[ 和田健太郎がグランプリ初制覇 ]　KEIRINグランプリ2020は初出場の和田健太郎（３９＝千葉）が制した。
２着は脇本雄太（３１＝福井）、連覇を狙った佐藤慎太郎（４４＝福島）が３着。（日刊 2020年12月30日 17時2分）

脇本が８番手から仕掛け。松浦が脇本の後ろを狙うも平原が阻んだ。
道中常に３番手、中段の位置を確保していた郡司が最終バックで切り込んで番手の和田が
最後は脇本の外に出来た進路を突いて脇本を交わした所がゴール。外から突っ込んだ佐藤が３着。

……。

とにもかくにも実力だけでは勝てない。運も含めた「総合力」を発揮しないとこの競走は勝てない。

２年連続２着と惜敗した脇本の実力はやはり折り紙付き。
惜しむらくは落車明けだった事。もしも万全だったら？みたいな事は常に考えてしまう。

脇本の強さを認めながらも、郡司のエスコートは地元地区のバンクという事もあってか非常にお見事。
その郡司の番手に付ききって優勝への道をこじ開けた和田健太郎の努力に乾杯。

非常に面白い競走だった。

グランプリが確定したその瞬間から来年のグランプリへの競走がはじまる事になる。

以上。