[ ニューイヤー駅伝、区間オーダー発表 ] 「第65回全日本実業団対抗駅伝競走大会」
(日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社・TBSテレビ・群馬県共催)は2021年1月1日
午前9時15分スタート、前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間、100キロのコースで開かれる。
30日に前橋市内で監督会議があり、チーム関係者に新型コロナウイルスの感染者が出て辞退した
カネボウを除く36チームのオーダーが決まった。5連覇を狙う旭化成は、東京オリンピック1万メートル代表の
相沢晃が10日前に右膝を痛めて欠場。ただ、最長4区(22・4キロ)に今季好調の鎧坂哲哉、
準エース区間5区(15・8キロ)に5年連続で村山謙太を起用するなど充実の陣容となった。
東京五輪マラソン代表の富士通・中村匠吾は4区、トヨタ自動車・服部勇馬は5区といずれも主要区間に配置された。
4区には、鎧坂と中村匠のほか、前回区間新記録の井上大仁(三菱重工)、12月4日の日本選手権
1万メートル2位の伊藤達彦(Honda)、マラソンで2時間7分台の一色恭志(GMOインターネットグループ)、
ハーフマラソン日本記録保持者の小椋裕介(ヤクルト)ら各チームのエースが名を連ねた。外国人選手が
唯一出場できる2区(8・3キロ)は31チームが外国人ランナーを起用した。12月の福岡国際マラソンで優勝した
吉田祐也(GMOインターネットグループ)は7区(15・5キロ)に起用された。(毎日 2020年12月30日 19時06分)