2020年11月30日(月)調査

大手携帯キャリアと比べて毎月のスマホ料金が安いのはうれしいが、肝心の通信速度は遅いと
言われている。実際のところはどうなのかを探るべく、人気12回線の通信速度を調査。(松村武宏)

(●▲●)「全然ダメ」

1:使用している端末が「P10 lite」。バンド42に対応していない。端末の性能が低い。

「下り最大 262.5 Mbps、上り最大 50 Mbps」の端末じゃ速度比較は出来ない。

端末を複数台揃えるのにお金が掛かる…という話もあるが最低でも「Xperia XZ1」を持ち出さないとダメ。

SIMロックを解除したXperia XZ1で揃える。ドコモ(SO-01K)、au(SOV36)、ソフトバンク(Xperia XZ1)。
端末を揃えた上でドコモ系MVNOならSO-01Kで測定、の形式で計測を行うべき。

2:「RBB SPEED TEST」を用いた方法?全然ダメ。

実態にそぐわない。Googleで「インターネット速度」と検索すると出てくる速度測定ページによる測定が無難。

3:通信「速度」にのみ拘っているのがダメ。

通信の快適性はPingの応答速度が影響を与える。ドコモ回線よりもau回線の方がPingは高速。
単純に「シンプルな(ファイルサイズの重くない)ページを表示する」だけならUQ mobileが最速に近くなる。

ただしUQ mobileは特定のバンドでのみ通信速度を(わざと)遅くしている?の様な挙動を示している。

電波の強度は十分(マイナス100dBよりは強い)、特に通信が混雑する時間帯でもない。

にも係わらずUQ mobileの(KDDI回線の)バンド18(26)による通信では速度が伸びない。

場所にもよるが下り速度が6Mbps程度で頭打ちになるのは解せない。

同じ場所でy.u mobileの(ドコモ回線の)バンド19による通信では20Mbps程度の下り速度が出た。

同じ端末で同じ場所で同じ時間帯で似た様な周波数帯でこれだけの差が出るのか?と驚いた。

Pingの応答速度の速さ:au系高速MVNO>ドコモ系高速MVNO

通信速度その物の速さ:au系高速MVNO<ドコモ系高速MVNO

こういう傾向が存在している。

4:掴んでいるバンドを明示していない時点でダメ。CAの有無を明示していない時点でダメ。

そういう訳で全然参考にならない自己満足でしかない計測を実行してそれを記事にしているんだから頭が悪い。

以上。

2020年11月30日(月)14時15分39秒