[ 武田総務大臣「MVNOに一番恩恵ある」 ] 現状では、いわば大臣の鶴の一声で動かそうとする
形だ。しかし何らかの制度が伴わないまま、大手3社の値下げが先行すれば、新規参入の
楽天モバイルや、割安な価格で提供してきたMVNOへの影響は避けられないのではないか、
その結果、大手3社の寡占化を後押しすることにならないだろうか。そうした疑問に武田大臣は
「大手3社の寡占化を後押しするわけはない。この異常な環境を正常化するために努力している。
MVNOが犠牲になるという指摘だが、とんでもない。乗り換えにともなう全てのハードルを取っ払おうとしている。
一番の恩恵はMVNOの皆さんに来る」と力説する。(ケータイWatch 2020年12月1日 10:14)
武田総務大臣「MVNOに一番恩恵ある」
逆。
MVNOの淘汰が始まる。
1:通信速度の出ないMVNOが淘汰される。
2:携帯キャリアの「光通信と携帯通信をセットにしてお得!」と言われたら大衆はそちらに傾く。
3:通信速度は基本「サブブランド>越えられない壁>MVNO」。MVNOに対抗できるだけの財力はない。
MVNOが大量に合併して淘汰されて消えて行って「契約回線数と企業資本」が潤沢になって
初めてようやくサブブランドに対抗「できそう」な陣営がポツンポツンと生まれてくるかもしれないね。
って言う程度。
「うわーこの格安スマホ超速度遅せぇーもう無理ぃー」とか言われているのがMVNOの実情。
武田総務大臣に限らず「自分は(格安スマホを)使った事がないであろう」連中の無理解には辟易する。
国民から電波を借りて企業運営をしている以上国民の声を聞けと。
国民が「携帯代高すぎるんじゃ」と言ってくるんだから当然値下げの検討は必要だろ?と。
それが出来ないんだったら国民に電波を返上して会社を畳めみたいな話にもなってくる。
もちろん暴力的な鶴の一声を肯定するつもりはないが。基本的には「協業」である事。
これをこうしたら値下げ出来るんとちゃいますのん?みたいな内容を合わせて提案する事。
それがないから今の総務省のやり方は暴力団みたいな様相に見えてしまう。それは総務省の失態。
……。
ドコモがサブブランドを創設すると言ってもまっさらな状態からの新規事務手数料とSIMカードの
発行手数料、それと音声プランとデータ通信プランをどのように構築してくるのか?とか
そうした諸々の内容が未だ不明なのでドコモのサブブランドは無いものとして扱っていき
ドコモ系MVNOでは珍しく速度の遅くない回線を提供しているy.u mobileを中心に
通信手段を構築していくというのが現状での比較的賢い選択絵巻。
以上。