[ NTTドコモ社長に井伊副社長 吉沢社長は取締役 ] NTTドコモは29日、吉沢和弘社長(65)が
退任し、後任に井伊基之副社長(61)が昇格する人事を発表した。電子決済サービス
「ドコモ口座」不正出金問題の再発防止とともに、菅政権が要請する携帯料金値下げに
取り組む。吉沢氏は代表権のない取締役に就く。いずれも12月1日付。(時事 2020年09月29日)
・ドコモ口座で傷ついたドコモの名誉回復
・5Gのエリアの整備
・菅総理から言われている携帯代値下げにどう応えていくか
これらが新社長への宿題。
……。
自分は以前から「moperaモバイル(仮称)」というサブブランドを作ればいいと言ってきた。
現在の「mopera U」ぐらいしかないそこのブランドに向かって徹底的に大鉈を振るっての再構築。
dアカウントを作ってdポイントを貯めようという展開をmoperaモバイルのユーザーに対しても開放。
顧客に関してはUQモバイル、Yモバイルといった他のサブブランドから集めればいい。
FTTHとのセット割も実現してやればいい。
例えば「auひかり+UQモバイル」という組み合わせでは割引は行われていない。
これが「ドコモ光+moperaモバイル(仮称)音声プラン」で月額料金200円引き!とかやってみろ?
値引きにもなるし顧客を集める呼び水にもなる。
ARPUの減少につながりそうなサブブランドの設立に関しては契約数の増加とFTTHの販促で対応する。
「ドコモ回線を使っています(けど速度は目茶苦茶遅いです)」とかいうダメなMVNOの巻き取りにもなる。
ドコモがサブブランドを始めたら吹っ飛びそうなサービスは結構ある。
ある程度「巻き取られていく(数社による寡黙な市場になる)」ものと見ている。
NTTドコモがNTTの完全子会社化する事でどの様な化学反応が発生するんだろうな。
次期社長の出方を含めて今後のNTTドコモの動きには注目が集まる事になる。
以上。