2020年11月15日(日)終了

[ GoToイート予約、サイト相次ぎ終了 ] 新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた
飲食業界を支援する「Go Toイート」事業で、ポイントが付与される飲食店のオンライン予約が
14〜15日、大手サイトで相次いで終了した。10月1日の事業開始から予約が延べ5千万人
以上に膨らみ、国の予算が上限に達したためという。感染状況が悪化する中で、
店側は「この先どうなるのか」と不安を口にし、一方で、制度を活用してきた利用者からは
「もう一度復活を」との声が上がった。農林水産省によると、事業の予算額は616億円。
予約サイトを通じた飲食に次回以降に使えるポイント(昼食500円分、夕食千円分)が
付与される仕組みだった。開始当初の付与額は1日当たり6億〜7億円分だったが、
10月下旬ごろからペースが加速し、11月上旬には1日当たり約17億円分になった。
農水省は13日、「近日中に予算が上限に達する」として、付与が近く終わると公表した。
これに伴い、大手サイト「ぐるなび」は14日午後5時59分に、「ヤフー!ロコ」は
同日午後3時にそれぞれ予約を終了。「ホットペッパーグルメ」も15日午前2時で終わった。
他のサイトも近日中の終了を告知している。(産経 2020.11.15 18:34)

利用できる店が大量にある都会と利用できる店がそんなにない地方の格差を見た政策。

予約という制度の敷居が高すぎた。

ネット予約という制度はネットを使いこなせない人には難しすぎた。

この政策に関しては正直失敗。普通に食事券に対する補助を厚くするだけでよかった。

ポイント還元ならマイナンバーカードを組み入れた制度にすればよかったのでは?

そういう印象になる。

まぁ、今回の不測の事態に常に完璧に近い政策を提供しろと言っても無理。

ある程度は仕方がない。

それでもこの予約によるポイント還元の制度の基本設計は失敗だった。

以上。

2020年11月15日(日)20時57分49秒