2020年11月20日(金)携帯電話

[ 携帯各社の値下げプラン「羊頭狗肉」と不快感 ] 菅義偉内閣が進める携帯電話料金の
値下げについて、武田良太総務相は20日の記者会見で、KDDI(au)やソフトバンクが示した
サブブランドを使った、新プランの創設について、「ほとんどの方が契約するメインブランドは
まったく新たなプランが発表されていない、羊頭狗肉で問題だ」と不快感を示した。
その上で、こうしたプランが実質的な負担軽減につながっていなければ「これまでとは
違ったフェーズに変えて、さらに一歩踏み込む」と言及した。(産経 2020.11.20 11:04)

ほならね、具体的に「これをこうすれば値下げできる」と言及したらいいんですよ。

日本の国土の4分の3は山々。そういう山々にもある程度電波を行き渡らせる必要がある。
電波の整備にお金が掛かる分利用料金が高くなるのは致し方のない事。

料金は高いが質も高い。それが日本の携帯電話の現状。

「値下げしろ」と言うのであれば「これをこうしたら値下げできるよ」とした提案も同時に出す事。

……。

1:「+メッセージ」の廃止。

キャリア別に分かれている無駄っぷり。MVNOでは使えない無用の長物。
Googleの「メッセージ」アプリでRCSが使える様になった。「チャット機能を使用する」の
ポップアップが割とウザい(無効にしていても出てくる)がこれを使えばキャリアに関係なくRCSが使える。

こうした形でアプリの無駄をなくす事。
キャリア謹製のゴミアプリは排除の方向に向かわせて開発費を抑制する事。

2:顧客窓口を減らせば?

キャリアショップの店員よりも街の携帯ショップの店員よりも家電量販店の携帯売り場の店員よりも
携帯オタクの方が普通に詳しいこの現状。「人余り」の様相が見てとれる。
販売コストの圧縮と人的リソースの配置転換。

3:パケット代が高い?ならWi-Fiを提案すればいい。

理想に比較的近いのはドコモ。コンビニ御三家で使えるWi-Fiは「d Wi-Fi」だけ。
ただし速度はセブンイレブンの一部店舗を除いて出ないものとして考えた方がいい。
街中で使う普段遣いに必要なパケット量を抑えた上で大容量通信をコンビニ等のWi-Fiで実行する。
その際に「通信しやすい環境」それでいて「コンビニ等の店舗側の儲けにつながりやすい環境」を作っておく。
大容量通信をビジネスチャンスに変える環境の提案と現場作り。

全国のマクドナルドでd Wi-FiがNTT BPの手によって整備され高速通信が可能になったら
それ目当てで来客する層も増え、dポイントが貯まる、使える、dポイント利用者に今ならポイント還元率
1%を3%にアップします!となったら通信を利用する人も利用される店側もいい事が増えていく事になる。

こうした形での協業ビジネスの確立。これを提案する事。

……。

以上の様な政策も提案せずに「値下げしろ値下げしろ」とかどんだけ政府は白痴で上から目線なの?

そう言わざるを得ない。

以上。

2020年11月20日(金)16時02分12秒