2020年09月05日(土)大炎上

[ 広島・大瀬良が大炎上 ] 先発した広島・大瀬良が早々とKOされて降板した。3回1/3を
投げ、9安打8失点の乱調。修正を図れないまま、四回途中でマウンドを降りた。(デイリー 2020.09.05)

昨日せっかく死闘で引き分けたのにその追い上げるという空気感をぶち壊した大瀬良とかいう悪夢。

……。

投球フォームがおかしい。解説の山本浩二さんのご指摘の通り。

1:肩の可動域が狭い。肩甲骨周りが動いていない。
2:テークバックの溜めが長すぎてリリースに間に合っていない。
3:スリークォーター気味の腕の振りになっている。腕が斜めってる。

だからコントロールも甘いし球も高めに浮くし球に威力がない。だから打たれて当然。

これをどうやって矯正していくか。

1:過剰な筋力信仰への歩みを止める事。筋力は維持できてこそ。維持できない筋力は邪魔なだけ。

肩甲骨周り。背筋を特に意識する事。

人間、表面から見える分かりやすい筋肉の方を鍛えて周囲からの目に酔いしれたくなってしまう。

しかしそれではダメ。身体全体を使って投げるなら身体全体の筋肉を鍛えておかないと全体は使えない。

「他人の目からは意識されにくい筋肉」をどれだけ鍛えていたか。

懸垂が一番だが鉄棒だと面倒な事になる。手で握るのではなく「指を掛けられる」器具での懸垂が吉。

実際には「持ち運ぼうと思えば持ち運べる背筋マシン」に頼る事になるだろうが。

2:テークバックは小さく。大きくするべきなのはリリース時の動き。前半ではなく後半の動きに着目しろ。

それまでの出力は0にしてリリース時のみ出力を100にする。「後半」をより意識する事。

人間が球を投げようとした場合、
投球動作前半への意識が過剰になって
投球動作後半への意識はびっくりするほど薄れてしまう。

それを逆にする事。

3:腕が斜めに落ちている。それを矯正するには側転倒立をするのが一番。

側転倒立をしようとすると両腕を意識する事になる。投げる方「ではない」腕の動きを意識させ
投げる方の腕と連動した動きを作る事。グラブが重くて連動できないならグラブを軽くすればいい。

側転倒立の動きを実施する事で「斜めから出ていない腕の出方」が意識の傘下に収まる。

……。

やるべき事をやって正しい方向性で鍛えていなければ打たれて当たり前。
會澤のリードも稚拙(どうしてこのカウントでそのコースに要求する?)という点もあるが
その原因は投手が拙いからダメになっているという投手側の責任が殆ど。

今の広島の投手陣が拙いから「どうして拙くなるんだろう?」と考えて研究して
改善点と改善内容が確立できたらあとはそれをやるだけで動ける身体作りが可能になる。
動ける身体の方が長生き出来て当然。広島の投手陣の拙さにむしろ自らを長生きへと結びつける
身体の確立が可能になる方法論が出来上がった。

自分には得しかない。

以上。

2020年09月05日(土)15時35分43秒