[ 安倍首相、28日に会見…コロナ対応に体調言及も ] 安倍晋三首相は、28日に記者会見を
開く方向で調整に入った。新たな新型コロナウイルスの対応を説明する方針で、
自身の体調にも言及する見通しだ。首相は新型コロナ対策にあたるため、6月20日まで
147日連続で執務した。過労や潰瘍性大腸炎という持病の悪化が懸念されたが、
官邸幹部は回復に自信を持ちつつある。一連の「健康不安説」騒動では、ニセ情報を流した
複数ルートがあぶり出されたという。「わが国が持つ強み、特性を生かして新たな日常を
構築していく必要がある」安倍首相は25日午後、教育再生実行会議で、新型コロナによる
学校休校を踏まえ、子供の学びを保障するのが重要だと、こうあいさつした。
この日、首相は2週間ぶりに午前から官邸に入り、閣議や各省幹部との打ち合わせなど、
約8時間にわたって執務をこなした。2週連続で病院で受診したことで広がる健康不安説の
払拭を図った格好だ。高市早苗総務相は同日の記者会見で、首相の閣議での様子について、
「いつも通りだった」と話した。28日の記者会見が実現すれば、今秋以降のインフルエンザの
流行に備えた、新型コロナの感染拡大防止に向けた新たな対策パッケージが説明される
可能性がある。政府内では、新型コロナを指定感染症(2類相当)とし、原則入院とする
現在の位置付けの変更についても議論が進められている。同時に、安倍首相の体調への言及も注目だ。
安倍首相は24日、慶応大学病院で17日に続き検査を受けた。同日、官邸に入る際、
記者団に検査内容や結果について、「またお話をさせていただきたい」と述べていた。
一連の「健康不安説」騒動では、永田町周辺から「重病説」や「退陣説」が流された。
明らかなデマも多々あった。官邸周辺は「複数のニセ情報ルート、謀略情報ルートが
明らかになった。『新聞・通信社関係』や『党幹部周辺』『厚労省周辺』『病院関係者』などだ。
寝首をかきに来た面々や、愉快犯のようにウソを吹聴している人物もいた。裏切り者がハッキリ分かった。
安倍首相は今後、適切に対応するだろう」と語っている。(zakzak 2020.8.26)
海外に「24日に安倍総理が辞任、暫定総理に麻生副総理」という話を流した
元総理、その元総理と親しい元閣僚がいます(青山繁晴)
ニセ情報を流して裏切り者を炙り出したと聞いて。