられません。既存プランより快適にご利用いただけるよう
帯域確保等の設備設定を入れていきますが、お昼休みや通勤時間にもMNOと同等の通信速度が
必要なお客様は、MNOのサービスをご利用になる方がよろしいかと思います。
今後も弊社としてできる範囲で努力してまいります。(@iijmio)

誠実ではあるが誠実だけではダメ。低速だと理解しているのであれば
客からの原資を一定量確保する事によって高速化可能なので
安さばっかりを追求しないでくださいと客に注意するぐらいの度胸が必要。

mineoのマイピタは「客を舐めてるんか?」という1GBの次は5GBという「飛んでる」体系に難あり。
IIJmioのギガプランは「安すぎ。これで帯域の確保に必要な原資は賄えるんか?」という点に疑問符。

y.u mobileは、まぁGoogleの「インターネット速度」で実施可能なスピードテストでは高速通信が可能。
他のサービスとは異なり「通信量の繰り越しが最大100GBまで無期限での繰り越しが可能」という事で

利用者「翌月に消えてしまうギガは今月中に使い切らなきゃ〜」

的な思考における消費行動が原因で発生するスピードテスト連発などの通信量増大の影響をあまり受けない。

無理して通信しなくてもいい分過剰なトラフィックの増大の影響を受けにくい。

なのである程度高速通信が可能な状況を作りやすくなっている。

この「ギガ無期限繰り越し(最大貯蔵量は決められているけど)」は他社も真似していいと思っている。

さて、以上の新料金の発表、実施を受けてOCNがどの様な料金体系を出してくるのか。
ある程度、社内での議論が紛糾している様相が透けて見える。

(●▲●)「よし」

(●▲●)「智恵を授けて差し上げよう」

1:音声つきプランへの誘導をかける方が正解。

MVNOは携帯オタクのおもちゃ。それが実情。その実情を脱却して一般人にもある程度利用してもらうには
音声つきプランでないと誘導できない。かけ放題は5分かけ放題をオプションでつける程度が限界。
音声通話に関してはRCSによる時間制限なしのかけ放題(2時間ぐらい通話したらさすがに切るけど)とした
楽天モバイルが「Rakuten Link」でやってる方式ぐらいしか活路がない。

RCSによる通話で使用するパケットはデータ消費にカウントしない事が求められる。

2:データ通信の容量は「2GB」「5GB」「10GB」でいい。

20GBはキャリアのオンライン専業プランと重複する。まず勝てない。小容量でチマチマやる人向けになる。

3:誰かとシェアするプランは大体喧嘩になる。創設しない方がいい。

家族でシェアする場合、娘が大量に使って父母の分が足りない〜などの様な形で喧嘩が発生する。

4:高速データ通信可能な容量はy.u mobile方式の無期限繰り越しを採用した方がいい。

「うちだけの専売特許だから〜」と言わず、y.u mobile側は「MVNOがよくなるんだったら」と承諾した方がいい。

5:LINEの年齢認証をMVNOでも使えるようにしろとLINEに圧力をかけた方がいい。

LINE(アプリ)よりもTelegramの方が圧倒的に使いやすいが日本人の場合
「メディアで宣伝されていない物は世の中にないのと同じ」なのでLINEしかしらない頭がパーな奴が殆ど。
ある程度LINEをフリーハンドで使える事は必要。そこはMVNOがスクラムを組んでLINE(会社)に求めた方がいい。

(●▲●)「やるべき事をやらず、やらなくてもいい事をやっているのはバカの証拠だよね」

以上。

2021年03月10日(水)21時35分13秒