2020年07月29日(水)疑問

[ 安仁屋氏が疑問呈す ] 八回、本塁での広島・会沢のタッチプレーがリプレー検証により
アウトからセーフに覆った。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「このプレーは
アウトにすべきだ」と強く訴えた。安仁屋氏は「走者の大島が本塁へ滑り込む前に会沢の元には
ボールが返ってきており、タイミング的には完全なアウトだった。しかし、本塁でのブロックは
禁止されており、ホームベースを走者のために空けておかなければならないため、
会沢のタッチは微妙なタイミングになってしまった」と指摘。その上で「そもそも本塁での
ブロック禁止は選手をケガから守るためのものであり、会沢はその規則にのっとったプレーをした。
にもかかわらず、今回のような明らかにアウトのタイミングのものまでセーフになってしまうと、
コリジョンルールそのものが成り立たなくなってしまうのではないか」と危惧した。
アウトであればカープ1点リードのままこの回は終了。しかし、セーフになったことで
同点に追いつかれ、結果的に逆転負けへとつながった。安仁屋氏は「疑問の残る判定が
両チームの勝敗まで覆すような形になってしまった。審判団は今回のケースをきっちりと
検証すべきだ。セーフで本当によかったのか、今後のプレーに問題を残すことはないのか、
見解を示してもらいたい」と訴えた。(デイリー 2020.07.28)

2020年07月29日(水)03時24分51秒